軽量コンパクトが売りのOM SYSTEM社の第一歩。
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STC社製フォアグリップがピッタリ着きます。 |
JJC社のライザーエクステンションでシャッターに指が届くようにしました。 |
両方をうまく組み合わせた結果、ワンハンドストラップでも撮影しやすくなりました。 |
STC社製 オリンパスOM-D E-M5 MarkIII用グリップエクステンションを取り付けました。
JJC社製 ハンドグリップストラップを装着しました。
相乗効果が効いて、片手で12-100mm F4.0 でも全く辛くなくなりました。
【デザイン】
OM-1のマイクロフォーサーズらしくない大きさと重さに辟易し、結局悩んだ挙げ句にOM-5を購入しました。
かつてOLYMPUSを代表したOM-1のデジタル版はOM-5こそ名を冠すべきだったんじゃないか?と
思える『コンパクトで軽量なメカにOLYMPUSの技術の粋を与えました』的なボディで、
今やOMSYSTEMと名を変えた同社の頂点は現行型OM-1ですが、スタンダードモデルで高性能な
OM-5はコンパクトで軽量という『MFTの潔さ』を表現しているので大好きです。
【画質】
たぶんフルスペック使い切ったらOM-1の勝ち!なのでしょうが、そんなに全能力を使い切れない
アマチュアの自分なので性能は十分です。
画質はカメラ本体より、レンズ性能に依存すると思っていますので省きます。
【操作性】
画像を載せましたが、ショルダーストラップを使用する前提で作られているので私がよく使う
ハンド(リスト)ストラップを使用すると、シャッターボタン位置と右側ストラップ金具の位置関係が
大変悪く、指が上手くシャッターボタンに届かない。OM-1は位置関係がBESTで、ショルダーストラップなんて要らない!と思うほどなのでOM-5は惜しい欠点になった。
他にも、OM-1を所有している自分から見てメニュー項目を始めインフォメーションが1世代古いと思うし、実際に使いづらい。?マークが頭に浮かぶことが多々ある。
【バッテリー】
コンパクト軽量メカボディにするためには、やっぱりバッテリーの小型化は避けて通れないでしょう
バッテリーが小さくて容量が少ないのは仕方ないと思う。
PanaのDMC-G8と同等程度の大きさと容量で撮影枚数が劣るのはPana-G8よりコンピュテーション撮影で処理にバッテリーを使うからか?実際、OM-1は1日保つがOM-5は心もとない。
【携帯性・ホールド感】
小さなボディなのでホールド感が悪いと思うのは、普段OM-1を持っているからか?と思ったけど、
コンパクトボディだから小指が余ってしまいホールドする力が入らないのはα7Cでも実感している。
STC社製など、グリップエクステンションを利用することで解決する手段しか無い。
【機能性】
OM-1に準じた多機能で私のようなアマチュアには全ての機能は使い切れていないです。
野鳥撮影や鉄道撮影など目的がはっきりしている方々には向いているのかも知れませんね。
【液晶】
OM-1より劣ります。背面液晶はともかく、せめてファインダーはもっと高品質高画質にしていただきたかった。
【総評】
OM-1の大きさと重さがジジイな私には辛く、
OM-5ならば、この大きさと重さからくる撮影したく無くなるほどの肩〜首の負荷を解消してくれるかと思いお小遣いを削って購入しました。手にして思ったのは
『この軽量コンパクトさで、OM-1のホールド性とファインダー性能があれば完璧!』
と、無い物ねだりに明け暮れる結果となりました。
トレッキングに連れて行くときには単焦点などコンパクトで軽量なレンズを使えばご機嫌間違いなし!
家にある12-100mm F4.0 を試しに取り付けたらOM-5を購入した意味がわからなくなるほど重く
そんな仕事はOM-1に任せて、30mm F3.5Macroを着けっ放しにしておくと幸せかも。と思えました。
1台で済ませようとするとホールド感や液晶などで他社製品を含めても見劣りすることがあり、
あえてOM-5を選ぶ理由があるとすれば軽量コンパクトだけど見やすいファインダーが欲しい人
に向いていると思います。
購入して後悔はしていませんが、買い増しして後悔しています。
だって軽量コンパクトということ以外、全てにおいてOM-1には敵わないから・・・。