センチメンタルな感情抜きで使えるカメラ
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ISO200 ノイズ除去・レタッチ済 |
ISO400 ノイズ除去・レタッチ済 |
ISO800 ノイズ除去・レタッチ済 |
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ISO3200 ノイズ除去・レタッチ済 |
ISO12800 ノイズ除去・レタッチ済 |
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--------ここから追記--------
購入後6ヶ月が経過。画質の満足度も高くハードウェア的にもタフな仕様なので、R6を押しのけてメイン機になっている。
APS-C機の弱点である高感度ノイズをAdobeのノイズ除去を適用する前提で運用開始したが、その目論見は大当たりで高い画質に満足している。
もともと高精細で階調も豊かなのでノイズさえ処理すればフルサイズ機と遜色ない画質と思っていたが、まさにその通りだったと感じて今に至っている。
今後もR7クラスのAPS-C機が20万円以内で買えるなら、高額なフルサイズ機を無理して買う必要がなくメインもサブもAPS-C機という割り切りができそうに思っている。
--------ここまで追記--------
主に飛行機をスチル撮影。所有機はEOS R6。今回はEOS RPと入れ替え。APS?C機はEOS 7D2以来。望遠専用機として使用。
【デザイン】
割と好きなので無問題。プラ製で安っぽいとの評もあるが、これだけの高性能機を18万円で売っていることに価値があるので、センチメンタルなコレクター目線はどうでもよいと思っている。
【画質】
高精細な絵で低ISOだともはやR6と区別がつかないレベル。さすがに高ISOはR6とは比べ物にならず、光量が減るととたんにAPS-Cの悪い面が出てくる。AdobeCcのノイズ除去機能ありきで購入に踏み切った。
ISO1600以上はノイズ除去が欲しくなる。特に夕焼けのオレンジの空は相変わらずでISO800でも粒状感が出てしまう。ただEOS 7D2とは異なりディテールはしっかり残っているのでノイズさえ除去すればISO12800でもほぼ完璧な形で救済できる。
【操作性】
ISOボタンと間違えて動画ボタンを押してしまうことが多々あり動画ボタンもカスタマイズしている。十字ボタンを回そうとしてしまうことがあり、R6と併用のためこの誤操作は治せそうにない。重宝していたレーティングボタンが無いためカスタマイズで対応。それ以外はそのうち慣れるかな。でもシャッター音がうるさいね。
【バッテリ】
R6よりは良好な印象。LP-E6NHで使い回しができるのはとても良い。
【携帯性】
小型軽量は素晴らしいがRF100-500mm専用機と化しているのでフロントヘビー。
【機能性】
高画素機ゆえ微ブレにはかなりシビア。トラッキングAFはシンプルにすげー!って感じ。低コントラスト時の食い付きは相変わらずだが合焦後の追尾性能はR6とは完全に世代が違うのを実感する。
コマ速に不満はないが、電子シャッター使用を避けているためRAWバーストが使えず少々物足りない。そしてデータ容量がデカくてPC環境が辛くなっている。
連写時のバッファ詰まりは高速連写機としていかがなものかと思うが、バッファフルまでシャッターを押し続けるような撮り方はしないので自分的にはギリギリOK。
【液晶】
良好。
【ホールド感】
良好。
【総評】
ニコンZ9の割安感が話題だがR7のコスパも素晴らしい。このご時世にこれだけの高性能を詰め込んで、EOS 7DMkIIを購入したときとほぼ同価格。高感度ノイズだけは宿命だが、後処理できるようになったので運用上の問題は解消された。R6とR7というキャラの異なるカメラの2台体制は良さそうな気がする。