M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
- 200-800mm相当(35mm判換算)の撮影が手軽に楽しめる小型・軽量超望遠ズームレンズ。「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠。
- 「M.ZUIKO PRO」レンズと同等の防じん・防滴性能を備えている。超望遠領域でも快適なAFとレンズ内手ブレ補正を実現。
- 別売りの2倍テレコンバーター「M.ZUIKO DIGITAL 2× Teleconverter MC-20」との組み合わせで、最大1600mm相当の超望遠撮影が可能。
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISオリンパス
最安価格(税込):¥147,030
(前週比:±0 )
発売日:2020年 9月11日
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS のユーザーレビュー・評価
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2023年12月14日 21:32 [1791745-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 3 |
フルサイズ機で本レンズのSigma製品を使っていて、まずまずの写りとAFも速く正確だったので、マイクロフォーサーズ用でも購入してみました。
LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 IIとの比較になりますが(以下LEICA)、400mm比較では中心部の解像感は同等ですが、LEICAの方はF値開放だとハロが出る場合があり、F8まで絞って最良解像となるのに対し、本レンズはF6.3から解像ピークなので本レンズが有利です。周辺部四隅の解像については、LEICAがやや落ちるのに対し、本レンズはフルサイズ用レンズの中心部を使っていることから、周辺四隅までほぼ均等に解像するため、風景撮影を行う場合は気持ち良いです。
動体撮影はボディがLUMIX G9IIの場合、LEICAと明らかな差が出ます。テストで近距離・遠距離とAFポイントを変えるとキビキビと合焦するのですが、非常に速い被写体の場合、例えば鳥の飛翔写真の場合だと、LEICAがそこそこの歩留まりとなるのに対し、本レンズは0%に近い結果となります。この理由は、AFが遅いのではなく、静止物を撮っても少し前ピンとなっているケースが多く、AF制御の相性が悪いためかもしれません。300mm F4はLUMIX G9IIとの相性は抜群に良いです。
一方、手振れ補正については、ボディがLUMIX G9IIであってもLEICAより本レンズの方が良いです。ボディ側との協調制御がある程度されているようにも感じるくらいです。
ボディとメーカーが異なると、規格が同じでも必ずしも相性が良い訳ではなく、使ってみないとわからない点が冒険になりますね。
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2023年8月20日 22:52 [1749331-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 4 |
写真1 400mm |
写真2 400mm |
写真3 253mm |
写真4 400mm |
写真5 400mm |
写真6 ハクバ+UNフード |
PEN-Fで鉄道を撮っています。
超望遠レンズを手軽に楽しもうと思い75-300mmレンズを売却して本レンズを購入しました。やや評価の良いLEICA100-400mmの選択もありましたが、大した違いは無いと思いテレコンバーター使用で楽しめるオリンパスを選びました。
75-300mmレンズのズームリングはかなり固く、微調節がやりにくく感じました。この100-400mmレンズもプラスチック外装のため同様にズームリングにやや固さはありますが、使いにくいことはありません。PROレンズの滑らかな操作感とは決定的に違う部分です。マウント部とのガタつきは僅かにあるものの気にならないレベルです。
レンズの模写力は標準的と思います。電車までの距離が300メートル位までなら問題ありません(写真1〜4)。電車までの距離が400メートル位になると解像度はそれなりです(写真5)。しかし望遠端で400メートル先のものを撮るとコントラストも淡くなり滅多に使用しない距離感なので問題ないと思います。模写についてはその時々の天候状況や空気感により変化するので根気よく撮り続けることが必要と思います。
付属のレンズフードはボタン式のロック機構がありません。私はすぐに撮影できるようカメラにレンズとレンズフードを順付けした状態でカメラバッグに収納しているので、完全にネジ固定できるハクバメタルフード72mmとUNメタルフード77mmを2個連結して使用しています(写真6)。これで何か物に接触しても緩むことはありません。
このレンズを使用してみて望遠端400mmは新鮮でした。これからこのレンズで手軽に楽しめそうです。
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2022年7月17日 09:09 [1600910-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 3 |
半年使ってみた。売却決定。
絶対評価として、ダメ・レンズだとは思わない。それに、オリンパスのカメラ自体は好き。ただ、ボディ(OM-D EM-1 M3)との相性がイマイチだという気がするし、それがOEM製品の限界なのかもしれない。素直に、大枚切って300mmF4を買えということか。
一番しっくりこなかったのが、手振れ補正。一瞬ゆらゆらしてから、おもむろに収束する感じ。あの、かつて使っていたG9+パナライカ100-400mmの「スッ、ピタッ」というレスポンスと比べると、「あれ?」というずっこけ感がある。手振れ補正って、M4/3の強みだと思うのですが。
ちなみに、写りはパナライカとほとんど変わらない。そこも、突っ込みどころではある。だって、元はフルサイズ用ライト・バズーカでしょう?実際、若干とは言えパナライカより重いし。中央部だけ使っているのだから、描写では優位性があってもよいはず、と思ってしまう。値段が元製品より高いのも、単にOM側のマージンが乗っているだけかな、と疑ってしまう。
パナ100-400mmに戻そうと思っている。散歩用なので、CANON R7 + RF100-500とかは重量オーバー。かといって、オリ300mmF4に行こうと思えない。最近値上げがあったが、OMのレンズは、貧乏人の私には高すぎる。いろいろ考えたが、パナ復帰が落としどころというのが、結論。
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2022年1月26日 05:56 [1539362-4]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 5 |
ルリビタキ |
東急8500系 |
【操作性】
フォーカスリミッターに手が届き使いやすいです。
【携帯性】
望遠レンズなので重くて大きいですが許容範囲です。
【機能性】
ロックしなくても鏡筒が勝手に伸びることも無いです。MFクラッチがあればなお良かったと
感じます。マウントにがたつきがあるのが気になります。
【総評】
被写体が近いと綺麗に解像します。寄れるのでテレマクロ的にも使用出来ます。
300f4よりは価格もだいぶ抑えられているのでコストパフォーマンスも良いと思います。鳥や鉄道で40-150や75-300を使っていましたがこれらのレンズからのステップアップに丁度よいと思います。ただ暗めなレンズなので野鳥撮影で森や林に入ると苦戦を強いられますので現像で対処せざるを得なくなります。
明るさと綺麗な解像度を求めるなら300f4を選択した方が良いかも知れません。
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2021年8月31日 19:23 [1488604-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 3 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
かげろうの影響はどうにもなりません。 |
風が多少ありました。腕もないのでそれなりにブレてます。 |
|
【操作性】
必要最小限のスイッチ類で誤操作も起こりにくいです。フォーカシングリングにクラッチがついていたらいいのですが、まあそれはPROレンズに任せましょう。
【表現力】
AE/AF/手プレ補正つきの800mm相当というだけで、他のフォーマットではやすやすと実現不可能なスペックです。
ただ、「思い通りの写真が撮れるか」ということで言えばなかなか難しいです。
風が吹いていたり、跨線橋や船のデッキなど、不安定な足場からの撮影だと超望遠域での制振機構はあまり役に立ちません。誰でもプロみたいなパリッとシャキッとした望遠の画像が簡単に得られるかというとそれは幻だといっておきます。
ブレ対策は必要だし、適切なシャッタースピードを確保しなくては被写体ブレは止められません。そういう点で言うと思い通りの写真は、「それなりにカメラ機材を常識的に扱える腕があれば」撮れますというのが私の評価です。
【携帯性】
AE/AF/手プレ補正つきの800mm相当がこのサイズなら、マイクロフォーサーズのメリットを最大限に生かしたレンズなのではないでしょうか。ただ、75-300があの大きさですから、大砲であることはそれなりに覚悟はした方がいいです。
【機能性】
値段相応。ミニマムにまとまっています。
三脚座がアルカスイス互換なのは有難い。PRO300/40-150も改良して欲しい。
【総評】
誰でも簡単に超望遠写真が撮れるレンズだと期待したらがっかりします。
75-300などで少し撮影になれた人がステップアップするのには、とてもいいレンズではないでしょうか。
12-100なり14-150と100-400でもうあとレンズ要らねーやという気分になるレンズで、あとは必要と予算に応じて8-25なり30マクロなり40-150PROなりを足せばいい、一般庶民からするとオリンパスシステムの屋台骨たり得るレンズです。
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2021年8月13日 20:55 [1482171-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
【操作性】40-150mm f2.8を常用していましたが、それと比べると重く感じますが、400mm(35mm換算800mm)であることを考えると軽いのでしょうね。それとOEM商品であるにしても、マウント部が少しがたつくのはダメです。
【表現力】月を手持ちで撮影してみましたが、クレーターまでしっかり写っているのにはビックリしました。ここまでの解像できるのは凄いし、手振れ補正もしっかり作動しているのでしょうね。
【携帯性】少し重く感じますが、手持ちで十分撮影できます。
【機能性】AF/MFの切り替えスイッチが付いているから直ぐにMFに切り替えできるので非常に使いやすいです。
【総評】2倍テレコンを装置して手持ちでしっかり撮影できるのは良いし、コスパ面でも素晴らしいと思います。
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2021年5月6日 16:32 [1451183-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 3 |
大柄なOM-D E-M1Xにシックリくるパワフルなデザイン。滑らかなロック付きズームリング。フードは深めに設計され,大変カッコ良い。丈夫な三脚座が標準付属されており,オリンパスの真剣さが伝わってくる。質量約1.3kgと,銘砲M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROが約0.9kgに比して+400gなのは立派。
同社のM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROが価格110万円。対しこのレンズは19.8万円。コストパフォーマンスはMaxではないだろうか。
レンズ構成はSIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | ContemporaryのOEMだが,シグマのDG DNラインは目を見張るものがあり,もはやシグマに対し,サードパーティと揶揄する人は潰えた。すなわち,オリンパスのこのレンズ,性能は折り紙付きという訳だ。
サイトのQ&Aによれば,このレンズは「5軸シンクロ手ぶれ補正非対応レンズ」に分類される。
正しい使い方:
・カメラ本体の手ぶれ補正並びにレンズの手ぶれ補正の両方をオン。
・カメラ本体がレンズを認識し,レンズの手ぶれ補正効果に加え,カメラ本体の手ぶれ補正機能も使い回転ぶれも補正できる。
あとはフラッグシップ機OM-D E-M1Xと共にプラックティスあるのみ。目指せM.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO!
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2021年1月4日 20:13 [1406189-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 5 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 4 |
機能性 | 5 |
はじめての野鳥撮影用超望遠レンズとして購入しました。その為比較対象はなく、単純に期待に対しての不満、要するにないものねだりが多分に入ります
【操作性】
気になる点はないです ズームリングの固さやスイッチの位置も使いやすいと思います
マウント部とのガタツキを感じますが他の方も言ってるので仕様でしょうね わたしは気にしていません
【表現力】
私の腕も悪いのですが、近くの鳥の描写はかなり良いのですが、10m以上だと急に悪くなる気がします これは後述の手ブレのせいかもしれません
また、f値が暗くなるのは覚悟していましたが、シャッタースピードでカバーできるものと思っていました
しかし、手ブレ補正が思ったほどではなく、ピンボケか手ブレがわからない写真が量産されます
シンクロでないにしろ、手ブレといえばオリンパスなのにここは期待外れでした
【携帯性】
三脚座なしでも一キロ超えなので重いですが画角を考えれば大健闘だと思います しかしパナライカの100-400 の方が小型軽量なのでマイナス1。
デザインが素直なのでボディに装着してもフードを収納すれば普通のカメラバッグに収まるのはとてもいい。
【機能性】
afはたまに迷いますがカメラ内部のフォーカスリミッターを使えば問題はないでしょう
カメラ本体の問題かもしれませんが遠くの鳥だとピントが照合しているにもかかわらず微妙にずれてる写真が多く撮れます
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2020年9月28日 09:32 [1367033-2]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 5 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
フルサイズセンサー使用時のイメージサークル例 |
口径食の確認 |
フレーム外の逆光 |
ブログでの徹底レビューが完了したので、こちらも作例とレビューを更新しておきます。
【イメージサークル】
このレンズの強みとなる部分です。マイクロフォーサーズ用レンズとしてはイメージサークルが非常に広く、ほぼ全てのズームレンジでAPS-C相当の広さをカバーしています。イメージサークルが広いため、結果的に画質の良い中央部分をクロップして使っていると言っても過言では無く、歪曲収差・口径食(ボケ・減光)・倍率色収差・画質の均質性などでプラスに作用しています。
その一方、レンズサイズが大きくなり、マイクロフォーサーズ用レンズとしては現状で最大サイズである点はマイナス。そして、フォーサーズセンサー使用領域外のイメージサークルに強い光源が入った場合に想定外のフレアが発生する可能性を秘めている点には注意が必要です。特に絞り開放測距のAFシステムを採用しているマイクロフォーサーズシステムでは、絞った際にライブビューでは気づかなかった予想外のフレアが発生するかもしれません。
【操作性】
超望遠ズームに必要な操作性が十分備わっています。
PROレンズのフォーカスクラッチ機構が無いのは残念。無印ズームなので妥協すべきポイントかもしれませんが、価格がPROレンズ並みなので付けてほしかったところ。
ズームリングはやや重めで、指一本、二本では操作できませんでした。手でしっかりと掴んで回転させる必要があります。回転角は小さいので素早く操作可能です。
三脚リングは無段階で特にクリックストップはありません。三脚プレートはアルカスイス互換のため便利。脱着可能なので必要無ければ取り外すことで重量を軽くすることが出来ます。
【表現力】
解像性能:
ズームレンジ全域で安定した性能を発揮します。特に100〜200mmは40-150mm F2.8と見比べて遜色ありません。40-150mm+MC-14・MC-20を装着した時より周辺や四隅の性能で優れています。ただ、軸上色収差の影響が残存しているため、場合によって後処理の必要性を感じます。
望遠端では性能が僅かに低下しますが、良像を維持しているうえ、四隅まで一貫したパフォーマンスは健在。ムラの無い解像特性が強みと感じます。
全体的に見て、決してピークの性能が高いとは言えないため、シャープネスやコントラストの調整は後処理でじっくり煮詰めるのがおススメです。
軸上色収差:
元がフルサイズをカバーしているようなレンズのため、細部の色収差が補正しきれていないように見えます。特に広角側で目に付くため、コントラストの高い状況では注意が必要。
倍率色収差:
前述したようにイメージサークルが広いためか特に大きな問題はありません。
ボケ:
同上。四隅までほぼ同量のボケを得られるのは強みと感じます。四隅の小ボケが悪目立ちすることがありません。
歪曲収差・周辺減光:
同上。RAWに格納されたレンズプロファイルに歪曲収差や減光の補正は組み込まれていないように見えます。絞り開放から光学的に全く問題ありません。
コマ収差:
同上。
逆光:
基本的に逆光耐性は平凡〜良好のパフォーマンスだと感じます。
ただし、前述した通りフレーム外の強い逆光の影響を受けやすく、特に絞った際に思わぬフレアを誘発することがあるので注意が必要です。
実写では特に大きな問題とは感じません。
【携帯性】
マイクロフォーサーズ用レンズとしてはかなり大きいレンズです。焦点距離を考慮すると妥協すべきポイントですが、収納性が悪いので注意が必要。
手持ち撮影でプロキャプチャーモードを維持するのは辛いです。一脚か三脚の使用がおススメ。
【機能性】
オートフォーカス:
E-M1 Mark IIIと組み合わせる限り、軽快で高速なAFを期待できます。ただし、電光石火の40-150mm F2.8と比べると僅かに遅く感じます。接写性能が高いため、一度迷うと復帰に時間がかかる傾向あり。AFリミッターを積極的に使うことで特に不満は感じません。
接写性能:
ズーム全域で1.3mまで寄ることが出来るので非常に便利。特に換算800mmで1.3mまで寄れるのは魅力的だと感じます。接写時は400mmでの解像力・コントラスト低下はあまり気にならず、積極的に使える画質だと感じました。
手ぶれ補正:
十分な効き目の光学手ぶれ補正を搭載しています。悪くない性能だと思いますが、ボディ側と連携するシンクロISを利用できないのが非常に残念。
防塵防滴:
IPX1に対応するあたり流石のオリンパス。まだストレステストは実施していませんが、これまでの経験で言えば十分信頼できる仕様のはず。
オリンパスの防塵防滴レンズとしては珍しく、後玉が固定されていないタイプです。リアフォーカス時に空気の出入りが無いか気になるところ。
【総評】
満足度は80点。
レンズの出自は置いておくとして、イメージサークルが広く、安定した画質がこのレンズの強みだと思います。抜群の画質では無いため、満足のいく結果を得たい場合は画像処理でコントラストやシャープネスを調整する必要があります。特にコントラストが低下する望遠側やテレコンバージョンレンズ使用時は注意が必要です。
ただ、昆虫や動物園など、比較的近距離の被写体をフレームいっぱいにクローズアップして撮影するのであれば、十分な画質を維持していると感じます。使い方・撮影距離次第でコストパフォーマンスの高い超望遠ズームとなるはず。
【長所】
防塵防滴
三脚座・アルカスイス互換
高速AF
テレコンバージョンレンズ対応
接写性能
全体的に四隅まで安定した画質
【短所】
レンズサイズ
価格を考慮するとフォーカスクラッチ構造・金属鏡筒が良かった
望遠側のコントラストが低い
フレーム外の逆光
ブログにてレビューを公開予定
https://asobinet.com/tag/m-zuiko-digital-ed-100-400mm-f5-0-6-3-is-review/
Flickrにてオリジナルデータを公開
https://www.flickr.com/photos/145268771@N04/albums/72157715931062577
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2020年9月21日 21:15 [1370077-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 3 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
ヤマガラ テレ端で撮影 |
エナガ テレ端で撮影 |
オオルリ テレ端で撮影 |
野鳥撮影を主に行っています。
野鳥撮影の視点で本レンズのレビューを書きます。
本日、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISで撮影した写真をこちらに添付しました。
memo:横浜自然観察の森9/21撮影 エゾビタキを期待するも出会えず
----参考------------------------------------
これまで、M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROを使用してきました。
以下のような動画を制作しています。
サンコウチョウ
https://youtu.be/X_89eUcindI
オオルリ、キビタキの水浴び
https://youtu.be/h6g4aHfLU0g
------------------------------------------------
結論から言いますと、proレンズの300mmは自分の中では最高のレンズですが、本レンズも
テレ端換算800mmのズームでありながら、エッ、オッ、とニンマリするくらい
よく写りました。(もちろん単焦点で倍以上するレンズに敵うはずはありません)
でもいいレンズだと思います。ただし、マイクロフォーサーズの特性上、f値が暗いことを
うまく扱う必要があります。海や、河川はそう気になりませんが、
森林での撮影は暗いレンズは扱いに注意が必要です。感度を最近のフルサイズの感覚で
エイッて上げちゃうと残念な写真になってしまいます。
換算800mmまであるのはいいですね。ただズームリングは重いので、
ファインダーをのぞいてズーム調整すると、構えたカメラが動いて野鳥を一回見失う
瞬間がありました。これは慣れかもしれませんし、大丈夫な方は大丈夫だと思います。
【操作性】
ボディがgh5での使用もあると思いますが、フォーカスリングが電子式の
ためマニュアルフォーカスを即座に決められません。
【表現力】
解像はテレコンを入れなければ十分にいいです。1.4倍は使えますが、
2倍は野鳥撮影主体の自分には解像の面で厳しいかなと思います。
テレコンはもう少々試して行きます。ちなみに先に述べた通り
ボディはgh5なのでオリンパスならまた違うかもしれません。
ボケが綺麗と、昆虫写真家の海野和男先生がオリンパスのyoutubeで
述べられていましたが、確かにいいような気がします。
(ボケについては、条件が様々で、本日の1回の使用ではよくわかりませんが
柔らかい印象はあります。)
【携帯性】
かなりいいです。このズーム域でお散歩が苦にならずできるのは素晴らしい
と思います。重さは質感の割に重いなと思います。
【機能性】
確かに単焦点と比べるとですが、テレ端で野鳥との距離が作品になる程度に近ければ
十分な解像はあると思います。
【総評】
使用する人の腕を試されるある意味上級者向けのレンズだと思います。
感度をできる限り上げたくないマイクロフォーサーズにおいて、
f値が明るくはない本レンズ。特に薄暗い森林での撮影では、SSは限界ギリギリまで遅く、
野鳥の仕草をよく見て、のようなことを常に考えることが楽しい方は、
性能も価格もよく良いと思います。
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