NIKKOR Z 28mm f/2.8 Special Edition レビュー・評価

ニコンZのレンズの使用歴は
24-120/4、24-70/2.8、14-24/2.8、70-200/2.8、20/1.8、24/1.8、35/1.8、50/1.8、85/1.8、28/2.8、40/2です。上記を比較してのレビューとなります。

まず特筆すべきは価格です。3万円以下で購入できるレンズとしては携行性、描写力ともに文句なしです。
絞れば上記のSラインレンズにも遠景撮影では肉薄する解像力は持つと思います。唯一、近接撮影での最短撮影距離付近でぼかそうとして解放で撮ると目に見えてソフトな描写になります。こういう時は一段から二段絞るようにしています。

また、DXボディのZ50と組み合わせて換算約40mmの単焦点レンズとして使うほうがなぜかしっくりくる描写になりました。

結局のところ他のSラインレンズの開放から撮影距離関係なしに抜群の写りを誇る50mm/1.8や20/1.8を使うことになったので現在はこのレンズを手放してしまいましたが、フルサイズ、apscどちらにもおすすめです。特にZfcやZfなどに似合うのはこちらのクラシックスタイルの見た目だと思います。

【操作性】
特に問題なし。MF撮影時でもとてもスムーズ。
【表現力】
価格を考えれば十分過ぎます。ボケも変な癖も無く、綺麗ですし、逆光や悪条件でも綺麗にその場の空気感を再現してくれます。デザイン含めて、zfとの相性抜群です。掲載写真はボディzfで、JPEG撮って出しです。
【携帯性】
フルサイズ対応Zレンズでは軽くてコンパクトなほうです。
【機能性】
特別な機能はないですが、
フードが無いので、必要な場合は社外品になります。
【総評】
SEシリーズは40mmf2.0が人気で、その陰に隠れてる印象の28mmf2.8ですが、使ってみるととても使いやすい良いレンズでした。40mmよりも風景で使いやすく、持ち出す出番が増えてます。

【操作性】ただカメラに付けるだけです。

【表現力】寄れるしボケは素直。写りも良いです。

【携帯性】プラマウントだけあって軽いです。

【機能性】Zfcで使っていますが、AF速度は速いと思います。

【総評】安くて良いレンズだと思いますが、Aiニッコールのようにレンズが正面にどぉんと見えない。
技術的な問題があるのかも知れませんが、口径は60ミリ位あるのにレンズ部は10ミリ位しか見えない。
このデザインが格好悪い。よってマイナス１です。

Z 6開放で。左上にコマフレア状の点光源の歪み。でも風景には十分	Z 6で	Z fc
Z fc

【操作性】
距離環の太さもそこそこに、MFでも扱いやすいです。いわゆるフォーカスバイワイヤなので、
機械連結があるFマウントのAFレンズと違い、回転と測距群の動きが完全に同期してはいないので
多少の違和感はあります
【表現力】
Z fcのキットレンズとして使えば42mmの画角、撮り歩きに丁度いい画角なのでDXでは使い勝手のいいレンズです
FXで使えばそのまま28mmの画角、広角ですが、開放で使っても端まで流れがなく像が崩れず、
昼間の風景などでは威力を発揮します。
そこそこ近接撮影能力も高いので、やはり使い勝手はプラス評価
反面、点光源では木々の木漏れ日などではコマフレア状の点光源の変形は見られるので、
この辺りが値段なりの部分が出ているかと思います
隅まで像は流れませんが、表現という意味だと立体感と力強さではAI AF 28/2.8Dよりいま一歩といったところです
光学性能的には間違いなくZ 28の方が良いですが
【携帯性】
わざわざAIレンズに似せてZ fcのキットにしているくらいですから、携帯性は一つの売りです
マウントがプラなので耐久面では長期的にはちょっとどうかわかりませんが、軽量化には寄与しているかと思います
【機能性】
AFは、まあ普通でしょうか。特段スピードで気になることはありません
Z 6、Z fcとの組み合わせで特に難儀することもありません
【総評】
DX/FXどちらでも使いやすい画角になるので一本持っておいていい焦点距離かと感じます
一方、表現の面でもつちょっと力強さと立体感がほしいなと言うところで星4つくらいですね
とはいえ3万のレンズで、風景が開放からビシビシ撮れるのはやはり時代の進化を感じる一本です

【操作性】デジタル用単として普通。

【表現力】現行デジタル機用レンズの28ｍｍ　f2.8に求められることはこなしてくれる。でもkistarの40mm f2.4や35mm f1.4の開放での滲みにやられているので使用機会を奪われる。

【携帯性】径は太いが軽くて小さい。

【機能性】減点要素はない、専用フードが無いくらい。

【総評】Z5とZfcで試しました。

各項目採点してみると減点は無いのだけれど満足度☆5にならないのは癖のあるMF単焦点ばかり使う自分にとってこのレンズは使う機会が少ないサブや保険のようなものであるからなのでしょう。

Zfcでレンズ交換式に初挑戦する方の最初の単焦点としてならこれか50ｍｍマイクロが候補になります。
ライカМマウントなどのレンズをいろいろ持っているような人なら純正レンズは標準ズームだけってことになりそうです。

マウントがプラスチック製と聞いて一度は注文をキャンセルした身でしたが，Z fcにはコレしかないと思って再注文しました。

今丁度プレミアムエクステリア張替えキャンペーンでお留守のZ fc。届いたZ 28mm f/2.8 SEをZ 9に装着した所，合う合う。フルサイズのZレンズはぶっ太いので，Z fcにはチョッとなと思っていましたが，Z 9にはピッタリ。

レンズそのもののインプレッションですが，開放では隅が若干甘くなるものの高画素機のZ 9でも十分な解像力で，開放から全く問題なく使えます。ボケは玉ボケも後ボケも広角レンズとしてはとても綺麗です。逆光耐性は概ね良さそうですが虹色のゴーストが出るのが少々気になるところ。

Aiニッコールをオマージュした本レンズはZでは唯一であり，MFも大変実用的。34,650円はZファンはZ fcのある無しに依らず所有した方がいいかと。

単品での発売記念にレビューを更新します。レビュー内容と写真を新しくしました。

【操作性】

●フォーカスリング
このレンズ唯一のコントロールです。
硬質ゴム製の良好なグリップで、適度な抵抗で滑らかに回転します。
素早く回転すると90度のストロークでピント全域を移動可能。
個人的には180度くらいの大きなストロークが好みでした。

●その他
AF/MFスイッチなどは無いので、カメラ側での操作が必須です。
コントロールの多いカメラなら問題ありませんが、Z fcなどボタン数が少ないカメラでは少し面倒と感じます。

【表現力】

●解像性能
近距離から遠景まで、フレームの大部分は絞り開放からシャープです。小型軽量な広角レンズとしては驚くほど良好に見えます。遠景における像面湾曲の影響は見られません。
接写時は周辺・隅のパフォーマンスが低下するものの、Z 40mm F2ほど顕著な落ち込みはありません。マルチフォーカスが効果的に機能しているようです。

●ボケ
接写時は28mmのコンパクトなレンズとしては良好な描写に見えます。
少し撮影距離が長くなると、ハイライトが騒がしくなりますが、それでも許容範囲内だと思います。
ハイライトが目立たない場合は滑らかな描写となるはず。
ある程度距離が開くと、隅のボケが騒がしくなります。それでも色収差が良く抑えられているので、大きな問題には見えません。

●色収差
小型軽量な低価格レンズとしては良く抑えられているように見えます。

●周辺減光
かなり目立つので注意が必要。
特に絞りによる改善効果はほとんど期待できないので、風景撮影などフラットな露出結果を期待している場合はヴィネッティング補正が必須となります。

●歪曲収差
光学的にはそこそこ目立つ樽型歪曲です。
ただし、RAWに補正プロファイルが内蔵されているので、Lightroomなどで現像する限りでは自動的に補正され、問題となることはないかもしれません。

●逆光耐性
まずまず良好ですが、S-Lineほど際立った逆光耐性ではありません。

【携帯性】
広角 F2.8レンズとしては非常にコンパクトなサイズだと思います。
これで防塵防滴に配慮した設計・インナーフォーカスを実現しているのは凄い。
ただし、大口径Zマウントのため、レンズ直径はそれなりにあります。

【機能性】
●オートフォーカス
ステッピングモーター駆動のオートフォーカスは静かで滑らかに動作します。
電光石火と言うほど速くありませんが、大部分の撮影で不満は感じないと思います。

●フォーカスブリージング
このクラスとしては非常に良好な状態です。
動画撮影に適しているほか、静止画でも不快な画角変化がないので快適です

●防塵防滴
レンズマウント部はシーリングではなくカバーとなっています。
S-lineほどの耐候性では無いので過信は禁物。

【総評】
携帯性が高く、便利な広角レンズに仕上がっています。
プラスチックマウントやAF/MFスイッチの欠如が気にならないのであれば、手ごろな価格も相まって満足度の高いレンズとなるはず。

周辺減光やRAWの歪曲収差には注意が必要ですが、どちらも自動補正に対応しているので、問題と感じることは少ないかもしれません。解像性能は大部分のピント距離で良好であり、特に2400万画素のクラスのカメラであれば大きな不満を感じることはないでしょう。

「28mm F2.8」で携帯性の高いレンズが必要であればおススメの一本です。本当に28mmが好きで、抜群の光学性能を期待しているのであればS-Lineの登場を待った方が良いかもしれません。個人的にF2〜F2.5あたりの少し明るいレンズであればなお良かったのですが…。サイズや価格を考える許容範囲内。

ブログにてレビューを掲載中です。
https://asobinet.com/tag/nikkor-z-28mm-f-2-8-review/

Flickrにてオリジナルデータを公開しています。
https://www.flickr.com/photos/145268771@N04/albums/72157719929805873

開放で撮影	f4で撮影	f5.6で撮影
f8で撮影	f11で撮影

Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キットを予約開始直後にオーダーしたが、いつになっても発売日が決まらないことに苛立ちキャンセル。
本日(10/1)に GR?x を買いに行ったところ、キャンセルになった Special Edition キットに出逢い、勢いで購入しちゃいました ^^;

台風16号が近づいていましたが、どんなレンズなのか試したく、早めに仕事を切り上げて新機材のテスト撮影をする場所へ向かいテスト撮影をして来ました。
フルサイズ用のレンズなので、ボディもフルサイズ機（Z7?）にしています。

開放では多少周辺減光が目立ちますが、という程度だと思います。
（Lightroomではレンズデータ未反映であり、レンズ補正は行っていません）

AFはそれほど早くはありませんが、動体を追いかけるレンズではないでしょうからストレスは感じないと思います。
また、AFの精度は良いと思いますよ。

軽くてコンパクトなので、カバンの中に入れておいても全く邪魔になりません。
レンズフードは HN-3 をつけていますが、保護フィルターをつけた上にレンズフードを装着するとちょっとカッコ悪いので、保護フィルターは外そうと考えています。

なお、本日は台風16号の影響で都内は暴風＆雨が続いており屋外でのテスト撮影は出来なかったので、明日以降に試したいと思います。