初代と変わらない高性能AF搭載。ただ初代からの買い替えは微妙。
小中規模サーキットでバイク撮ってます。
初代kiss Mを2台買いサーキットで使ってきました。
世間の噂とは全く違い、kiss Mの動体撮影能力に感動し、メインカメラとして使ってきました。
2台とも使い過ぎでシャッターユニットが壊れましたので2型を買いました。
初代との比較を中心にレビューします。
【デザイン】
初代と全く違いが分かりません。
M2の文字以外、変わったところあるのかな?
【画質】
初代から十分に綺麗でした。画素数も多少のトリミングしても破綻しません。
APS-C機としては十分な画質と思います。
キヤノンの絵は、「明るく健康的で人物撮影に向いている」と言われますが、自分の感想は「クリアで爽やかな画質」と思ってます。
万人受けする部類の画質で安心して使えます。
【操作性】
ボタンが少ないのに、本当に良く練られています。
右手で操作できる範囲にボタンを集中配置が素晴らしい。モータースポーツ撮影は左手で常にレンズを支えてますから、左手でボタン操作するよりも遥かに使い勝手良いです。
電源ボタンも右手人差し指で操作できるので、撮影中こまめに電源オンオフできます。
これ、地味に便利です。
慣れれば、ファインダーを覗いたまま、ブラインド操作できます。
個人的にはEOS RPよりも断然操作性が良いと思ってます。
【バッテリー】
「ミラーレスカメラはバッテリがもたない」がある程度常識だと思います。
ただしモータースポーツ撮影では連写を多用することが多いので、かなりの枚数撮れます。
バッテリーがフレッシュな内は、5,000枚以上撮れました。500枚ではありません、5千枚です。
初代の場合、使い込んでいく内に3,500枚程度に落ちます。
【携帯性】
デジイチとして小型軽量ですが、レンズ交換式カメラの場合、レンズの大きさの方が全体の携帯性に影響が大きいです。
【機能性】
タイトルの通り、動体追従性、AFの精度はかなり高いです。
個人的感想ですが、ソニーα6400よりも遥かに高性能です。
EF-Mレンズでなくても、マウントアダプター経由でEFレンズで十分なAF性能です。
実際に使えば分かると思います。
【液晶】
まぁまぁ綺麗です。
【ホールド感】
普通です。
【総評】
初代から非常に気に入ってモータースポーツ撮影で使ってきました。
ただし、初代で気になったEVFのカクカク感の改善はあまり感じません。
リフレッシュレイト?というのでしょうか、数値上は上がっているようですが、正直違いが分かりません。
また画質は全く同じ。
AF性能は上がったと聞きますが、人物撮影時の性能向上のようで、モータースポーツ撮影では違いを感じません。
初代が高性能過ぎたからかもしれませんが、二代目は明確な性能アップを体感できなかったです。
初代にせよ、二代目にせよ、カメラとして十分な高性能だと思いますからお勧めできます。