レンズ交換ができる優秀なコンデジ、サブ機に最適
【デザイン】
EOSRシリーズのミニチュア版。ホワイトのボディが欲しかったので、少し丸すぎると感じますが満足です。
【画質】
あまり期待していませんでしたが、結構よく写ります。高精細とか求めるなら当然別の機種(R5とか)です。
【操作性】
キヤノンのカメラを使ったことがある人で、タッチパネル操作に慣れていれば難なくできます。オートやシーンモード中心に使うのであれば不満は無いと思います。この機種をMで使う人は多くないと思いますが、その場合は少しもどかしく感じます。ダイヤルが一つしかないというのはそういうこと。
【バッテリー】
静止画のみの場合ですが、意外ともちます。連写とかせず街ブラスナップなどであれば1個で一日可。動画はやらないのでわかりません。
【携帯性】
抜群です。レンズつけたままだで出っ張りが気になる場合は、レンズを外して現地で付けますが、ダスト除去機能がないのでちょっと怖いですが。
【機能性】
AFがとにかく秀逸です。よく追います。地味にデジタルデテレコンが便利です。(画質は落ちますが)
【液晶】
それなりです。EVFではなく液晶メインで使っていますので、もうちょっと見やすいといいな、とは思いますが、クラスなりですかね。
【ホールド感】
小さくてかえって持ちにくいのでは、と思いましたが、軽いので案外安定します。
【総評】
タイトルにしましたが、レンズ交換ができるコンデジという感じです。同じキヤノンのコンデジで、PowerShot SX730HS をずっと使っていますが、筐体サイズや操作感がとても似ていて、そちらを使い慣れているせいか、違和感なく使い始めることができました。パワショ同様、旅行先での撮影や、街ブラのスナップなどでは重宝しています。
センサーサイズ(APSC)、筐体の小ささや軽さを活かして、鉄道・飛行機・動物の撮影に活かすことも可能だと思います。レンズはちゃんと選ぶ必要がありますが。
使ってみて、サブ機に最適という感じです。今まではメインでは一眼レフ(他社)を使い、家族と出かけるときや旅行などにはコンデジという使い方をしていましたが、コンデジをR50に置き換え、写真の仕上がりや取り回しの自在性が上がった感じがします。
入門機だったら、スマホ撮影との劇的な差を感じてカメラ撮影の面白さを知るという意味で、フルサイズに単焦点(35?か50?か85?)またはマクロを、まずは借りて使ってみるのが良いと思います。