Astell&Kern ACRO CA1000 IRV-ACRO-CA1000
- 高性能アンプとデジタルオーディオ機能を一体化した超高出力キャリアブルヘッドホンアンプ。多彩なデジタルおよびアナログ入出力を搭載している。
- 4段階のゲイン設定に対応し、ヘッドホンの特性に合わせて最適なドライブが可能。DAC「ES9068AS」を4基搭載したクアッドDAC構成を採用。
- PCM最大384kHz/32bit、DSD512(22.4MHz/1bit)のネイティブ再生に対応。8400mAhの大容量バッテリーを搭載し、10時間以上の連続再生を実現。
-
- ヘッドホンアンプ・DAC 137位
- 据え置き型ヘッドホンアンプ 67位
- デジタルオーディオプレーヤー(DAP) 75位
Astell&Kern ACRO CA1000 IRV-ACRO-CA1000Astell&Kern
最安価格(税込):¥269,980
(前週比:±0 )
発売日:2022年 1月22日
Astell&Kern ACRO CA1000 IRV-ACRO-CA1000 のユーザーレビュー・評価
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2023年11月1日 11:34 [1776297-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
音質 | 5 |
操作性 | 4 |
機能性 | 4 |
HIBY R8の調子が悪くて長期入院中につき、ついつい格安になったCA1000の中古美品を88000円でゲットしました。アルミ製ボディなのに傷一つなく、元箱もきれいなまま。発売当初の価格は何なんでしょ?という感じですが、ポータブル機とはいえSE300とかはSOCがオクタコアになってUIも新しくなってるし、価格の下がり方は順当なのかもしれません。
【デザイン】
写真だけでなく、現物もかっこいいです。私の場合、デスクトップオーディオとして使うことが多いので、画面がチルトするスタイルがとてもハマっています。fiio R7だと箱なので、個人的にはこちらのデザインの方が断然好き。
【音質】
R8に比べるとややあっさりした鳴り方ですが、違和感覚えるほどの違いでもない気がしています。少し繊細な気がしますが、パワフルさも兼ね備えています。K712proに関しては、こちらの方が断然いいです。アンバランスでもかなりパワーがあるからだと大見ます。
Edition11は、このDAPで聞くとオールラウンダーな感じで、JPOPでもクラシックでも聴ける感じです。
【操作性】
Sandall Audioさんが指摘していた本体操作アイコンの再生/停止ボタンと画面の次選曲アイコンが全く同じ問題、確かに気になります。というか、本体の操作ボタンアイコンは極めて読み取りにくいので、ボタンの形状を工夫してほしかったところです。
MicroSDはR8で使っていたLexarの512GBをそのまま使用していますが、認識に問題ありません。
アルバムを選ぶUIは「こんなものかな」という感じで、特に違和感ないのですが、Hiby Musicアプリだとflacやmp3などの区別がすぐわかったのに、こちらでは一覧でわからないのが不満。今のところライブラリには両データが混在しているので。
それから、ゲインの切り替えですが、せっかくデスクトップ用途なのですが、ゲイン切り替えと音量をセットでメモリーできる機能がほしいところ。こういうDAPを買う人は、ヘッドホンをいくつも持っていて、音楽や気分に合わせてとっかえて聴きたい人が多いと思います。その際に、ゲインを切り替えてから音量も再調整するのは面倒なんですよね。
UIですが、画面右に出てくる矢印アイコン、時々邪魔な時があります。
購入前はAmazon Musicの操作性が気になっていましたが、Androidアプリそのものという感じで違和感はありません。もっとも、ライブラリからアルバムを選んで再生リストに加えた後、次にアルバムを探してリストに加えようとすると、アルバム一覧の並びが一番最初に戻ってしまうのはAndroid版と全く同じで、これが大きな欠点。iOS版は選んだところの一覧の並びになるので便利なのに。
【機能性】
外部NASからのデータ再生や、PCの外部DACとして作動できる、そして有名どころのストリーミングサービスに対応しているあたりは優れています。しかし、スマホの外部DACとして使えないのは大きな不満です。これができれば、先のAmazon Musicの操作性は、iPhoneの外部DACとして動作させれば解決できるのに残念です。
あと、XLR端子もあれば、高級ヘッドホンが接続しやすくなるのですが、スペースの関係で止めたんでしょうかね。
それから、5GHzのWi-Fiをつかむのに苦労します。というか、一覧に出てきませんでした。同じ部屋でiPhoneはふつうに5Gで接続されているのですが。全チャンネル対応ではなかった気がします。今のところストリーミングメインではないので、2.4Gのまま使っています。
【総評】
買う前は「この大きさ、中途半端かも」と思っていましたが、使ってみると家で聴くにはむしろこの方が使いやすいことに気づきました。大きいと言っても、底面積はA6サイズ。文庫本を3〜4冊ぐらい重ねた体積で収まります。適度に重さがあるので安定しているし、画面をチルトダウンすれば邪魔な感じも薄れます。ただ、画面が4.1インチと小さいので、文字はかなり読み取りにくいです。老眼の身にはつらいので、同じ解像度で5インチぐらいの大きさだと嬉しい。
基本的に公共交通機関でDAPで良い音楽を聴きたいという欲求はなく、そういう場合はスマホにノイキャンイヤホンで音楽が聴ければいいので、今後もCA1000をメインで使いそうです。
室内21℃くらいの環境では、2時間くらい使い続けても本体はほんのり温かくなる程度。おそらく35〜7℃ぐらいだと思います。またバッテリー内蔵型ですが、海外のヘッドホン関連の掲示板(Head-Fi)では「バッテリーが完全に充電されれば、バッテリーの使用を停止してAC電源を使う設計」とメーカーの人が書き込んでいますので、バッテリーが変に消耗してしまう可能性は低いと思います。
今は毎日音楽を聴くのが楽しみで、いろいろ発見があります。弦楽の艶やかな感じは、R8の方が上な気がしますが、パワフルさや解像感は同等以上という印象。動作はもっさりしていますが、音楽を聴くだけならそんなに問題ないと思いますので、しばらくメイン機になりそうです。
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2022年9月22日 07:20 [1623411-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 4 |
---|---|
音質 | 5 |
操作性 | 4 |
機能性 | 5 |
以下の環境で使用しています。
PC━(有線LAN)━━ルーター━(Wi-Fi)━CA1000━有線ヘッドホン
Android━(Wi-Fi)━━┛
PC(プレーヤー・サーバー):Windows10, JRiver Media Center
Android(コントローラー):AK Connect 2.0
【デザイン】
AKらしい凹凸を持つアルミ製筐体で、陰影の目立つ印象的なデザインです。
光の当たり方による明暗がはっきりする見た目は割と好みですが、
どうせなら背面にでもいいのでXLR 4pinが欲しかったな…とちょっと思いました。
【音質】
ESSかつAK機材らしいというべきか、高解像度かつ繊細で怜悧な音と表現すべきでしょうか。
音場もとても広く、ホールの中のような感覚でゆったりと音楽を楽しめるかと思います。
飾りっ気の無い、よく言うと忠実な、悪く言うと無個性な音ですが、ヘッドホンを使い分けて個性を愉しむにはこれぐらいが丁度いいんじゃないかと感じました。
その他特筆すべき点としてはやはり出力の大きさでしょうか。
昔ながらの(?)高インピーダンス機から最近よくある低インピーダンス高感度な大型ヘッドホンまで区別なく駆動出来ます。
私が普段使用しているのは40Ω未満100dB以上のかなり敏感なヘッドホンですが、音量40〜50程度で破綻なくしっかり鳴らしてくれます。
高出力過ぎて普段のボリュームの取り扱いが恐る恐るになってしまいますが…(笑)
(DLNAで接続しているのでプレーヤー・コントローラーから簡単にボリュームいじれるんですよね…便利なんだがちょっと怖い…)
【操作性】
大体普通のAK DAPと同じだそうです。
UIは階層構造がわかりやすく、動きも滑らかで使いやすいんですが、ソート機能がちょっと乏しいかなぁという気もしないでも。
欲を言うと「次のアルバムを再生」機能とかも欲しかったかなぁ…とは思いました。
【機能性】
プレーヤー兼DAC兼ヘッドホンアンプ兼ネットワークストリーマー兼BTレシーバー兼BTトランスミッター兼…
デジタル音源を用いたオーディオは大体なんでもできると言っても良いでしょう。
(何ならCDリッピングもできますし。流石にSACDとかは無理ですが…)
自宅ではネットワークオーディオのアウトプット機器として、出先ではプレーヤーとして…あるいはDAC・トランスポーターとして別の機材に出力を…だなんて使い方も可能でしょう。
新しく導入したい機材の試聴時にもこれ一台持って行けばアンプもDACもヘッドホンもOKです。
ただ、あえてケチを付けるとするならばやはり「Wi-Fi前提の機材である」という点でしょうか。
自宅の環境だと5GHz帯APに接続しても100Mbps弱なのでネットワーク再生時に多少のラグが…RNDISに対応してくれないかなぁ…。
【総評】
これ1台で様々な音楽鑑賞環境を構築できる便利アイテム、と言ったところでしょうか。
音質は普段使いにも十分満足でき、サイズも持ち運びはできる程度に小型、バッテリー駆動なので自宅と出先で電源周りの環境も同一、パワーも必要十二分と全方向で及第点以上を取れる優等生かなと思います。
できれば今の環境にアンプを追加して本機はDAC兼トラポに役割集中させたいところですが、今のままでも十分満足できるシステムではあるので、その面ではお値段もリーズナブルかもしれません。
(急速に値下げしてますし…HW的なスペックもあるのでそこそこなところで止まりそうですが)
ある意味では一台ですべて完結できるのでミニマリスト向けかもしれません。(笑)
【その他】
・SDカードの相性問題?
一般的なexFATフォーマットのmicro SDを挿入すると動作が不安定になる現象がありました。
(プチフリ、勝手にトップ画面に戻る、micro SD音源の再生が停止する等…)
フォーマットをFAT32にすると改善しましたが、マニュアルにある通りメーカーの相性もあるのかも…?
・持ち出し
本機の外への持ち出しに当たってはクッション付きケースが便利です。
ペリカンケースでいうと「1120 Protector Case」がウレタンクッションをちょっと残しつつですっぽり入るくらいの感覚ですので、此処を基準にケーブル類も入れたいならもう一回り…というような選び方になると思います。
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2022年2月11日 23:36 [1543501-2]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
音質 | 5 |
操作性 | 4 |
機能性 | 4 |
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---|---|---|
質感とデザインがそっくりな冷却スタンド |
発熱が懸念される夏場に向けての購入。 |
平面駆動ヘッドホンに接続 |
購入年月日:2022年1月25日
購入方法:アキバe市場
※2022年2月11日追記
冬場の室内では最近このプレイヤーの使用率がダントツで高いです。
自宅のソファーでゆったり寛ぎながら、最高の音楽体験。
添付写真はdevaproをアンバランス接続してます。
主にヘッドホンで使用。最近繋ぐ事が多いのは
devapro
K812
K712
K535
Z1r
Z7rの6機種
自分の好みだとクロスフェードを25〜30辺りで設定すると音場が丁度良くなります。
自宅等の落ち着いた環境で使うなら最高の機材です。
更に夏場に備え、Amazonで似た質感の冷却スタンドを購入しました。
耐荷重が約2?ですから重いca1000でも余裕です。御値段は3000円程度。
可動部の造りもしっかりしてますし、汎用ファンですから他にもタブレットやスマホ等、色々使えます。安価でオススメです。
※追記此処迄
※以下購入直後の印象です。
遂にこんな高額機に迄手を出してしまいました。
鳴らしにくいヘッドホンでも楽々鳴らせるのは大きな魅力ですね。
M17と比べても更に重いです。
この機種もM17と同じく女房の実家で据え置き機として使う予定です。
【デザイン】
AK伝統のアウトラインはカッチリ、角は尖りまくってます。
独特の雰囲気がありますね。
大きなポータブルアンプにAKjr DAPをそのまま合体させた感じ。
画面は立ち上がる様に可動しますが外す事は出来ません。
画面を持ち上げる際は当然手動ですが、動きが少し重いかな。
音量ダイアルは大きくて動きもスムーズ。
個人的にはもう少し回した時のクリック感が欲しいですね。
microSDのスロットはアンプ部背面にあります。
この大きさなら初代KANNみたく、フルサイズSDカードに対応させて欲しかったです。
かなり重くて角張ってますから、万が一足の指とかに落下させると確実に爪が割れたり、指の骨が折れそう。持ち運びする際は充分に気を付けましょう。
【音質】
語彙力なくてスミマセン、当然普通に良いです。
音質自体はSP2000tのオペアンプモードに似てます。
特に強調する音域は無さそうですから、クラシックからアニソンまで何でも合いそう。
あとは組み合わせるヘッドホンやイヤホン次第でしょう。
ただし抵抗値の低い機材、例えばカスタム系イヤモニとの組み合わせはホワイトノイズが目立ちそうです。
【操作性】
アンプ部正面に配置された物理ボタンはカチッとしたタッチで押し易く、モニターの操作内容も従来からのAK機と全く同じ。
過去に一回でも同社のdapを使った事のある方なら操作で迷う事は全く無いと思います。
机に置いて使うなら素晴らしい操作性です。
音量ダイアルはスムーズに回って微調整し易いのですが、個人的にはもう少しクリック感を強くして欲しい処ですね。
【機能性】
背面の入出力端子が豊富で大型ホームオーディオとの連携も充分に考えられてます。
背面のmicroSDスロットはフルサイズ用にしてほしかったです。
自分はサンディスクのEXTREME PRO 512GBを入れてます。
このクラスのオーディオですからSDカードもケチりたく無かったので、容量、スピード共に余裕のある物を使ってます。
【総評】
重さと大きさを考えない、ホームオーディオとして使うなら素晴らしい機材。
しかし金属製筐体が予想以上に冷たくなりますから、冬場は触るのに躊躇しそうです。
逆に夏場は発熱が気になります。
何かしらの冷却対策は必要になりそうです。
※少し使った後、再度レビュー予定。
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