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使い始めはこういう眠い写真を大量生産してしまいました |
慣れてくれば素人でもここまで撮れるようになります |
コゲラ(プロキャプチャーから1枚) |
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圧縮させてこういう風景を撮るのにもいいかも |
動物園でも活躍しそう |
対候性アピールの店頭展示みたいになりましたが、全くの無事でした |
オリンパス/OMDS社の75-300mmを使用して鳥を撮っていましたがもうちょっと寄りたい…となり昨年夏のボーナスが出た時期に購入。まんまと同社の策略に乗せられてしまいました。
【操作性】
なかなか良いです。初の本格望遠レンズなので他製品との比較はできませんが、フォーカスリミッターがあるので狙った物にフォーカスが合いやすいです。ズームリングも滑らかでフィーリング良し。
【表現力】
他の方も書いているように、「これを買えばだれでも簡単にプロ写真家のような鳥写真が撮れるようになる」という物ではありません。使い始めは正しい望遠撮影の方法を理解しておらず、ぼやけた写真を連発してしまいました。(添付のヒヨドリの写真のような感じ)
自分なりに色々調べ、親指AFを使う、ISOを上げないようにする、望遠レンズの先端(フードあたり)を左手で支えるようにする等、色々工夫を凝らしていくと何とかそれなりにちゃんと解像した写真が撮れるようになりました。
そういう意味でも望遠入門者に最適と言えるかも。これで思い通りの写真を撮れるようになったら貴方も望遠マスターだ!
【携帯性】
E-M1Xと組み合わせていますが、流石に重いです。鳥を撮らない時はE-M5 Mk3に軽いレンズを付けているだけに余計に。
とは言えトレッキング程度になら持っていけます。本格登山の時はキツイかも。
もちろんこれは「オリンパスの中では」重いという事であって、フルサイズ機でこの焦点距離を求めたらこんなもんじゃ済まないわけですが。
サイズ的にも、普通のカメラ用リュックサックにもギリギリ収まる感じですので収納性は良いと思います。
【機能性】
マニュアルクラッチやL-Fnボタンは無いですが、フォーカスリミッターがあるので超望遠レンズに最低限求められるところは押さえてきたのではないでしょうか。
あと防塵防滴も有難いです。鳥を求めて低山に入ったらアラレに見舞われましたが、全くの無事でした。
ただ、値段も値段だしできればシンクロ手振れ補正に対応して欲しかったなあ〜というのは正直なところ。レンズ内蔵手振れ補正も悪くない効き目ですが、超望遠ですので…
【総評】
75-300で少し物足りないな、と思っている人にちょうど良いステップアップ先が出てきたという感じです。
ここから先は300mmProとか150-400Proとかになってきますので金額的にいばらの道。それを考えるとステップアップ先兼終の棲家になる人も多そう。
簡単なレンズではありませんが、工夫と腕前を求められる楽しいレンズであるのは間違いないので、これのおかげで鳥撮影ライフが充実しています。