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『ブレッソンが生きていたら、お気に入りカメラになっていたかも』 SONY α7C ILCE-7C ボディ [ブラック] blackfacesheepさんのレビュー・評価

2020年10月23日 発売

α7C ILCE-7C ボディ [ブラック]

  • 約509gと小型・軽量なフルサイズミラーレス一眼カメラ。一般的なスマホで採用されている1/2.3型センサーの約30倍の35mmフルサイズセンサーを搭載。
  • 高いフォーカス精度と追随性を持つ像面位相差AFシステムを採用。リアルタイム瞳AFやリアルタイムトラッキングにも対応し、ピントを合わせ続けられる。
  • フルサイズ領域で画素加算のない全画素読み出しにより、モアレやジャギーの少ない高解像力を備えた4K動画画質を実現。
α7C ILCE-7C ボディ [ブラック] 製品画像

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※レンズは別売です

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付属レンズ
カラー
  • ブラック
  • シルバー

タイプ : ミラーレス 画素数:2530万画素(総画素)/2420万画素(有効画素) 撮像素子:フルサイズ/35.6mm×23.8mm/CMOS 重量:424g α7C ILCE-7C ボディ [ブラック]のスペック・仕様

 

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α7C ILCE-7C ボディ [ブラック]SONY

最安価格(税込):¥184,000 (前週比:-961円↓) 発売日:2020年10月23日

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デザイン5
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操作性3
バッテリー5
携帯性5
機能性4
液晶4
ホールド感4
ブレッソンが生きていたら、お気に入りカメラになっていたかも
当機種VILTROX AF 85MM F1.8 Mark II、1/4秒手持ち、Lightroom AIノイズリダクション
当機種SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art、ISO12800、Lightroom AIノイズリダクション
当機種Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、1/2秒手持ち

VILTROX AF 85MM F1.8 Mark II、1/4秒手持ち、Lightroom AIノイズリダクション

SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art、ISO12800、Lightroom AIノイズリダクション

Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、1/2秒手持ち

当機種SONY FE50mm F2.5G、小型軽量で威圧感なし、カフェフォトも撮りやすいです
当機種Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、ISO2500、高感度の色彩も良好です
当機種SONY FE50mm F2.5G、瞳AF優秀、これのおかげで猫撮りが捗ります

SONY FE50mm F2.5G、小型軽量で威圧感なし、カフェフォトも撮りやすいです

Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、ISO2500、高感度の色彩も良好です

SONY FE50mm F2.5G、瞳AF優秀、これのおかげで猫撮りが捗ります

2021年の8月に購入してから、2年弱経ちましたので、レビューを更新します。

a7IIIと併用していましたが、しばらく使ってみて、a7cでも私の用途では遜色がないことがわかったので、a7IIIを手放し、a7cをメイン機に昇格させました。
AFの完成度、高感度のJPG品質、手振れ補正機能の向上、これらはα7IIIの上を行き、世代の差を感じました。


【デザイン】
バウハウスの「機能が形状を決定する」を具現化したSONY機の無駄のないデザインが好きです。
α7IIIのようにボディ中央に隆起がないので、レンジファインダーカメラ用のBillingham Hadleyシリーズにぴったり収まります。
小型なので、カフェやレストランで撮影するときも、気楽に撮影できます。


【画質】
α7IIIとほぼ同じだと聞いてていましたが、使ってみると3年間の進歩を実感しました。
SONYのフルフレーム機らしく、ダイナミックレンジが広いです。

特にRAWでのハイエストライトの粘りが極めて優秀です。
a7cはまるでラチチュードが広い常用感度ネガフィルムで撮っているような感覚になるデジタルカメラです。
メカシャッターでは1/4000秒までしか使えず、大口径レンズを絞開放で使うと、露出オーバーを覚悟しましたが、RAWで撮っておけば、後からかなり救済できます。

また、ISO12800以上の超高感度で撮影した時でも、撮って出しのJPGが使い物になるのに驚きました。
さらに今年の初夏からAdobe LightroomでAIノイズリダクションが使えるようになり、a7cのポテンシャルがさらに生かせるようになったと思います。
作例2枚目はかなり暗い場所でISO12800で撮影しましたが、AIノイズリダクションのおかげで使い物になる写真が出来上がりました。

かつてはAdobe Lightroomを使うのにGPU能力はさほど必要ではありませんでしたが、AIノイズリダクションはGPUの能力に依存します。
そのため、ゲームをしない私も、初めてグラフィックボードを導入しました。
MSI GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV1、2万円以下の安価なグラボですが、効果絶大です。


【操作性】
α7IIIに比べてカスタムボタンが少ないですが、実用上は無問題です。
私が使う機能のほとんどは、Fnボタンから呼び出せるようにカスタマイズしました。
またマルチセレクターや前ダイヤルがありませんが、慣れてしまえば無問題です。

タッチパッドは反応が不安定かつ唐突で、未完成な印象です。
MENUキーの位置は最悪です。
右手でも左手でも操作しにくいので、右手親指で操作できるように、カスタムキー登録で十字キーの↓に割当てました。


【バッテリー】
α7cのバッテリーはさらに長時間使え、ミラーレス機離れしたバッテリー容量に驚いています。
1日撮り続けていても十分にもちますので、予備バッテリーの必要はないかもしれません。


【携帯性】
これがα7cの最大の魅力です。
前期高齢者となり、重厚長大な撮影機材を持て余すようになってきたため、α7cの小型軽量な筐体はありがたいです。
α7IIIに比べて「卵3個分」軽量ですが、この差が長時間の撮影では効いてきます。
また本体が軽量なので、SigmaのArtシリーズのような重量級レンズを使うときも、負担が少なくて済みます。

【機能性】
手振れ補正機能はα7IIIよりかなり改善した印象を受けました。
作例1枚目は85?で手持ち1/4秒、手振れ補正能力は5段分です。
作例3枚目は28mmで手持ち1/2秒ですから、手振れ補正能力は4段分強です。

AFに関しては、α7IIIとの世代差を強く感じます。
どのモードでもα7cの合焦速度、精度はα7IIIの上を行きます。
特に、リアルタイムトラッキングには感動しました。
動物の瞳AFも協力で、猫撮りカメラとしてとても使いやすいです。

【液晶】
α7cのバリアングル液晶には戸惑いました。
ウェストレベルで撮りたいときに、ワンアクション余計に必要となります。

EVFは小さいです。
前期高齢者となり視力は落ちる一方ですが、なんとか使いものになるギリギリのサイズです。
次期モデルではEVFを大きくしてほしいですが、もし筐体が重く大きくなるのであれば、このサイズのままで良いです。

EVFの大きさは妥協できますが、アイカップがないのが逆光時に辛いです。
他社製のアクセサリーシューに装着するタイプを使っていますが、純正で用意すべきと思います。


【ホールド感】
グリップが小さいので、ホールド感はよくありません。
でも、ホールド感の良いグリップを付けて筐体が大型化するのであれば、このままで良いです。


【総評】
2年弱使ってみましたが、細かい不満はあっても、満足感は相変わらず満点です。
なんと言っても小型軽量で、一日中持って歩いた際の疲労度が違うところに感銘を受けました。
威圧感のないデザイン・サイズのため、使える状況が広いです。

アンリ・カルティエ=ブレッソンが生きていたら、小型軽量なa7cを気に入ると思います。
特に小型軽量なFE 50mm F2.5 Gはよく似合うレンズです。

α7cで撮影した写真を貼っておきます。
ビネットした写真が好きなので、どれも少々周辺光量を落としていますが、どのレンズも実際にはこんなにビネットするレンズではありません。
色温度、明度、コントラスト、彩度、明瞭度などもいじっておりますが、シャープネスは無補正です。

なお、このカメラで撮った写真は、下記の私のブログにも置いてあります。
ご興味があれば、ご覧になってください。

●組写真ブログ:https://blackface2.exblog.jp/tags/SONY%20%CE%B17c/

比較製品
SONY > α7 III ILCE-7M3 ボディ
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デザイン5
画質5
操作性3
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携帯性5
機能性4
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ホールド感4
ブレッソンが生きていたらお気に入りカメラになっていたかも
当機種Dレンジが広いです・・・2段オーバーですが、Adobe Lightroomで修正可能です
当機種手振れ補正もよく効きます・・・手持ちで1/4秒です
当機種リアルタイムトラッキングと動物の瞳AFが強力で、最強の猫撮りカメラです

Dレンジが広いです・・・2段オーバーですが、Adobe Lightroomで修正可能です

手振れ補正もよく効きます・・・手持ちで1/4秒です

リアルタイムトラッキングと動物の瞳AFが強力で、最強の猫撮りカメラです

当機種リアルタイムトラッキングは風に揺れる花を撮る際にも重宝です
当機種威圧感のないサイズなので、カフェ写真も撮りやすいです
当機種カメラ本体が軽いので、重量級のレンズを装着しても楽です

リアルタイムトラッキングは風に揺れる花を撮る際にも重宝です

威圧感のないサイズなので、カフェ写真も撮りやすいです

カメラ本体が軽いので、重量級のレンズを装着しても楽です

2021年の8月に購入してから、1年4ヶ月経ちましたので、レビューを更新します。

a7IIIと併用していましたが、しばらく使ってみて、a7cでも私の用途では遜色がないことがわかったので、a7IIIを手放し、a7cをメイン機に昇格させました。
AFの完成度、高感度のJPG品質、手振れ補正機能の向上、これらはα7IIIの上を行き、世代の差を感じました。


【デザイン】
バウハウスの「機能が形状を決定する」を具現化したSONY機の無駄のないデザインが好きです。
α7IIIのようにボディ中央に隆起がないので、レンジファインダーカメラ用のBillingham Hadleyシリーズにぴったり収まります。
小型なので、カフェやレストランで撮影するときも、気楽に撮影できます。


【画質】
α7IIIとほぼ同じだと聞いてていましたが、使ってみると3年間の進歩を実感しました。
SONYのフルフレーム機らしく、ダイナミックレンジが広いです。

特にRAWでのハイエストライトの粘りが極めて優秀です。
作例1枚目は露出オーバー覚悟の上で、手持ち1/25秒で撮りましたが、ISO100でF16なので、2段オーバーの真っ白写真になりました。
でも、a7cのRAWはよく粘り、Adobe Lightroomで明度調整したらモリモリと階調が復活し、自然な階調となりました。

a7cはまるでラチチュードが広い常用感度ネガフィルムで撮っているような感覚になるデジタルカメラです。
メカシャッターでは1/4000秒までしか使えず、大口径レンズを絞開放で使うと、露出オーバーを覚悟しましたが、RAWで撮っておけば、後からかなり救済できます。

また、ISO12800以上の超高感度で撮影した時でも、撮って出しのJPGが使い物になるのに驚きました。
Adobe LightroomでRAW現像した時よりも良い結果になることが多い印象です。


【操作性】
α7IIIに比べてカスタムボタンが少ないですが、実用上は無問題です。
私が使う機能のほとんどは、Fnボタンから呼び出せるようにカスタマイズしました。
またマルチセレクターや前ダイヤルがありませんが、慣れてしまえば無問題です。

タッチパッドは反応が不安定かつ唐突で、未完成な印象です。
MENUキーの位置は最悪です。
右手でも左手でも操作しにくいので、右手親指で操作できるように、カスタムキー登録で十字キーの↓に割当てました。


【バッテリー】
α7cのバッテリーはさらに長時間使え、ミラーレス機離れしたバッテリー容量に驚いています。
1日撮り続けていても十分にもちますので、予備バッテリーの必要はないかもしれません。


【携帯性】
これがα7cの最大の魅力です。
前期高齢者となり、重厚長大な撮影機材を持て余すようになってきたため、α7cの小型軽量な筐体はありがたいです。
α7IIIに比べて「卵3個分」軽量ですが、この差が長時間の撮影では効いてきます。
また本体が軽量なので、SigmaのArtシリーズのような重量級レンズを使うときも、負担が少なくて済みます。

【機能性】
手振れ補正機能はα7IIIよりかなり改善した印象を受けました。
作例2枚目は50mmで手持ち1/4秒ですから、手振れ補正能力は4段分弱です。
30mm前後なら1/2秒、200mmでも1/6秒がなんとか手持ちで止まるので、4段分程度の補正効果はあるように感じています。

AFに関しては、α7IIIとの世代差を強く感じます。
どのモードでもα7cの合焦速度、精度はα7IIIの上を行きます。
特に、リアルタイムトラッキングには感動しました。
作例4枚目のように風に揺れるコスモスにもしっかりと食らいつき、構図を変えてもフォーカスが外れにくかったです。
動物の瞳AFも協力で、猫撮りカメラとしてとても使いやすいです。

【液晶】
α7cのバリアングル液晶には戸惑いました。
ウェストレベルで撮りたいときに、ワンアクション余計に必要となります。

EVFは小さいです。
前期高齢者となり視力は落ちる一方ですが、なんとか使いものになるギリギリのサイズです。
次期モデルではEVFを大きくしてほしいですが、もし筐体が重く大きくなるのであれば、このサイズのままで良いです。

EVFの大きさは妥協できますが、アイカップがないのが逆光時に辛いです。
他社製のアクセサリーシューに装着するタイプを使っていますが、純正で用意すべきと思います。


【ホールド感】
グリップが小さいので、ホールド感はよくありません。
でも、ホールド感の良いグリップを付けて筐体が大型化するのであれば、このままで良いです。


【総評】
1年4ヶ月使ってみましたが、細かい不満はあっても、満足感は相変わらず満点です。
なんと言っても小型軽量で、一日中持って歩いた際の疲労度が違うところに感銘を受けました。
威圧感のないデザイン・サイズのため、使える状況が広いです。

アンリ・カルティエ=ブレッソンが生きていたら、小型軽量なa7cを気に入ると思います。
コリン・ウィルソン言うところのアウトサイダーなブレッソンには、よく似合うカメラだと思います。
ブレッソンがa7cにFE 50mm F2.5 Gを装着して撮影している姿を妄想します。

この1年4ヶ月間に、α7cで撮影した写真を貼っておきます。
ビネットした写真が好きなので、どれも少々周辺光量を落としていますが、どのレンズも実際にはこんなにビネットするレンズではありません。
色温度、明度、コントラスト、彩度、明瞭度などもいじっておりますが、シャープネスは無補正です。

なお、このカメラで撮った写真は、下記の私のブログにも置いてあります。
ご興味があれば、ご覧になってください。

●組写真ブログ:https://blackface2.exblog.jp/tags/SONY%20%CE%B17c/

比較製品
SONY > α7 III ILCE-7M3 ボディ
レベル
アマチュア
主な被写体
風景
子供・動物
夜景
室内
その他

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満足度5
デザイン5
画質5
操作性3
バッテリー5
携帯性5
機能性4
液晶4
ホールド感4
ブレッソンが生きていたらお気に入りカメラになっているかも
当機種SONY a7c + VILTROX AF 85MM F1.8 Mark II、RTTの威力絶大、揺れる花を追いかけます
当機種SONY a7c + SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art、手持ち1/4秒、露出3段オーバーです
当機種SONY a7c + Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、焦点距離98mm、手持ち1/8秒です

SONY a7c + VILTROX AF 85MM F1.8 Mark II、RTTの威力絶大、揺れる花を追いかけます

SONY a7c + SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art、手持ち1/4秒、露出3段オーバーです

SONY a7c + Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、焦点距離98mm、手持ち1/8秒です

当機種SONY a7c + Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、小型なのでカフェ撮りも楽です
当機種SONY a7c + SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art、防塵防滴は雨中撮影にありがたいです
当機種SONY a7c + SONY FE 40mm F2.5 G、バリアングル液晶は縦構図ローアングルが楽です

SONY a7c + Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、小型なのでカフェ撮りも楽です

SONY a7c + SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art、防塵防滴は雨中撮影にありがたいです

SONY a7c + SONY FE 40mm F2.5 G、バリアングル液晶は縦構図ローアングルが楽です

購入して3ヶ月ちょっと経ちましたので、レビューを更新します。

1ヶ月ほど使ってa7cは相当な実力を秘めたカメラだとわかったので、それまでメイン機だったa7IIIを手放し、a7cをメイン機に昇格させました。
AFの完成度、高感度のJPG品質、手振れ補正機能の向上、これらはα7IIIの上を行き、世代の差を感じました。
使い始めて3ヶ月経ちましたが、このリプレイスは正解だったと感じています。

【デザイン】
バウハウスの「機能が形状を決定する」を具現化したSONY機の無駄のないデザインが好きです。
α7IIIのようにボディ中央に隆起がないので、レンジファインダーカメラ用のBillingham Hadleyシリーズにぴったり収まります。

【画質】
α7IIIとほぼ同じだと聞いてていましたが、使ってみると3年間の進歩を実感しました。
SONYのフルフレーム機らしく、ダイナミックレンジが広いです。

特にRAWでのハイエストライトの粘りが極めて優秀です。
作例2枚目は露出オーバー覚悟の上で、手持ち1/4秒で撮りましたが、ISO50でF22なので、3段オーバーの真っ白写真になりました。
でも、a7cのRAWはよく粘り、Adobe Lightroomで明度調整したらモリモリと階調が復活し、自然な階調となりました。

a7cはまるでラチチュードが広い常用感度ネガフィルムで撮っているような感覚になるデジタルカメラです。
メカシャッターでは1/4000秒までしか使えず、大口径レンズを絞開放で使うと、露出オーバーを覚悟しましたが、RAWで撮っておけば、後からかなり救済できます。

また、ISO12800以上の超高感度で撮影した時でも、撮って出しのJPGが使い物になるのに驚きました。
Adobe LightroomでRAW現像した時よりも良い結果になることが多い印象です。

【操作性】
α7IIIに比べてカスタムボタンが少ないですが、実用上は無問題です。
私が使う機能のほとんどは、Fnボタンから呼び出せるようにカスタマイズしました。
またマルチセレクターや前ダイヤルがありませんが、慣れてしまえば無問題です。

タッチパッドは反応が不安定かつ唐突で、未完成な印象です。
MENUキーの位置は最悪です。
右手でも左手でも操作しにくいので、右手親指で操作できるように、カスタムキー登録で十字キーの↓に割当てました。

【バッテリー】
α7cのバッテリーはさらに長時間使え、ミラーレス機離れしたバッテリー容量に驚いています。
1日撮り続けていても十分にもちますので、予備バッテリーの必要はないかもしれません。

【携帯性】
これがα7cの最大の魅力です。
前期高齢者となり、重厚長大な撮影機材を持て余すようになってきたため、α7cの小型軽量な筐体はありがたいです。
α7IIIに比べて「卵3個分」軽量ですが、この差が長時間の撮影では効いてきます。

【機能性】
手振れ補正機能はα7IIIよりかなり改善した印象を受けました。
作例2枚目は105mmで手持ち1/4秒ですから、手振れ補正能力は4段分強です。ただし陸橋のハンドレールに腕を固定して撮っています。
作例3枚目は焦点距離98mmで1/8秒、3段強の補正となります・・・これは立ちんぼ撮影です。
30mm前後なら1/2秒、200mmでも1/6秒がなんとか手持ちで止まるので、4段分程度の補正効果はあるように感じています。

AFに関しては、α7IIIとの世代差を強く感じます。
どのモードでもα7cの合焦速度、精度はα7IIIの上を行きます。
特に、リアルタイムトラッキングには感動しました。
作例1枚目のように風に揺れるコスモスにもしっかりと食らいつき、構図を変えてもフォーカスが外れにくかったです。

【液晶】
α7cのバリアングル液晶には戸惑いました。
ウェストレベルで撮りたいときに、ワンアクション余計に必要となります。
でも作例6枚目のように、縦構図でローアングルが楽に撮れるのは大きなメリットです。

EVFは小さいです。
前期高齢者となり視力は落ちる一方ですが、なんとか使いものになるギリギリのサイズです。
次期モデルではEVFを大きくしてほしいですが、もし筐体が重く大きくなるのであれば、このサイズのままで良いです。

EVFの大きさは妥協できますが、アイカップがないのが逆光時に辛いです。
他社製のアクセサリーシューに装着するタイプを使っていますが、純正で用意すべきと思います。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B08TWHYG27/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&th=1

【ホールド感】
グリップが小さいので、ホールド感はよくありません。
でも、ホールド感の良いグリップを付けて筐体が大型化するのであれば、このままで良いです。

【総評】
三ヶ月使ってみましたが、細かい不満はあっても、満足感は相変わらず満点です。
なんと言っても小型軽量で、一日中持って歩いた際の疲労度が違うところに感銘を受けました。
威圧感のないデザイン・サイズのため、使える状況が広いです。

アンリ・カルティエ=ブレッソンが生きていたら、小型軽量なa7cを気に入ると思います。
コリン・ウィルソン言うところのアウトサイダーなブレッソンには、よく似合うカメラだと思います。
ブレッソンがa7cにFE 50mm F2.5 Gを装着して撮影している姿を妄想します。
ちなみに作例3枚目は、ブレッソンの「サン=ラザール駅裏」を使ったポスターと、横断禁止の看板の歩行者、そしてブレる歩行者をフレーミングしたトリプルイメージのオマージュです。

この三ヶ月間に、α7cで撮影した写真を貼っておきます。
ビネットした写真が好きなので、どれも少々周辺光量を落としていますが、どのレンズも実際にはこんなにビネットするレンズではありません。
色温度、明度、コントラスト、彩度、明瞭度などもいじっておりますが、シャープネスは無補正です。

なお、このカメラで撮った写真は、下記の私のブログにも置いてあります。
ご興味があれば、ご覧になってください。

●組写真ブログ:https://blackface2.exblog.jp/tags/SONY%20%CE%B17c/
●単写真ブログ:https://nobssoliloquy.exblog.jp/tags/SONY%20%CE%B17c/

比較製品
SONY > α7 III ILCE-7M3 ボディ
レベル
アマチュア
主な被写体
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子供・動物
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その他

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満足度5
デザイン5
画質5
操作性3
バッテリー5
携帯性5
機能性4
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小さくても高性能、メインカメラに昇格しました
当機種Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD、揺れる花もリアルタイムトラッキングで楽勝
当機種Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、瞳AFが猫ちゃんの瞳を掴んで離しません
当機種Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA、SONY機らしくダイナミックレンジが広大です

Tamron 70-180mm F/2.8 Di III VXD、揺れる花もリアルタイムトラッキングで楽勝

Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、瞳AFが猫ちゃんの瞳を掴んで離しません

Zeiss Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA、SONY機らしくダイナミックレンジが広大です

当機種SONY FE 40mm F2.5 G、威圧感のない小型サイズは、レストランでの撮影も気が楽です
当機種Sigma 70mm F2.8 DG MACRO、小型で取り回しが良く、室内撮影も楽です
当機種VILTROX AF 85MM F1.8 Mark II、手持ちで1/4秒、4段強の手振れ補正効果があります

SONY FE 40mm F2.5 G、威圧感のない小型サイズは、レストランでの撮影も気が楽です

Sigma 70mm F2.8 DG MACRO、小型で取り回しが良く、室内撮影も楽です

VILTROX AF 85MM F1.8 Mark II、手持ちで1/4秒、4段強の手振れ補正効果があります

α7IIIのサブ機として、α6500からリプレイスしました。
購入して1ケ月経ちましたので、レビューを更新したいと思います。

α7cは相当な実力を秘めたカメラだと言う第一印象は、そのまま確信となりました。
今までのサブ機のα6500はおろか、メインのα7III すら食ってしまう実力の持ち主だと感じました。
特にAFの完成度と高感度のJPG写真の出来栄えは、α7IIIの上を行く印象です。

【デザイン】
私はSONY機のバウハウス的な「機能が形状を決定する」コンセプトが好きです。
直線基調で無駄のないデザインは好感が持てます。
α7IIIのようにボディ中央に隆起がないので、カメラバッグへの収納性が高いです。
レンジファインダーカメラ用のBillingham Hadleyシリーズを愛用していますが、ぴったり収まります。

【画質】
α7IIIとほぼ同じだと聞いてていましたが、使ってみると3年間の進歩を実感しました。
SONYのフルフレーム機らしく、ダイナミックレンジが広いです。

特にRAWでのハイエストライトの粘りが極めて優秀で、1段オーバーぐらいでも、Adobe Lightroomでスライダーを操作してやると、モリモリと階調が出てきて魂消ます。
まるでラチチュードが広い常用感度ネガフィルムで撮っているような感覚になるデジタルカメラです。

メカシャッターでは1/4000秒までしか使えず、大口径レンズを絞開放で使うと、露出オーバーを覚悟しました。
でもRAWで撮っておけば、後からかなり救済できる感触です。

また、ISO12800以上の超高感度で撮影した時でも、撮って出しのJPGが使い物になるのに驚きました。
Adobe LightroomでRAW現像した時よりも良い結果になることが多い印象です。

【操作性】
α7IIIに比べてカスタムボタンが少ないですが、実用上は無問題です。
私が使う機能のほとんどは、Fnボタンから呼び出せるようにカスタマイズしました。

またマルチセレクターがありませんが、α6500で十字キーでフォーカスポイントを移動させるのに慣れているので、問題ありません。

タッチパッドは反応が不安定かつ唐突で、未完成な印象です。
パナソニック機のように、もう少し確実なタッチパッドの動作を実現してほしいです。

前ダイヤルがありませんが、致命的ではありません。
コントロールダイヤルで絞を、コントロールホイールでシャッター速度を設定できています。
独立した露出補正ダイヤルがあるので、前ダイヤルなしでも不満はありません。

MENUキーの位置は最悪です。
右手でも左手でも操作しにくいので、右手親指で操作できるように、カスタムキー登録で十字キーの↓に割当てました。

【バッテリー】
α7IIIのバッテリーも長持ちしましたが、α7cのバッテリーはさらに長時間使え、ミラーレス機離れしたバッテリー容量に驚いています。
1日撮り続けていても十分にもちますので、予備バッテリーの必要はないかもしれません。

【携帯性】
これがα7cの最大の魅力です。
前期高齢者となり、重厚長大な撮影機材を持て余すようになってきたため、α7cの小型軽量な筐体はありがたいです。
α7IIIに比べて「卵3個分」軽量ですが、この差が長時間の撮影では効いてきます。
α7cはフルフレーム機なのに、APS-C機のα6500とはほぼ同じサイズ、同じ重量感です。

【機能性】
手振れ補正機能はα7IIIより若干改善した印象を受けました。
作例6枚目は、85mmレンズで手持ち1/4秒がほぼ止まりましたので、4段分以上の補正効果はあるようです。
30mm前後なら1/2秒、200mmでも1/6秒が、なんとか手持ちで止まるので、4段分以上の補正効果はあるようです。

AFに関しては、α7IIIとの世代差を強く感じます。
どのモードでもα7cの合焦速度、精度はα7IIIの上を行きます。
特に、リアルタイムトラッキングには感動しました。
風に揺れる花などに食らいつき、構図を変えてもフォーカスが外れにくいです。

【液晶】
α7IIIやα6500はティルト液晶でしたので、α7cのバリアングル液晶には戸惑いました。
ウェストレベルで撮りたいときに、ワンアクション余計に必要となります。
でもこれは慣れの問題で克服しつつあり、むしろ縦構図でもローアングルが使えるメリットを感じています。

EVFは小さいです。
でもかつて、Lumix GM5を使っていたことがあるので、小さな液晶には慣れています。
このサイズでもEVFがあるのとないのでは天と地ぐらいの差があります。
前期高齢者となり視力は落ちる一方ですが、それでもなんとか使えるギリギリのサイズです。
EVFを大きくして筐体が重く大きくなるのであれば、このサイズのままで良いです。

【ホールド感】
グリップが小さいので、ホールド感はよくありません。
でも、ホールド感の良いグリップを付けて筐体が大型化するのであれば、このままで良いです。
カメラを落としそうになるほど、ホールド感が悪いわけではないです。

【総評】
一ヶ月使ってみましたが、細かい不満はあっても、満足感は相変わらず満点です。
なんと言っても小型軽量で、一日中持って歩いた際の疲労度が違うところに感銘を受けました。
威圧感のないデザイン・サイズのため、使える状況が広いです。

α7IIIのサブ機として導入しましたが、今やメイン機として大きな不満なく使えています。
そのため、α7IIIを手放すことにしました。
やはりデジタルカメラの3年の差は大きいと思いました。

この一ヶ月間に、α7cで撮影した写真を貼っておきます。
ビネットした写真が好きなので、どれも少々周辺光量を落としていますが、どのレンズも実際にはこんなにビネットするレンズではありません。
色温度、明度、コントラスト、彩度、明瞭度などもいじっておりますが、シャープネスは無補正です。

なお、このカメラで撮った写真は、下記の私のブログにも置いてあります。
ご興味があれば、ご覧になってください。

●組写真ブログ:https://blackface2.exblog.jp/tags/SONY%20%CE%B17c/
●単写真ブログ:https://nobssoliloquy.exblog.jp/tags/SONY%20%CE%B17c/

比較製品
SONY > α6500 ILCE-6500 ボディ
SONY > α7 III ILCE-7M3 ボディ
パナソニック > LUMIX DMC-GM5 ボディ
レベル
アマチュア
主な被写体
風景
子供・動物
夜景
室内
その他

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満足度5
デザイン5
画質5
操作性3
バッテリー5
携帯性5
機能性4
液晶4
ホールド感4
小型軽量だが、十分以上に使い物になるフルフレーム機
当機種SONY α7c + SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art, ISO25600、JPG撮って出しです
当機種SONY α7c + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA、手持ちで1/4秒です
当機種SONY α7c + Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、200mm望遠端で1/6秒手持ちです

SONY α7c + SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art, ISO25600、JPG撮って出しです

SONY α7c + Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA、手持ちで1/4秒です

SONY α7c + Tamron 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD、200mm望遠端で1/6秒手持ちです

当機種SONY α7c + VILTROX AF 85MM F1.8 Mark II、風に揺れる花をリアルタイムトラッキング
当機種SONY α7c + FE40mm F2.5G、猫の瞳にAFが食いつきます
当機種SONY α7c + FE40mm F2.5G、威圧感のない小型軽量カメラはテーブルフォトにも最適

SONY α7c + VILTROX AF 85MM F1.8 Mark II、風に揺れる花をリアルタイムトラッキング

SONY α7c + FE40mm F2.5G、猫の瞳にAFが食いつきます

SONY α7c + FE40mm F2.5G、威圧感のない小型軽量カメラはテーブルフォトにも最適

α7IIIのサブ機として、α6500からリプレイスしました。
購入して1週間経ちましたので、第一印象をレポートしたいと思います。

α7c、正直言って、相当な実力を秘めたカメラです。
今までのサブ機のα6500はおろか、メインのα7III すら食ってしまう実力の持ち主で、驚きました。
特にAFの完成度と高感度のJPG写真の出来栄えは、α7IIIの上を行くと感じています。

【デザイン】
私はSONY機のバウハウス的な「機能が形状を決定する」コンセプトが好きです。
直線基調で無駄のないデザインは好感が持てます。
α7IIIのようにボディ中央にペンタプリズムっぽい隆起がないので、カメラバッグへの収納性が高いです。
レンジファインダーカメラ用のBillingham Hadleyシリーズを愛用していますが、ぴったり収まります。

【画質】
α7IIIとほぼ同じだと聞いてていましたが、使ってみると3年間の進歩を感じました。
SONYのフルフレーム機らしく、ダイナミックレンジが広いです。

特にRAWでのハイエストライトの粘りが極めて優秀で、1段オーバーぐらいでも、Adobe Lightroomでスライダーを操作してやると、モリモリと階調が出てきて魂消ます。
まるでラチチュードが広い常用感度ネガフィルムで撮っているような感覚になるデジタルカメラです。

メカシャッターでは1/4000秒までしか使えず、大口径レンズを絞開放で使うと、露出オーバーを覚悟しましたが、RAWで撮っておけば後からかなり救済できる感触です。

また、作例1枚目のようにISO25600の超高感度で撮影した時でも、撮って出しのJPGが使い物になるのに驚きました。
RAWで撮ったものをAdobe Lightroomで現像しても、ここまできれいな写真にはなりません。
今後、暗所写真はJPGでも良いかな、と思ってしまいました。

【操作性】
α7IIIに比べてカスタムボタンが少ないですが、実用上は無問題です。
私が使う機能のほとんどは、Fnボタンから呼び出せるようにカスタマイズしました。

またマルチセレクターがありませんが、α6500で十字キーでフォーカスポイントを移動させるのに慣れているので、これも無問題です。

タッチパッドは反応が不安定で使いにくいです。
もう少しシュアなタッチパッドの動作を実現してほしいものです。

前ダイヤルがありませんが、致命的ではなく、α6500で鳴れているのでなんとかなります。
α6500と異なり、独立した露出補正ダイヤルがあるのはありがたいです。

MENUキーの位置は最悪です。
右手でも左手でも操作しにくいので、右手親指で操作できるように、カスタムキー登録で十字キーの↓に割当てました。

【バッテリー】
α7IIIのバッテリーも長持ちしましたが、α7cのバッテリーはさらに長時間使え、驚きました。
相当長時間撮り続けないと、予備バッテリーの必要はないかもしれません。

【携帯性】
これがα7cの最大のチャームポイントです。
前期高齢者となり、重厚長大な撮影機材を持て余すようになってきたため、α7cの小型軽量な筐体は本当にありがたいです。
α7IIIに比べて卵3個分軽量で、この差が長時間の撮影では効いてきます。
α7cはフルフレーム機なのに、APS-C機のα6500とはほぼ同じサイズ、同じ重量感です。

【機能性】
手振れ補正機能はなかなか優秀だと思います。
作例2枚目は、55mmレンズで手持ち1/4秒がほぼ止まりましたので、4段分の補正効果はあるようです。
また作例3枚目は、200mmで手持ち1/6秒で撮影、5段分の補正効果がある印象です。
ただ、1/6秒だと歩留まりは30%程度で、1/13秒だとほぼ100%です。
実質的には4段分の補正効果と思っておいた方が良さそうです。

AFに関しては、α7IIIとの世代差を強く感じます。
どのモードでもα7cの合焦速度、精度はα7IIIの上を行きます。
特に、リアルタイムトラッキングには感動しました。
風に揺れる花などに食らいつき、構図を変えてもフォーカスが外れにくいです。

【液晶】
α7IIIやα6500はティルト液晶でしたので、α7cのバリアングル液晶には戸惑いました。
ウェストレベルで撮りたいときに、ワンアクション余計に必要となりますが、だんだんと慣れて来ました。

EVFは小さいです。
でもかつて、Lumix GM5を使っていたことがあるので、小さな液晶には慣れています。
このサイズでもEVFがあるのとないのでは天と地ぐらいの差があります。
前期高齢者となり視力は落ちる一方ですが、それでもなんとか使えるギリギリのサイズです。
EVFを大きくして筐体が重く大きくなるのであれば、このサイズのままで良いです。

【ホールド感】
グリップが小さいので、ホールド感はよくありません。
でも、ホールド感の良いグリップを付けて筐体が大型化するのであれば、このままで良いです。
カメラを落としそうになるほど、ホールド感が悪いわけではないです。

【総評】
今までのところ、細かい不満はありながらも、満足感は満点です。
なんと言っても小型軽量で、一日中持って歩いた際の疲労度が違うところに感銘を受けました。
威圧感のないデザイン、サイズのため、使える状況が広いです。

また、α7IIIのサブ機として導入しましたが、メインを食ってしまうスーパーサブだと思います。
やはりデジタルカメラの3年の差は大きいと思いました。
メインとしても十分使い物になる印象でした。

この1週間に、このカメラで撮影した写真のサンプルを貼っておきます。
ビネットした写真が好きなので、どれも周辺光量を落としていますが、どのレンズも実際にはこんなにビネットするレンズではありません。
色温度、明度、コントラスト、彩度、明瞭度などもいじっておりますが、シャープネスは無補正です。

なお、このカメラで撮った写真は、下記の私のブログにも置いてあります。
ご興味があれば、ご覧になってください。

●組写真ブログ:https://blackface2.exblog.jp/tags/SONY%20%CE%B17c/
●単写真ブログ:https://nobssoliloquy.exblog.jp/tags/SONY%20%CE%B17c/

比較製品
SONY > α6500 ILCE-6500 ボディ
SONY > α7 III ILCE-7M3 ボディ
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