富士の小型機の集大成?
今年は春先にX-E4を購入し、そして9月についにX-S10を追加しました。
欲しいと思ってから、2年近く我慢しましたが、値段が下がらないので、決断しました。
これまではX-T30とX-T2も使ってきたので、それとの違いを含めて使った感想を書きます。
この機種への最大の興味は、IBIS内蔵という点です。
保有しているズームレンズの多くはOIS搭載なので、恩恵はありませんが、
数本保有している単焦点レンズでの効果を期待しました。
購入後、XF35?F1.4、XF23?F2などを装着し、
ファインダー画像がピッっと止まるので感動しました。
今後は単焦点レンズを使う上では便利です。
ただし、最小限の荷物で、これ1本で旅行に行く場合はXF16-80?や18‐135?、
あるいはXF15-45?になってしまいますので、用途は限定されそうです。
現にアップした画像はXF16-80?レンズのものです。
また、大きなグリップがついているので、どうしてもある程度大きなレンズが似合います。
その点、IBIS内蔵が宝の持ち腐れ的になりそうです。
なお、IBISは次のX-E5に搭載してもらいたいです。
小型ボディに小さな単焦点レンズの組み合わせこと、ベストマッチだと思います。
X-T30等との違いは、シャッター音です。
表現が難しいですが、かなり良い音になったと思います。
グリップが大きいのは確かに使いやすいですね。
特にそれなりのズームレンズではマッチします。
デザインも思ったより良かったです。
惚れ惚れぼれします。
T30やT2との操作性の違いは、全く気になりません。
大概はPモードで撮影し、露出補正も右指のダイヤルで簡単に変更できます。
もちろんA、Sモードも人差し指で簡単に操作できます。
ボディの造りもしっかりしていますので、安心感があります。
画質は基本的に富士の伝統的なもので、素晴らしいです。
S10もすでにモデル末期かも知れません。
40M素子への置換というマイナーチェンジがあるかも知れませんね。
ただし、変えるべき部分はあまり感じません。
T30の後継機も気になりますが、H2が出たので、
T5にマージされるかも知れませんね。
他の機種を含めて、今後の進化にも期待しています。