約一週間、購入検討の為に借りて試用。(ダブルズームキット)
総撮影カット数 約3000
うち望遠ズーム6割、標準ズーム4割で撮影。
望遠ズームは街スナップ中心(人物あり)、標準ズームは人物スナップ中心に撮影。
【デザイン】
この手のファインダーレスカメラとしては良いと思う。
ニコンらしい。
【画質】
可もなく不可も無く良い。
特に望遠ズームを夜間使った人物カットでは、なかなか描写が良いと感じた。(操作性は別にして。※後述)
【操作性】
最初こそファインダーレスという事を忘れて、ついカメラを額の前に持ってきてしまうが(笑)、それも慣れだろう。
モード他の操作性は他のZシリーズ(Z50など)と変わらない。
本当にZ50のファインダーレス機という感じ。
【バッテリー】
1週間で3000カットしか撮っていないので何とも言えないが、数回(3回くらい?)しか充電していない。
確かZ30は充電器は別売りだったと思うが、ボディ充電だけでは不便なので、安価な充電器を同梱したほうが良いと思う。
【携帯性】
これは思った以上に良い。
Z30ダブルズームキットでも本当に場所を取らない。
ある日は、Z30に望遠ズームだけを着けて持ち歩いてみたが、肩からカメラを下げているのを忘れるくらいに軽かった。
また、望遠ズーム装着なのに目立たない。
これは街スナップには重要な要素と感じた。
【機能性】
やはり内蔵ストロボは欲しい。
どんなに小さくてもかまわないので。
SONYのコンデジ、WXシリーズくらい小さいのでもかまわないので···
【液晶】
問題無くクリア。
しかしNikon機あるあるだが、Z50と同じく「何となく黄色っぽい」とは感じる。
ここはもう少し頑張って欲しい。
【ホールド感】
SONYのファインダーレスよりも断然良い。
ココがNikon機。
当然、グリップがある事によってSONY機よりも図体は大きくなるが、それでもココまで小型にまとめたのは、さすがNikon。
【総評】
Nikonのファインダーレス機はどんなもんか?ととても興味を持ち、仕事スナップでも使えるか?というのも含めてテスト機を借りてみたが、結論から言うと自前では購入しなかった。
その理由は、やはりファインダーが必要な場面がある事と内蔵ストロボが無い、その2点。
Z50と違い、バリアングルによってローアングルの縦位置撮影が出来る(子供撮影には特に有効。最近は縦位置写真も流行っているのでこの辺はニコンもよく考えたと思う)などメリットはあるものの、やはりモニター面が遠いというのは、構図を取る際にファインダー撮影よりも神経を使う。
それを一日に数千カットも繰り返すのは、やはり疲れる。
また、望遠撮影では当然だがなかなか構図が安定しない。
ダブルズームキットの望遠ズームが、手持ちで使える望遠レンズの限界と言えるが、それでも構図を安定させるのはファインダー撮影と比べると非常に難しい。(レンズの重量の問題では無い。)
Z30の使い途としては、やはり標準ズームを使った近距離のスナップ撮影、望遠ズームを使うのなら、三脚に据えてのバリアンを使ったムービー撮影がせいぜいと言ったところ。
今現在は、ロクなビデオカメラ(パパママカメラ含む)が出ていないので、その代わりに使う一眼カメラとも言える。
SONYやパナの安価なビデオカメラを買うくらいなら、3倍の値段を出してでもZ30キットを買ったほうが良いのも確か。
NikonがVログ用と銘打っているのも全くその通りで、スチール(写真)撮影とムービー撮影の間に位置するカメラと言える。
普通に写真メインで使うのなら、素直にZ50やZfcを買ったほうが良い。