神業の「枝抜き鳥認識AF」
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カワラヒワ ss1/400 f7.1 iso100 レンズEF100-400? |
メジロ ss1/650 f5.6 iso400 レンズEF100-400? |
メジロ ss1/650 F7.1 iso1600 レンズRF100-500L |
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3枚目の拡大 |
シジュウカラ ss1/200 F7.1 iso400 レンズRF100-500L |
エナガ ss1/500 F7.1 iso400 レンズRF100-500L |
「枝抜き鳥認識AF」のすごみは神業
半月、野鳥撮影に毎日使用しましたので1回目のレビューをします。
比較対象はFUJIFILM「X-H2S」(12月まで使用)「X-H2」(1月まで使用)レンズ「XF150-600 赤」、オーエムシステム「OM-1」(現有)レンズ「300mm F4PRO」です。
【EOS R7の核心】
野鳥撮影に必要な『被写体追尾追従認識AF』についてのレビューです。
EOS R7のパンフレットの最初に「核心となるAF」、1行目に「被写体を検出しつかむ、動体を粘り強くトラッキング(追尾)する」とあります。
ここがEOS R7の売りの部分のはずです。
ここを語らずしてR7の性能は判断できません。
【枝抜きをする鳥認識AFは神業】
参考画像は全て枝抜きAFの画像です。
野鳥撮影で苦労するのは前後・周囲にたくさんの枝葉がある時と向かってくる被写体です。
何もなけれど普通のシングルAFでもいいし、X-H2・OM-1でも簡単に鳥認識します。
X-H2S・X-H2・OM-1は前後に枝があるとダメで、連写して時々まぐれで鳥にピントが合う程度で、いつも「鳥認識OFF」にしてシングルAF・またはマニュアルフォーカスで撮るしかありませんでした。
「鳥認識って必要ないのじゃないの?」何の意味があるのだろうと疑問にさえ思います。
ところが「EOS R7」は購入1日目の画像をモニターで確認していて驚きました。
込み入った枝のすき間を抜き鳥にピントが合っているのです。
これはまぐれか・・・と、しかしその後何度も「枝抜き鳥認識AF」をモニターで確認できるのです。
R7は鳥の目ではなく、「鳥の形」を認識しその後「目」の認識をしているように感じます。まだ半月ですのではっきりしませんが。
参考の写真を拡大してください。
神業がわかるはずです。
【結論】
山で例えるならEOS R7は3000m級の山、OM-1は1000m級、X-H2とSは300m級の山でそれぞれ乗り越えることはできません。
ファームアップを繰り返しても3000m級の山には到底届かない。
それ程の差があります。
【スモールセンサーのうまみ】
マイクロフォーサーズではレンズが換算2倍、APSC機では換算1.5~6倍になります。
ノイズ耐性・暗所耐性などはどうしてもフルサイズ機にはかないません。
野鳥撮影は標準が600mmと言われます。
フルサイズ機に600mmの単焦点レンズ・超望遠レンズを付けると100万円が飛び、2kg以上のヘビー級レンズを担ぐことになります。
しかし、R7と組み合わせるとCanonズームで売れ筋のRF100-500mmL(1370g)は換算800mmの超望遠に変身し、RF100-400mm(700g前後)は換算640mmの超望遠に変身するのです。
こんなうまみがスモールセンサーにはあります。
また、Canonの旧マウントEF100-400?(1570g)も購入しましたが、これが爆速でアダプターを含めると300g重くなりますが、新型RF100-500Lの写りに全く引けを取りません。
F値が5.6で1段明るく、レンズ選択の幅が広がりました。
【R7No.1のAF精度・高感度と暗所は苦手】
Canonは商売上手、APSC機で最高のコストパフォーマンス機です。
他メーカーから7〜8万安いカメラですがAF精度はNo.1です。
トリミング耐性は高いが、高感度耐性・暗所耐性はどうしても弱いです。
最後に、鳥認識するするカメラは多いです。
しかし、ガチピンでない撮れ高の悪いカメラも多いです。
鳥認識とガチピンは異なります。
EOS R7は鳥認識とガチピンがほぼ同一(80~90%)です。
ブログに関連の画像や記事があります。
よろしければご覧ください。
https://ameblo.jp/11pen-f/
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