NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR レビュー・評価

動画撮影の必要性に迫られ、今年春にZマウントカメラを使い始めました。
Fレンズがあるので、FTZIIを使っての運用予定でしたが、Fレンズでは歩きながらでは動画はいまいちブレます。
18-35Gの広角側でも、シグマの10-20 F3.5EXの広角側でも、大きさ妥協して
24-70 F2.8G VRでも、動画ではいまいちでした。
Zレンズはできるだけ買わない様にしていましたが、パワーズーム搭載のこのモデルは動画用と割り切って思い切って導入。
どのみち電子手ブレ補正を入れるとDXにクロップされるので同じことだと思い、DXレンズにはためらいはありませんでした。
今日色々とテスト撮影（階段、坂道上り、坂道下り、建物内歩き、路上歩き）を試したところ、
Fレンズで電子手ブレONで起こっていたこんにゃくもこのレンズだとそれほど目立たず、しっかりとした
ぬる〜っとした映像になりました。感動です。
電子手ブレを切ってもなかなかの補正力ですが、坂道になるとやはりカタカタとします。
Fのカメラでは本当に動画はダメ。据え付けの焦点固定撮影なら問題ないですが、こっちも動き、被写体も動きだとやはり最新ミラーレス＋それに対応したレンズが必要なことが分かりました。
素晴らしい。
パワーズームですが、内部で電子的に駆動しているようで、ズームさせて電源を切っても広角端12mmにリセットされてます。
もちろん筒が伸びるなどもありませんし、動き自体に物理操作が一切ないので、電子的に手元のプラスマイナスボタンでもズーム操作可能です。
手前に割り当て可能なファンクションリングも付いており、F値絞り操作に割り当てました。
電子手ブレ補正を入れての動画撮影運用なら完全にこのレンズ一択ですね。
ジンバル要らず、動画に関する機材をかなり省略できると思います。

みなさん、おっしゃれているように、隅々まで安心して見れる解像感があります。
望遠端でf5.6は暗く感じるかもしれませんが、かなり寄れるので、状況によってはボケも楽しめます。
背景を入れた自撮りも手持ちで出来ますので、もうこれが標準レンズで良い気がします。
難点は、DXレンズではフィルター口径が大きく、私が愛用しているH&Y社のRevoring46-62でDXレンズを網羅できない事くらい。

Z30に装着	広角端、絞り開放	広角端でローアングルから
そのまま望遠端へ	望遠端、絞り開放	保護用に互換フードを装着

Zマウントレンズは沢山もっていたのですが、軽さが魅力のZ30を買ってみましたら、広角レンズが足りないことに気付きました。
14-30ｍｍF4があったのですが、Z30には大きすぎる感じでしたので、APS-Cの16ｍｍ未満のレンズを探すと↓
https://kakaku.com/prdcompare/prdcompare.aspx?pd_cmpkey=K0001530315_K0001596183_K0001564546_K0001585566_K0001491237_K0001396639&pd_ctg=1050
比較表を見ていると、なんだか純正が一番魅力的で、お買い得な感じに思えてしまったのです。

さて、パワーズームなんてとバカにしていたのですが、このレンズはうまく出来ていますね。
リングの操作で、狙ったところでぴたっと止まるのには驚きました。
リモコンやボディー側から「＋／−」ボタンで操作するのは、ほかのカメラと似たような感じでワンテンポ遅れるのですけれど・・・、
たぶん自分の反射神経が鈍いのでしょう、ズーム速度を遅くすれば問題なく止められそうでしたから。

それから、ズーム範囲がフルサイズ換算で18ｍｍから42ｍｍと言うことで、旅行先でも広い風景から人物スナップまで使いやすいです。
また最短撮影距離が短く撮影倍率が高いので、旅先で見つけた草花や小物のアップにも使えそうです。
バリアングル液晶のカメラなら、背景を取り込んだ自撮りもしやすいと思いますよ。

写りに関しては、さすがに純正レンズですね、画面全体に安心して見られる画質で文句なしです。
ちょっと残念だったのは、フードが別売だったことですね。
なくても十分使えそうですが、保護のためアマゾンで互換フードを入手しました。

以上、ちょっと不満もあるわけですが、安くて軽くて写りが良いお勧めのレンズですよ。

軽くて取り回しが良い。値段も手頃、パワーズームが意外と使いやすいですね。人に薦めたいレンズです。

他のレビューワーや海外の専門レビューサイトと同じで、解像力に関しては文句なしです。
Zレンズに外れなしとは言いますが、これは他メーカーのものにはレベルの低いものが混在する中で、Zレンズは無印でもクオリティがそこそこ高いという意味です。

その中で、ZレンズのAPS-C用においては画面全域、周辺・四隅までシャープにカッチリと解像します。フルサイズの超広角ズームレンズでは、14-30mm F4や17-28mm F2.8の広角端については、絞っても四隅が解像しないという通常ありうる課題がありますが、本レンズはカッチリと写り、何の問題もないところに安心感があります。

スマートフォンから初めてZ50、Zfc、Z30のような一眼カメラを始めた人にとっては、この超広角レンズで周辺四隅までカッチリ写るというのは当然のように感じるのかもしれませんが、実はこれは凄いことです。むしろボケに期待して一眼カメラを始めた人には写り過ぎて物足りないかもしれません。

本レンズはパワーズームを採用していますが、静止画撮影においては、このPZが操作性においてマイナスになることがあり、ズームが遅かったり、回転に違和感があったりします。富士フィルムのXF18-120mmF4 LM PZはスチルでズームを使う場合にはストレスを感じますが、本レンズやSONYのFE PZ 16-35mm F4 GはPZを忘れるほど自然に使えます。

カメラ側からもズーム操作ができるのも便利で、発売は遅れましたが完成度の高いレンズです。

【操作性】パワーズームなので、直接操作するのとは若干ちがいますが、まあまあと言う所でしょう。

【表現力】ズームとは思えない切れが有ります。

【携帯性】インナーズームなので伸びることも無く、コンパクトです。

【機能性】本機のインナーズームが気に入って購入した理由です。

【総評】インナーズーム、AF性能、写りのどれとっても合格点です。
　　　　携帯性もよく、軽いので肩こり症の私は助かりました。

【操作性】

使いやすいけれど
手振れ補正スイッチを付けて欲しかった。

【表現力】

開放から使える解像度
しかしながら逆光ではゴーストが出やすい。

【携帯性】

快適！

【機能性】

値段なりで、普通レベル以上にはある。

【総評】

プラマウントなのと手振れ補正スイッチが無いのを除けば
価格も安く良いレンズです。
良く写るしオススメです。

　広角はあまり使うことがなかったのですが、北海道旅行に出かけるので、広く撮りたいものが多いだろうと、購入してみました。手頃な価格ですが、解像度が高くて嬉しい驚きでした。「Zレンズに外れ無し」は、この価格帯でも当てはまりました。DX用のテレ端28mmは換算42mmですので、標準域まで伸ばせるのも便利です。自撮り動画用途が多いかと思いますが、静止画の通常撮影でも十分魅力的なレンズと思います。たいへん軽いので旅のお供にしやすく、一本あると楽しさが広がります。

【操作性】
　難しいところはありません。ズームリングを手で使ってます（PZの意味なしですｗ）が、とても軽い印象です

【表現力】
　手頃な価格なのに解像力が高くて感心しました。遠景の山肌や樹木、草木の質感が見事でした。

【携帯性】
　とても軽くて助かります。私のような広角のライトユーザーにはうってつけです。

【機能性】
　明るさには限界があるので星４つにしましたが、AF精度は高く、AFスピードも必要十分でした。

【総評】
　旅のお供に買ってみましたが良い買い物でした。コスパはかなり高いと思います。

パワーズームは、過去に富士フイルムのレンズで悪い印象しかなかったのですが、店頭でこちらのレンズを触ってみて、富士フイルムとは全然違うと思いました。

パワーズームではなく普通のズームのように感じます。
ただ、いつまでもズームリングが回せてしまうところで、パワーズームと気づかされます。

写りはさすがＺレンズ・・・ハズレがありません。
ただ、過去にZ14-30mmやFUJIのXF10-24mmを使っていたことがあるので、超広角側が物足りなくはあります。

最短撮影距離が短いので、ぐっと寄れるのもいいですね。

35mm換算18mmは十分に超広角な焦点距離ですが、それ以上の画角を知らなければ満足出来ると思います。
DX機あるいはFXの高画素機にお勧めできます。

【操作性】 PZがこんなに使いやすくできてるとはおどろいた。ものすごく滑らかで違和感なく使える。

【表現力】広角ー標準の画角ズーム。とても使いやすい。DXサイズZマウント、この価格でこれはとても良い。

【携帯性】こんなものではないだろうか。小さいほど良いとはおもうけど、十分小型だとおもう。

【機能性】PZがとても使いやすい。動画でPZは便利だとおもっているけど、この程度のズームだとあまり恩恵を感じられないようにも思う。高倍率ズームのPZがほしくなってしまう。

【総評】
NIKON Z7につけて使用。Z7のDXサイズだと画素数が２０００万画素ぐらいになる。ふつうに使うには十分。　荷物の関係でフルサイズの広角レンズをもっていけないときに片隅に入れておけるのが良い。　このレンズをつかってDXのNIKONボディ（Z30など）がほしくなってしまった。買うかもしれない。

PZシリーズみたいなのをだしてほしい。もっと望遠まであるPZレンズがでたらよいとも思った。
以上

Z50+12mmF3.5	Z7+18mmF3.3	Z50+28mmF5.6
Z7+42mmF5.6	Z50＋16mmF8 ISO12800 AIノイズ低減	Z７＋24mmF8 ISO12800 AIノイズ低減

発売時、NIkon HPでこのレンズの「レンズ構成」を見るとEDレンズ、非球面レンズは各1枚しか使用しておらず、安いだけのレンズと思いましたが「デジカメinfo」の以下で「ズーム全域で…見事な解像力」とのベタ褒めの記載があり。
https://digicame-info.com/2023/06/z-dx-12-28mm-f35-56-pz-vr-3.html
半信半疑で購入し、APS-C：Z50+12-28mm、フルサイズ：Z7＋14-24mmと24-200mmで画質を行ったところ、タイトルに記載した通りの驚きの結果でした。高品質を低コストで実現できるNikonの実力を実感しました。

＜画質比較結果＞
＊全紙（幅560mm)サイズに拡大し距離60cmで目視比較：ズーム全域で開放からフルサイズとほぼ同等の画質でした。
＊全倍（幅900mm)サイズに拡大し距離60cmで目視比較：F8に絞ればズーム全域でフルサイズとほぼ同等の画質でした。
＊ISO12800撮影での画質比較：ほぼ同等の画質でした。Z50とZ7は１画素面積がほぼ同じであることが理由と思われます。
注）レンズ性能が良い事が絶対条件だが全紙サイズまではAPS-C 20メガピクセルで十分と自分は思います。先日、風景写真家 喜多氏のOMD-EM3による作品展を拝見。4/3型20メガピクセルでも全紙サイズなら画質問題は感じませんでした。

＜その他12-28mmレンズ評価＞
＊広角範囲がフルサイズ換算で18-42mmはスマホ同様、風景や一般撮影で頻度が高い焦点域であり常用に使えます。
＊Z50との組み合わせで重量は680gと軽く手によく馴染む。標準の18-140mmを加えても1kgを切っておりAPS-C(Sony,Fuji)の中で最軽量で使いやすいです。（CanonはAPS-Cミラーレス広角Zoom無く対象外）
＊Z50のバージョンアップでファインダー内と液晶画面に常時18-42mmレンズの焦点距離が表示され、16mm（換算24mm)で撮影したいと思った際にファインダーから目を離さず出来る事はすばらしいです。電動ズームの操作はスムーズです。

＜画質比較方法＞
＊APS-C：12,18,28mmに対し開放及びF8で撮影。
フルサイズ：18,27,42mmに対しAPS-Cと同じF値及びF8で撮影。
計12枚全てISO400で撮影。画素数がZ7の横8256Pixcelと同じになるようにZ50の画素数をLightroomで処理し同じ大きさで比較。画素数を処理で増してもレンズ性能の良否は忠実に再現されますので比較に支障はありません。
＊全紙基準比較では開放で18mmの周辺部のみ僅かに劣り、他の比較11ヶ所では同等であった。
＊全倍基準比較では F8で12mmの周辺部のみ僅かに劣り、他の比較11ヶ所では同等であった。
注）画像を等倍に拡大しより近くから見れば多くの画像でフルサイズの方が良いですが、実用的条件で比較すべきです。
＊ISO12800撮影ではAPS-C,フルサイズともノイズが大きいため現在の作品作りではAIノイズ低減処理が一般化しています。

＜添付写真＞
１：Z50＋12-28mmレンズにて12mmF3.5で撮影。
２：Z7 ＋14-24mmレンズにて18mmF3.3で撮影。
３：Z50＋12-28mmレンズにて28mmF5.6で撮影。
４：Z7 ＋24-200mmレンズにて42mmF5.6で撮影。
注）Z24-200mmは過去のテストでZ24-70mm同等の高画質。
５：Z50＋12-28mmレンズにて16mmF8 ISO12800で撮影。
LightroomでAIノイズ軽減処理。
６：Z7 ＋24-200mmレンズにて24mmF8 ISO12800で撮影。
AIノイズ軽減。比較のため画素数横幅5568Pixcelに調整。
注）価格COMでは８MB以上の画像はErrで添付できず7MB程にLightroomで調整しました。

追記：「Z50ボディ」レビューに　Z50＋12-28mm+18-140mmのシステムの評価を記載しました。
　

【操作性】フジのXマウントの電動標準ズームで電動アレルギー発症した人にはアレルギーを抑え込むいい薬だと思います。

【表現力】ニコンのレンズのこれまでのイメージ通り。

【携帯性】軽い、ちょっと長い。

【機能性】ズームの感触は悪くないのでそれだけで満点。

【総評】単焦点メインの自分には寄れるしこれが標準ズームでもいいのかなと。フードは付属にしてほしいくらい。

お値段以上の使いやすいパワーズームレンズです。
パワーズームと言うと思った焦点に止まらないレンズがありますが、このレンズはピタッと止まります。

【操作性】
パワーズームを採用しているのでスムーズなズーミングが出来ます。
ズーミングの速度は11段階から選べるので思い通りのズーミングが出来ます。

【表現力】
最短撮影距離が0.19mと近づくことが出来るのでダイナミックに撮影できます。
テーブルフォト等で撮る時には座ったままでも大きく撮れます。
広角レンズですが被写体に近づいてボケを活かす撮り方も出来ます。

【携帯性】
超広角ズームレンズとしては軽く（約205ｇ）、小さいく旅行や散歩の時もかさばりません。

【機能性】
インナーフォーカスなのでレンズが伸びたりしないのも使いやすいです。
防塵・防滴に配慮した設計なので天候が悪化しても安心して撮影できます。
フォーカス・絞り値・露出補正・ISO感度機能をカメラからコントロールリングに割り当てられることが出来ます。

【総評】
NikonZレンズとして初めてのパワーズムレンズですが使いやすいレンズです。
PZとして使用できる機種はZ30とZfcですがファームウェアで増えてくると思います。
これ１本で超広角12?から標準域28mmまで撮れるのでコストパフォーマンスが高いレンズです。

12mm（18mm相当）	28ｍｍ（４２ｍｍ相当）

近接撮影してみました。
（ピクチャーコントロール風景）

これくらい寄れれば
十分かと思います

pzに慣れると通常のズームに逆に違和感を
感じそうです。

今後フルサイズのpzにも期待します

軽くて使いやすいですね。家族旅行用に手軽な広角ズームがタイミングよく出てくれました。
カメラ側からのズーム操作も簡単で、コンデジ並みに手軽に使えるから良いし、デザインがいいですね。
Z30とのマッチング最高。