バランス出力は良いがクセのある端末
![](https://revimg03.kakaku.k-img.com/images/Review/000/694/694548_s.jpg) |
![](https://revimg03.kakaku.k-img.com/images/Review/000/694/694552_s.jpg) |
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画面の背景色がカバーアートの基調色に合わせて変化する例 |
解像度は一般的でBGIの選択肢は広い |
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【デザイン】
カッコイイ〜
【携帯性】
高級DAPで、この軽さは、流石としか。
幾ら高音質でも300gとかなってくると個人的に携帯したくなくなる。
【バッテリ】
Wi-Fi切ればかなり持ちます。
あと画面オフにして音楽だけ流してれば、かなり持つでしょうね。
【音質】
バランス出力が素晴らしい。
アンバランス出力も悪くはないが、出力が弱いので良いヘッドフォンを鳴らすことは難しいのと、音質自体もバランスより落ちる。
様々な有識者の評を見ても、イヤホン/ヘッドホンにバランス接続は無意味という意見が大半なので、機械の内部でバランス出力の部分だけコストをかけて、アンバランス出力は恐ろしくコストカットしているのかもしれません。
↑概ねそのようです。
>://kakakumag.com/av-kaden/?id=19328
>これは、「NW-ZX707」が4.4mmバランス出力に力を入れた作りになっているため。さきほど紹介した「NW-WM1M2」譲りの高音質パーツは、(電源周りのパーツを別にすれば)主にバランス出力回路で採用されている。コンパクトなボディに収めるため、アンバランス出力回路のパーツは汎用的な部品から音質のよいものを選んで使用しているのだ。
バランス出力だけなら星5だけど
アンバランス出力は高くても星4です。
【操作性】
W.ミュージックやシステム周りだけなら問題なし。他社プレーヤーだとモノによっては操作がしにくいです。特に画面の端っこの感度がめちゃくちゃ悪く、他社プレーヤーだと0秒から時間バーを掴めないことが多い。
【付属ソフト】
O
プリインストールソフトは少なく、日本メーカーにありがちなごちゃごちゃ感が少ない
W.ミュージック
O
・DB構築が早い
・DSDネイティブ再生
・48KHz強制変換を回避出来る(らしい)
X
・背景色が勝手に変わる
・音質がやや硬く感じることもある
>W.ミュージックの再生画面の使いかた>再生する曲のさまざまな情報を確認できます。再生中は、画面の背景色がカバーアートの基調色に合わせて変化します。
つまり、背景色が「勝手に変色する」「仕様」で、これをオフにすることが出来ない「仕様」。基本的に問題無いのだけど、ドイツグラモフォンのように、レーベルのメインカラーが黄色だと、暗い曲も哲学的な曲も名盤も全て「黄色」に背景が変わってしまうw(笑)オフにする設定とか、透明度が変更できる仕様にして欲しいとは思いますが、「意地でも実装してやらない」のかもしれません。
独自関数によってSRがニセレゾされないらしいのですが、Androidの標準ライブラリによってニセレゾされてる(と思われる)HF Playerの方が聴感上、好ましいと感じることもある。少し淡泊というか、音源によっては刺さる感じがあるのかもしれません。
Music Center for PC
O
・FLACもALACもDSFも認識出来る
・前MSのMedia Goよりバグがかなり減った印象
X
・タグ認識が微妙にシビア
・Windowsしか使えない
・本体で反映出来ないファイルを登録しても通知Msgboxを出すような分岐処理がない等、ややUUFである
音質設定
O
LBRのファイルの音質を向上出来る
X
個人依存だが、聴感上、音質悪化するケースも
正直、ほとんどの設定をオンにすると、DIRECT時よりゴモゴモするというか、気持ち悪い感じになって聞いていられない。
個人的にはDN以外は全てオフにしている。ただDNもDR劣化するとの書込があるので考えものです。
【総評】
バランス出力の音質が非常にイイのだが、
アンバランス出力は信号レベルが弱いため高級ヘッドフォンを鳴らすことが出来ないのと、そもそも音質自体も大して良くない。
必然的に4.4mmケーブルへの投資に駆り立てられるでしょうし、財布にはあんまり優しいデバイスではないですね。
使用イヤホン:
ONKYO IE-M2
使用ケーブル:
onso 06(4.4)
orb clear force light(3.5)
使用ヘッドフォン:
MDR-1AM2
- ジャンル
![](https://img1.kakaku.k-img.com/images/balloonhelp/help_bt_s.gif)
- クラシック・オペラ
- その他