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7D IIにてEF24-70mmf2.8より軽量なンズを探してEF-S18-135mmISSTMが良かったので使用 |
今回、EOS R7でEF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STMを使用したところ問題ないですね。 |
約1.3倍にトリミングしていますが晴れた日で順光であれは゛撮影可能です。 |
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横に移動する戦闘機ならゾーンをうまく使えばピントも合います。 |
地上を移動する転がりなら何も問題はありません。 |
R6M2 EF600mm4LISII+1.4x III R7では高速に進入してくる戦闘機の撮影は難しいです。 |
EOS R6 Mark IIのサブ機としてEOS R7を使用して主に飛行機等を撮影しています。
[良いところ]
カメラの筐体が小ぶりなのでお散歩カメラとしては悪くないと思います。
気軽に写真が撮りたいと思ったらEOS R6 Mark IIよりもEOS R7を選びます。
旅客機の撮影はについては良いと思います。
[悪いところ]
グリップについて
カメラの縦のサイズが小さすぎて小指が浮いてしまい握りにくい。
クチコミをみてRP向けエクステンショングリップ EG-E1を加工して使っています。
これを使用することによって細身のグリップからのホールド性も増して良くなりました。
出来れば最初から縦のサイズを長くしてホールド性を高めたほうが良いと思います。
オートフォーカスについて
高速で飛行する戦闘機を撮影する際、EOS 7D Mark IIではAFと1点と隣接する
上下左右のAFの領域拡大で撮影していましたが、EOS R7ではこの測距エリアではピンボケになります。
尚、AFエリアの選択をゾーン(フレキシブルゾーン)AFで撮影することでピンボケは改善されます。
但し時速1000km前後で飛行する戦闘機を撮影する場合は、AFの移動量が少ない横方向の
撮影なら問題ありませんが、奥から手前に進入する戦闘機のAFの移動量が多い撮影ではAFの追従が遅れるようです。
EOS R7はEOS 7D Mark IIのクロス測距点より劣るからなのかAFのサンプリング速度が遅いからなのか
改善して欲しいところですね。
一眼カメラだとシャッターボタンを押して露光するまでのブラックアウト間もカメラ側のプログラムでピントを
追い続けるというイメージがあるのですが、ミラーレス機だとピントを捉えた時点で終わり露光までの間に
被写体が移動した場合はピンボケになるような感じがします。
EOS R6 Mark IIではAFのサンプリング速度が速く、ディープラーニング技術を活用したトラッキング(被写体検出)
があるので一眼カメラと同じかそれ以上にピントを追従しますが、EOS R7にはそれがないので戦闘機のような
速い速度で侵入してくるとピントが合わないかもしれません。
尚、EOS 7D Mark IIのAFマイクロアジャストメント機能があれば前ピンで設定し手動でピントを補間できるかも
しれません。
画質について
APS-C機で3000万画素だと高感度に弱いので、2400万画素ぐらいに抑えて高感度に
振った方が良かったと思います。
ピクチャースタイル設定のシャープをゼロにしてもDIGIC Xでシャープが掛かるみたいで
しきい値と細かさもゼロにすることで暗部のノイズが少なくなる。
電磁波に弱いのでそれが画質の安定に影響する。
中は開けてませんのでわからないですがDIGIC XをシールドしてGNDに落とせば解決できるかもしれない。
EVFについて
EVFの更新速度が遅い。
高速連続撮影+するとEVFの更新速度の遅れを補うために撮影結果と映像を交互に表示する
「高速表示」されるのですが、撮影結果の表示の更新がEOS R6 Mark IIよりも遅いです。
それは高速で飛行する戦闘機を見失うことに繋がります。
OVFならばさらに捉えることができますがEVFは難しいでしょう。
又、EVFの速度の遅さは被写体を引き寄せて撮るノートリ撮影にも影響します。
対策としてはドットサイトを使用するのが良いと思います。
Canonでドットを自動で調整でき焦点距離に応じてフレームを表示してくれる
ドットサイトの製品を出してくれると嬉しい。
その他
RATEボタンが欲しかった。
結果
普段使いのカメラとしては良くできたカメラだと思いますが、EOS 7D Mark IIの発売から約9年たって
その進化を考えたらEOS 7D Mark IIの後継機としては力不足と感じています。