NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
- 「ニコン Z マウントシステム」を採用したフルサイズミラーレスカメラ対応の大口径標準単焦点レンズ。開放F値1.2で美しくなめらかなボケを実現する。
- 画像の中央、周辺部を問わず細部まで忠実に表現。「ナノクリスタルコート」と「アルネオコート」によりゴースト、フレアを抑えたクリアな描写が可能。
- 「STM(ステッピングモーター)」を採用した「マルチフォーカス方式」により、静止画、動画ともに、高速・高精度・静粛なAF駆動ができる。
最安価格(税込):¥269,800 (前週比:±0 ) 発売日:2020年12月11日
よく投稿するカテゴリ
2023年10月25日 21:32 [1684006-2]
満足度 | 5 |
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操作性 | 4 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 2 |
機能性 | 4 |
去年2022年の年末に購入して1年ほど使用したので、長期レビューとして追加の感想を少々。
何といっても表現力、星がいくつあっても足りません。寄りから遠景までハイレベルにこなしてくれますが、個人的には5mから十数m程度の撮影距離がスイートスポットかなと思います。開放F値1.2を生かして大きくボケさせるというよりは、一歩か二歩引くことでピント面から小さなボケが連なった立体感を出す使い方が気に入っています。
またこのレンズは絞り開放での描写が話題になることが多く、自分もほとんど開放で使っていますが、F8くらいに絞り込んだ絵もこれまた素晴らしいです。パンフォーカスなのに被写体同士の前後関係が損なわれないのは、レンズそのものの素性が非常に良いからなのでしょう。
玉ボケは口径食や年輪ボケが出る、絞り開放だとサジタルコマフレアが目立つといった写りの上での欠点もあることにはあるのですが、絵全体のすごさに比べれば些細なことですね。
ただ並外れた表現力の分でかくて重いので、猛暑だった今年の夏は流石に持ち出す気が失せました(笑)。日中の強い日差しでは絞り開放だと露出オーバーになりやすいことも含めて、夏は別の装備がいいかもしれません。その分気温が落ち着いて再びこのレンズを持ち出したときはやはりこれだねという感動の再会でした。
NIKKOR Zレンズは何本か使ってきましたが、このレンズは満足度が桁違いです。何回シャッターを切っても感動が色あせない、何度でも持ち出したくなる最高の標準単焦点レンズだと思います。今年の半ばに値上げがありましたが、30万円払えばタダですよ。
- レベル
- 初心者
- 主な被写体
- 人物
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
- 室内
参考になった36人(再レビュー後:20人)
2023年2月19日 00:36 [1684006-1]
満足度 | 5 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 2 |
機能性 | 4 |
去年カメラを始めたばかりのド初心者ですが、本レンズを購入する機会に恵まれたのでレビューしようと思います。
【操作性】
フォーカスリングは適度な太さとトルク感で回しやすいです。
ただ根本のコントロールリングのほうは気づかないうちに指で回していて絞りが変わってしまうことがよくあったので設定から無効化しています。
【表現力】
素晴らしいの一言。ほかの皆様もおっしゃる通り立体感がものすごいです。浅いピント面をきちんと解像してその前後に美しいボケが連続的につながっていく、という描写を高いレベルで実現しているからこそなせる技だと思います。特定の被写体に寄って撮影した場合はもちろん、風景や建物などを引いて撮影した場合にもこの立体感を得られます。あまり考えずに手癖で撮影してもそれなり以上の絵が出てくるのがずるいですね。
【携帯性】
でかくて重いです。Z 9以外のボディに装着するとフロントヘビーになるのでエクステンショングリップは必須かと思います。自分もZ 6IIに純正のZ-GR1を取り付けることで安定してホールドできるようになりました。
【機能性】
左手でレンズの下部を支えるとちょうど親指の位置にL-Fnボタンが来るので便利です。
ただ個体差かもしれませんがAF時のモーター作動音が結構うるさいです。自分は静止画撮影がメインなのであまり問題ありませんが…
【総評】
でかくて重くて値段が高いというマイナス要素を写りの素晴らしさで全部チャラ以上にしてくれる最高のレンズです。Zユーザーの方にはもちろん、これからカメラを始める方にも「このレンズがあるからZシステムを選ぶ」ことをお勧めできます。この写りを広角や中望遠でもぜひ体験したいですね。
- レベル
- 初心者
- 主な被写体
- 人物
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
- 室内
参考になった16人
「NIKKOR Z 50mm f/1.2 S」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
---|---|---|
絞りコントロールで様々な表現ができる標準レンズの頂点!! | 5 | 2024年4月25日 18:20 |
標準単焦点レンズはこれがいい | 5 | 2023年10月25日 21:32 |
写真表現で装着するレンズを決めるべきだと思う | 5 | 2023年9月28日 21:40 |
至高のレンズ | 5 | 2023年8月31日 03:01 |
調子に乗って開放Onlyは避けるべし | 5 | 2023年6月27日 23:53 |
想像を余裕で超えてくるレンズ | 5 | 2023年5月16日 16:31 |
究極の写り、重さ。 | 5 | 2023年1月14日 07:30 |
至高の1本(再レビュー) | 5 | 2023年1月3日 10:46 |
究極のオートフォーカス標準単焦点だと思う | 5 | 2022年11月16日 23:22 |
写りは格別、AFも早くてZ使いには究極のレンズと思います | 5 | 2022年10月10日 10:30 |
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