『フラットベッドスキャナ付きレーザーで最小　コスト要注意　』 CANON Satera MF272dw 編集委員さんのレビュー・評価

　奥行き35cmの台に置けるコピー機能付きプリンターは、これまでインクジェットしかありませんでした。あまり注目されていませんが、MF272dwはモノクロレーザーの最小サイズを実現しています。

・前機種のMF262dw　幅390×奥行き405
・新機種のMF272dw　幅372×奥行き320

　ものすごく小型化したように見えますが、これには仕掛けがあります。新機種は給紙カセットと排紙ストッパーを本体寸法に入れていません。実際には最大170?飛び出すので占有寸法は小さくないです。

　購入してから、写真のように横置きにすることを思いつきました。前面にカセットが飛び出していると誤って壊してしまいそうなので、この方が安心です。横幅も小さくなったので、台から２cmほど飛び出すだけで許容範囲です。

　同時発売でADFつきの上位機種MF273dwは、比較図のように幅も奥行きもかなり大きい。競合他社の最小モデルも同様で、こうした設置方法が可能なのは現状、MF272dwだけと思います。

　印刷速度やコストは自宅ユースで印刷枚数が少ないため、あまり気にしていません。なので項目別評価は形だけです。量が多い時には別のレーザープリンターを使う予定です。

　インクジェットは一見、低価格ですが印字精度も悪いし交換インクのコストもかさむ。ようやくレーザー複合機に移行できたことをうれしく思います。

（2024.1追記）
　読んで下さる方が多いので追記します。
　まだ経験していないのであいまいに書きましたが、一般的な知識としてキヤノンの印字コストは競合よりかなり高価です。トナーをドラム一体で交換することも理由の一つです。

CRG-071（1,200枚）
競合メーカー　TN-29J（3,000枚）
　初期費用に惑わされず、ぜひ価格比較して下さい。

奥行き35cmの台に横置き	上位機種(右)との寸法比較(公式サイトの図)

　奥行き35cmの台に置けるコピー機能付きプリンターは、これまでインクジェットしかありませんでした。あまり注目されていませんが、MF272dwはモノクロレーザーの最小サイズを実現しています。

・前機種のMF262dw　幅390×奥行き405
・新機種のMF272dw　幅372×奥行き320

　ものすごく小型化したように見えますが、これには仕掛けがあります。新機種は給紙カセットと排紙ストッパーを本体寸法に入れていません。実際には最大170?飛び出すので占有寸法は小さくないです。

　購入してから、写真のように横置きにすることを思いつきました。前面にカセットが飛び出していると誤って壊してしまいそうなので、この方が安心です。横幅も小さくなったので、台から２cmほど飛び出すだけで許容範囲です。

　同時発売でADFつきの上位機種MF273dwは、比較図のように幅も奥行きもかなり大きい。競合他社の最小モデルも同様で、こうした設置方法が可能なのは現状、MF272dwだけと思います。

　印刷速度やコストは自宅ユースで印刷枚数が少ないため、あまり気にしていません。なので項目別評価は形だけです。量が多い時には別のレーザープリンターを使う予定です。

　インクジェットは一見、低価格ですが印字精度も悪いし交換インクのコストもかさむ。ようやくレーザー複合機に移行できたことをうれしく思います。