はじめての一眼カメラ
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パワーズームレンズ+シューティンググリップ装着時の本製品 |
夜間の光源有り撮影 |
くっきり時の時計 |
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ぼけ設定時の時計 |
フルサイズ換算450mmのレンズと超解像度ズームで撮影した月 |
橋をバックに撮影した紅葉 |
初めはコンパクトデジカメが欲しいと考えておりサイバーショットRX100M7かVlog CAM ZV-1を候補として見ていましたが、そこへAPS-CイメージセンサーのZV-E10が発表されて価格も安く感じ一眼カメラもいずれは欲しかったので思いきって購入。以下レビュー
【デザイン】
珍しい白色の一眼カメラ。シルバーのキットレンズと相まって堅い一眼カメラの中では異色の存在感。悪くないと思います。ただあとあと汚れが気になりそう…
【画質】
APS-Cサイズのイメージセンサーなので同じ解像度でも小さいセンサーのカメラよりも高画質がそれなりに期待できそう。ただそれもレンズ次第。
【操作性】
ボタンが少ないので私みたいな初心者には逆にいいのではないかな。慣れてからそのあたりが欲しくなってくるならば、ステップアップでフルサイズへ移ってもいいかも。
【バッテリー】
アクションカメラ並みの電池容量は少なすぎでは? 正直スペアは絶対欲しいけど、純正品はもの凄く高いし、かといって社外のは怖い。最低でもひとつ追加でもちろん充電器も必要。
【携帯性】
コンパクトデジカメには及ばないけども、キットレンズなら思ったほど嵩張らないかもしれない。他のレンズは基本大きくなるので、専用カバンは絶対必要。
【機能性】
設定項目が多すぎて運用に困るレベル。
マルチインターフェースシューがデジタルに対応しているので、ソニー製品の外部マイク「ECM-W2BT」や「ECM-B1M」がフルスペックで運用できる。なお値段。
悪い点を挙げるとするのならば、動画撮影時の手ぶれ補正機能が能力不足だということ。ZV-E10に搭載される手ぶれ補正は2種類あり「レンズ内手ぶれ補正機能(スタンダード)」と「電子手ぶれ補正(アクティブ)」で、強力に効くのはアクティブ。せっかくの大型センサーなので4Kでと思って撮影するとブレブレの動画となってしまう。更に電子手ぶれ補正なので画角もクロップされ(電子手ぶれ補正に割り当てる範囲)その範囲がとても狭くなってしまう。仮にジンバルで高画質映像を撮ろうとしても、30FPSで撮影するとこれもクロップされる。なので低フレームレートで撮影するしかない。
アクティブ手ぶれ補正を使って綺麗に撮る設定が他の方が紹介されていたので引用。1080p 60FPS シャッタースピードは高速(1/200程とのこと)(https://youtu.be/qOh_Gt4s-L4)。
他の対策としてはソニー純正ソフト「Catalyst Browse」で手ぶれ補正を行う。パソコンで処理しないと行けない手間はあるが、ブレを比較的抑えることはできるようになる(撮影時手ぶれ補正オフ)。
【液晶】
日が照っているときが見づらい。カラー感は悪くない。
【ホールド感】
個人的にはいいくらいで、ボタンが少ないから誤操作は減りそう。ただ人によっては小さいと言う。
オプションでシューティンググリップがあり、キットレンズ程度ならグリップで撮影した方が安定するかも。
【総評】
はじめての一眼カメラということでパワーズームレンズキット+シューティンググリップ+SELP18105Gという組み合わせで割引有りで15万を切る値段はとても買いだと思う。レンズを交換して撮っているととても楽しい。
ただZV-1でも言われていたのがVlog CAMとして売り出しているのに手ぶれ補正は強くないし、画角は標準では狭い(自撮りとか 私はやらないが)。他にもボケ感を強くする機能も搭載されているが、これもレンズ次第。キットレンズではあまり強くない(と思っていたけど技量不足を感じて猛省)。
音質は良いと他者のレビュー動画では言っていたが、なんか籠もり気味な音かな。勿論今までのαシリーズよりは聞こえ方は改善されているけど、個人的には外部マイクはやはり欲しい。あとジンバルも4K撮影時は必須かな。
ストラップに関しては純正品のままだと取付取り外しが非常に面倒。しかしよくオススメされる細い紐タイプだと擦れて切れそうで怖いので厳選する必要がある。私は「SNAPJOINT SET」で純正の紐のままクイックリリース出来るようにしたので満足。
原因不明な出来事としては、アプリを使ってデータ転送するときになぜか全ての動画で途中エラーが出て中断する。そしてよく修復に入る。なんでやねん
ただ何気ない物でも撮影することが楽しいと感じて買って良かったと思います。入門機としては良い道具でしょう
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