FUJIFILM X-H2 ボディ
- 約4020万画素「X-Trans CMOS 5 HR」センサーを搭載したフラッグシップモデルのミラーレスデジタルカメラ。高精細な8K/30Pの映像を撮影可能。
- 4倍の解像力と忠実な色再現による撮影が可能な「ピクセルシフトマルチショット」と、肌のレタッチを自動で行う「スムーススキンエフェクト」を搭載。
- 最速1/180000秒のシャッタースピードやISO125の常用感度を実現。被写体検出AFや5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機構を備えている。
FUJIFILM X-H2 ボディ富士フイルム
最安価格(税込):¥276,210 (前週比:+9,207円↑) 発売日:2022年 9月29日
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2022年10月10日 17:45 [1631412-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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画質 | 5 |
操作性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 4 |
液晶 | 3 |
ホールド感 | 5 |
JPEG:ASTIA |
JPEG:ASTIA |
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JPEG:Velvia フィルター使用(C-PL) |
JPEG:ASTIA フィルター使用(C-PL) |
JPEG:Velvia フィルター使用(C-PL) |
※掲載写真は、Lightropomで軽微な露光量補正と署名を入れた以外は、
撮って出しのJPEGです。
富士フイルムのカメラは、X-T1、X-T2、X-H1、GFX100Sと使ってきまして、最近はX-H1とGFX100Sの2台で主に風景の撮影を楽しんでいました。今回、X-H1から買い替えましたので、X-H2のファーストインプレッションをお届けいたします。
【ボディデザイン】
バリアングル式モニターが嫌いなので、多軸チルト式モニター採用の期待がわずかに残るX-T5の登場まで待つつもりでしたが、このX-H2系ボディの作りは、バリアングル式モニターの使い勝手の悪さを補ってあまりある魅力があることがわかり、購入に踏み切りました。
買って正解でした! ホールド感はX-H1以上に良好で、欲しいボタンが欲しい位置に配置されていて、各種ボタンの感触も良好だし、フェザータッチシャッターも相変わらず好ましい感触です。シャッター音もなかなかに心地良い。ホントに良くできたボディですよ♪(*^_^*)
【APS-C史上、最高画質】
新世代センサーの解像感はホントに素晴らしい!
GFX100Sのように、撮れた写真を見てギョッとする驚きはありませんが、富士フイルムが謳う「APS-Cというフォーマットを超えた圧倒的な高画質」「いままでを超えた、超高画質体験」は伊達ではありません。APS-Cセンサーでよくぞここまで、と感動すら覚えてしまいます。ホントに良い描写です。
GFX100Sのときにも感じましたが、画素単位の画質低下を伴わない高画素化は、写真の質感描写を著しく向上させます。素材ごとの質感の違いがより緻密に描写されることで、写真のリアリティが一層増してくる感覚があります。写真表現の深化のため、この高画素化は非常に好ましい進化となっています。
また、高感度ノイズの発生具合は、X-H1の同じISO感度のときと体感的な差は感じません。高画素化でノイズの粒が相対的に小さくなることもあり、実質的な高感度ノイズ耐性はかなり向上しているように感じました。
【操作性】
ISO、WB、Fn1ボタンの配置が絶妙です。これらと合わせてファンクション登録できるボタンが多数あり、自分好みの操作性に自在にカスタマイズできるのが秀逸です。
【バッテリー】
これまでのNP-W126S(容量1260mAh)からNP-W235(容量2200mAh)にほぼ倍増したことで、体感的にもこれまでの倍の枚数が撮れるような安心感があります。これも、とても良い進化ですね(*^_^*)
【機能性】
576万ドットの高精細EVFは、ホントに素晴らしいの一言。光学ファインダーの見えに匹敵するレベルに、また一歩近づきました。なんでこれをGFX100Sに間に合わせてくれなかったのだろうか。EVFは確実にX-H2のほうが格上になりました。
AFも確実に進化しています。動体撮影は未検証ですが、速度も精度も大きくブラッシュアップされました。特に暗所でのAF性能はビックリするぐらい。
さて、ここまで大絶賛のX-H2ですが、もちろん良いことばかりではありません。
【残念その1:バリアングル式モニター】
手持ちで動画撮影する一部のユーザー以外にはメリットが無いのでは?
これをスチルカメラに持ち込んだキヤノンはともかく、他のカメラメーカーも上位機種ほど多軸チルト式モニターを採用するのに、なぜ冨士フイルムは。以下自粛。
【残念その2:フォーカスモード切替レバーの廃止】
フォーカスモード(AF-S、AF-C、MF)の選択が切替レバーからボタンに変更され、これまで1アクションで済んでいた操作が2アクション必要になりました。左手で前面のボタンを押して右手で上下を選択するという動作は、非常に煩わしくて面倒くさい。左手前面の切替レバーの位置は賛否両論だったようですが、だったらGFX100Sのように位置を変えて残して欲しかった。
(対策)十字キーの上ボタンにフォーカスモードを割り当てました。こうすると、右手親指の操作だけで選択まで完結します。
【残念その3:モードダイヤルの功罪】
他社ユーザーが、これが無いと混乱してしまうのは理解しています。
僕もGFX100Sを使いながらある程度慣れているとはいえ、X-H1の使いやすさを知っていると、これは進化でなく退化ですね。カスタムに多くの項目が登録できるのが良いらしいのですが、逆に、撮り方までカスタム登録されてしまうことが弊害になっています。元X-H1ユーザーとしては、各フィルムシミュレーション別の画質カスタマイズのみを登録したいのに。
(対策案)カスタム登録できる項目が多数ある中で、実際に登録する項目をユーザーが選択できるようにすると解決しますので、富士フイルムに要望しておきます。ファームアップでの改善を求む!
【総評】
Xマウント史上最高のボディに、Xマウント史上の最高画質が搭載されたX-H2。これが悪かろうはずがない。FUJIFILMの色に惚れ込んでいるXファンの皆さん、X-H2は買って損のないカメラですよ!(*^_^*)
- レベル
- ハイアマチュア
- 主な被写体
- 風景
参考になった43人
「FUJIFILM X-H2 ボディ」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
期待以上の逸品 | 5 | 2024年5月27日 21:56 |
画質に全振り 操作性最悪 | 4 | 2024年2月15日 15:48 |
フルサイズ要らないですね | 5 | 2024年2月9日 07:16 |
良いカメラです。 | 4 | 2023年9月30日 17:35 |
期待のレンズ発売で超望遠域のシステム変更(E2以来のフジ機) | 4 | 2023年9月24日 08:10 |
色がきれい | 5 | 2023年9月21日 20:09 |
やっと使える顔瞳認識AFになりました | 4 | 2023年9月9日 10:12 |
富士フイルム生産少なすぎで | 4 | 2023年8月15日 17:09 |
サブ機からメイン機になるかも。 | 5 | 2023年7月14日 19:30 |
富士フイルム史上最高のカメラ | 5 | 2023年6月17日 22:44 |
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