『GH6との相性は抜群！究極のV-Logレンズ！』 パナソニック LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. H-X09 もじゃげらさんのレビュー・評価

京都の伏見稲荷でのインプレッション。良い感じの画角と色と光の表現！	四方が狭い空間を撮影するにはうってつけの広角レンズ！	南禅寺の水路閣。空気感があり色の階調も抜群。軽量コンパクトでVlogにはもってこい！
背景も含め、メインの主体を活し、バランスのとれた画角！	ハーフマクロとしての実力も十二分。近接撮影にも得意！	オールマイティーに使える広角ハーフマクロレンズ！

GH6の発売後、広角単焦点レンズとして発売されたハーフマクロとしても使えるこのレンズ！
発表とともに予約し、発売日に到着。ファーストインプレッション、セカンドインプレッションとしてYouTubeにて動画を配信していますので、もしよろしければ御覧ください。

セカンドインプレッション　https://youtu.be/Uv-6ZhhtYk8
ファーストインプレッション　https://youtu.be/ash0DGtPyPg

このレンズを使用して約２ヶ月弱が経過しましたのでレビューをしたいと思います。
LEICAを冠するレンズはとても高価なのですが、このレンズ、パナソニックのＧシリーズのレンズと思うぐらい簡素化していてスイッチ類も一切なく、レンズフード等もＧシリーズのレンズと変わらない作りのレンズで、あれ？いつものLEICAレンズじゃないな！？と思わされます。
それぐらい無駄な箇所を簡素化しLEICAレンズを低価格で提供してくれたパナソニックには感謝です！

レンズの重量は130gと軽量。まさにVlog用に開発されたと思われるレンズで、ハーフマクロとしても使用でき、自撮りはもちろん、動画、スチール写真も気軽に撮影できるレンズです。
ですが、解像度、色乗り、深みとLEICAの名に恥じない写りをします。
広角ズームレンズである8-18mmも所有していますが、こちらのレンズの重量が315gなので、カメラを含める重量を考えるとズームがいらない画角であれば、選択肢はこの9mmレンズ一択になります。

中央周辺の画質は解放からシャープ。広角レンズなので周辺は流れます。F5.6ぐらいからは最強になり、周辺も含めてキレキレの画質が得られます。動画、スチール写真どちらも同じで、動画に関しては４Ｋ、5.7Ｋ動画ともに申し分ない画質が得られます。LEICA特有の独特の色、深み、解像度はそのままで、こんなに気軽に撮影していいの？って感じで素晴らしい映像が撮影できます。AFの速度も申し分ありません。

最短撮影距離が9.5?なので（センサーからの距離）、ほぼレンズ先端が被写体にくっつくぐらいまで寄れます。マイクロフォーサーズの優位性は最短撮影距離で、フルサイズ機ではいつもあと10?寄れれば？！みたいな事がないのが良いポイント。ハーフマクロレンズでもあるこのレンズは初心者からプロまで使用者を問わない万能レンズであることは間違いありません。

GH6とこのレンズの相性は抜群で、このレンズを装着してもほぼGH6の重量と変わらないので、動画撮影の時に使用するジンバル（ZHIYUN CRANE M3）でも装着し、撮影することが可能でした。
GH6とジンバルの手ぶれ補正機能で、揺れのない動画撮影が撮影できる点がブロガーには嬉しいポイントではないかと思います。

東京の浅草、京都の伏見稲荷といろいろな場所でこのレンズを使用しましたが、広角レンズの画角がマッチしている場所では100％満足できる画像、画質を得ることができました。8-18mmを今までは使っていましたが、ズーム機能が不必要なら今後はこのレンズを使用することになるかと思います。

低価格なのに軽量コンパクト、写りも抜群、色乗りと素晴らしいダイナミックレンジを表現できるこのレンズ。パナソニックがブロガーの為に送り出してくれた究極の簡単レンズと言っていいでしょう！
マイクロフォーサーズ機を使用していてブロガーを目指すならこのレンズは神の一手になること間違いなしです！あたなもその神の一手を使ってみませんか！