懐かしさと撮影の基本が蘇りました
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UNのZfc用ボディケース 上質の黒革と黄色の糸がニコンカラーを演出 |
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スペシャルエディション、手ブレ補正がない!ダストリムーバルがない!
お陰でフィルム時代のFEとNew FM2を20年以上使った感覚が蘇り、デジカメで疎んじてたカメラの保持を指先から姿勢まで見直し、シャッターチャンスに集中して、撮影の基本を呼び起こしてくれました。
▽ 嬉しい点
□像質
私は記録写真が中心なので像質は十分以上です。
□ サイズと携行性:
長く手に馴染んだFE NewFM2と同じサイズで、軽快な操作性です。デジイチのボテっと太った感が無いのが嬉しい。グリップがない時代のオールドファンには標準機に思えます。
□ ダイアルやボタンの配置
AFのレスポンスはさすがニコン、しかもD610にはない軽快さが魅力的です。ボタン配置は上下にまとまめられて指の動きが楽です。
□ ニコンサービスの充実したサポート
大阪サービスセンターを訪れ、センサーなどのクリーニングを仕上げてもらいました。丁寧で的確な対応に安心です(要予約)。
▼ 残念な点
■ ボディの仕上げ
シボ張りではなく、樹脂表面の型押しのようでチープな感覚。ボディのスリキズ保護には後述のUNボディケースを使用。
■ ダストリムーバル機能の非搭載
このクラスでは多くが標準装備なので、これも不安でチープな印象。写ったゴミを画像から削除するソフトウェアが利用可能だそうですが、付着したゴミの除去ではないので心細いです。
■ レンズ手ブレ補正とZ-DXレンズ
Z-DXは種類が少なく、寄る年並でさっそくZ-DX・VR18-140とFマウント用アダプタを購入しました。
併用するOM-D E-M1Mk?は、5軸手ブレ補正のうえ機能が満載。こちらはコンテンポラリーなミラーレスとして使い分けています。
■ 大ヒットしたZfcの将来性
ニコンは従来から35?の上級機に重点を置いて、下位機種は一発ヒットや生産終了シリーズも見かけました。今後、APS-Cをどのような位置づけで発展するでしょうか?
〇 総評
Zfcは、ビンテッジのデザインとマニュアル性で若い方にも人気があるようです。近年オーディオのレコード熱が再燃だそうで、マニュアルの操作感覚に触れると、色々アレンジしたくなってカメラが楽しくなります。
◇ 追記 ゴキゲン!! UNのZfc用ボディケース 画像
シッカリした上質の黒の本革が、ニコンイメージカラーの黄色い糸で丁寧に縫製されて、ボティにフィットしています。底部のアルミフレームは厚みが約12ミリで全高は伸びますが、カバーのオープンは余裕です。日本製ならではの丁寧な高品質感に大満足。
このケースで重さがやや増して、New FM2の重量に近づいた感覚です。
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