LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6 S-R2060 レビュー・評価

実際に使って軽くて取り回しはとても良いです。
２０−６０ｍｍのズームは日常の撮影にベストです。
問題は、ズームリングの重くスムーズに動かない。
これ以外は、良いと思います。

レンズの性能としては完璧である。100点をつけても良い。
20mmが使える、ボケが綺麗、寄れる、解像もする、コンパクトで軽い、しかも安い。
標準域ズームのレンズとしては最高峰だと思います。
風景メインの私としては、まさに全てを揃えた夢のレンズです。

惜しむらくは見た目。
Lumixのフルサイズシリーズは見た目がだいぶチープでは？
m43はあんなにデザインの良いレンズをたくさん作っていたのに。どうしたパナソニック？って感じです。

F1.8シリーズも持っておきたかったけれど、私としてはあの安っぽい見た目では購入は無理。
描写が良いのは知ってはいますが。ライカのf2レンズを買えってこと？

所有する歓びがどうみたいな文章をLumix公式ページに載せてますが、本当に？みたいな気持ちになります。
性能としては文句なしに良いレンズです。デザインはもう少しSIGMAを参考にしていただきたい。

【表現力】
全ての焦点距離で安定した描写をするレンズです。
逆光耐性も自分の使い方だと問題ありません。
空なんかを写すと、とても綺麗な色がでます。

【携帯性】
小さくはないですが、重くは無いので携帯性は良好です。

【機能性】
AF速度も精度も良好です

【総評】
この画角をカバーするレンズって、他には無いと思います。
超広角ズームは必要ないけど、24ミリももう少しだけ広角で撮りたいと言う方にはぴったりのレンズだと思います。
テレ端に関しても60ミリまであるので不満はありません。
自分が想像していたよりも、高画質だったので、購入して良かったレンズだなと思いました。

名建築を取るには最適のレンズだと思います。このレンズを使いたくてS1Rを購入しました。スマホではなくてより高画質かつ名建築を収める広角レンズとなるとこのレンズが最適です。価格もリーズナブル、ボケも美しく、近寄ることも可能です。まさに万能レンズ。特に建築好きにはおすすめのレンズです。

LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6＋Leica SL2-Sで撮影（JPEG撮って出し）

私はこのレンズをLeica SL2-Sに装着して使っています。

【操作性】
ズームリングが回しやすいことと、動画撮影時にズームをしてもスムーズにズーミングできるのが良いです。

【表現力】
Leica SL2-Sの表現力の高さもあると思いますが、表現力は優れていると思います。特に20mm-60mmで撮影できるため、このレンズ1本あればなんでも撮れます。


【携帯性】
軽くて良いです。

【機能性】
AFの速度、精度ともに満足です。

【総評】
フルサイズのPanasonicのレンズには、Leicaの評価基準をクリアした「S PROレンズ」があります。こちらのレンズはSレンズとなりますが、想像していたよりも表現力、AF性能などが高く、満足です。

また、価格も安価ですので、おすすめです。

私のブログでは、Leica SL2-Sとこのレンズを使って撮影した写真などもアップしていますので、興味がありましたら、ご覧ください。
https://kimi-blog.hatenablog.com/entry/Leica_SL2-S_3

　他に類をみない焦点域で便利この上ない。広角ズームと標準ズームとの２本分の活躍とは褒め過ぎでしょうか、超広角端と望遠端は少しもの足りないが、ズーム比３倍は設計に無理がないはず。
鏡筒の造りは高品質で、最大径x長さ:77.4x87.2mm、ズーミングで119mmまで伸びる。重量350g、フィルターφ67。付属花形フード(1ZE4SR2060Z)はさほど嵩張らない。−10度の耐低温設計、防塵防滴仕様。手ブレ補正は無い。
最短撮影距離:0.15m〜0.4m、最大撮影倍率0.43倍と近接性能に優れています。

AFは速く無音。AF/MFスイッチを装備。

解像力は、
20mmの画面中央では、絞り開放F3.5からとても良好、F5.6から素晴らしいに達し、F16ではとても良好となる。隅では開放では物足りないが、F5.6で良好、F8ではとても良好に少し届かない程度、F16では良好となる。
24mm中央では、開放F3.8でとても良好に少し届かない程度、F5.6でとても良好、F16では良好となる。隅では開放では物足りないが、F8で良好、F11でとても良好、F16では良好となる。
28mm中央では、開放F4でとても良好、F5.6では素晴らしい、F11では良好となる。隅では開放では少し物足りないが、F8で良好、F11でとても良好、F16では良好となる。
35mm中央では、開放F4.5から素晴らしく、F11ではとても良好、F16から良好となる。隅では開放では少し物足りないが、F5.6で良好、F11でとても良好となる。
50mm中央では、開放F5.3でとても良好、F8で素晴らしい、F11でとても良好、F16から良好となる。隅では開放でやや物足りないが、F8で良好となる。
60mm中央では、開放F5.6で良好、F8では素晴らしい、F16から良好となる。隅では開放でやや物足りないが、F8で良好となる。

周辺減光は、未補正RAWでは短焦点端で目立つが、F5.6まで絞ればほとんど解消する。長焦点端では開放F5.6でも目立たない。

歪曲は殆ど目立たない。

色収差は目立たない。

逆光耐性も良好。

ボケはまずまず。


他に類をみない焦点域、便利この上ないズームです。

【操作性】
　とてもシンプルです。
　ボディいとの釣り合いもいいので、操作しやすいです。

【表現力】
　実はあまり期待していませんでした。
　が、試し撮りを見たとき、『あっ』と思うところがありました。どんな時も、全てがそうではありませんが、被写体や状況により、いい仕事をしてくれます。

　空を撮ると、カメラ側の設定にもよりますが、雲が多い時の方が好感が持てます。ピーカンの青空は、明るく写りすぎる傾向があります。

　最も大きいのは、20mm24mm28mm35mm50mm60mmと使い分けることが出来ることからくる、表現力です。
　20mmは空だけでなく、建物などでも大丈夫でした。

【携帯性】

　大きさは、フルサイズの割にはコンパクトですが、何より軽いです。
　よく出来ています。

【機能性】

　ズームレンズですが、私の場合は、一般的な単焦点の焦点距離を使うのが原則です。
　焦点距離は、クリック感はありませんが、やや重めのトルクで合わせやすいです。

　最短距離も短めなので、花をはじめ物撮りにも適しています。

【総評】

　期待以上です。
　20mmで空が撮れたらいい・・・程度の購入でしたが、しっかりとして写りで、数時間ほど歩きながらの撮影でも、全く退屈しませんでした。
　60mmがF5.6ではなく、より明るければさらに満足感は大きいですが、価格面もあるので仕方がない所でしょうか。

　このレンズを使うために、S5とあわせて購入しました。
中古で14＋3.5万円（S5ボディ＋本レンズ）でした。

【操作性】
操作系はズームリングとピントリング、AF/MF切り替えスイッチだけです。ズームリングの操作感は良好ですが、広角端から望遠端までの操作角が大きく（約90度）迅速な操作は少しやりづらいです。ピントリングはバイワイヤー方式ですが操作感は良い方だと思います。

【表現力】
この価格・サイズ・焦点レンジで、全焦点距離域にわたり周辺までしっかり写ることに驚きました。カメラ本体が異なりますが、SIGMA14-24mm DG DN Art, Nikon 14-30mm F4Sと同焦点距離で撮り比べてみましたが、差はほとんどありませんでした。広角でがっつり寄れるのもGoodです（ただ、望遠側の最大撮影倍率が広角側よりも低くなるので、少々違和感を感じます）。

【携帯性】
S5とのバランスは最高です。

【機能性】
オートフォーカスは静かで高速で、精度も良いと思います。ウォブリング＆ときどき迷うオートフォーカスは、コントラスト方式なので仕方がないところでしょう。

【総評】
とても安価でコンパクトなのに、超広角域から標準域＋αの焦点距離をカバーし、かつ周辺まで安定した画質であること等など、とにかく驚くことばかりのレンズです。このレンズを使うためにS5とあわせて購入しましたが、とっても良い買い物でした。

S5につければコンパクトだし、S1等につければ軽量化が実現する。
２０mmは動画を撮る時にアドバンテージが大きい。
６０ｍｍは少し短いが20スタートでコンパクトに収めるためには仕方がない。
もうちょい高くてもｆ値2.8スタートだったら良かった。
総じて満足できるレンズ。

発売当初は20ｍｍスタートでフィルター径も67ｍｍだし
24ｍｍ位から何とか使えるだろうと予想していましたが
予想は裏切られ、しかも全域周辺まで十分な解像。
350ｇと軽量なので気軽に持ち出せる。

作例は20ｍｍ2枚、60ｍｍ１枚。
左右、コーナーだけでなく手前方向の解像がいいのが
わかると思います（前深度？）


色はAdobeRGBなのでおかしく表示されるかも。
RAW現像、SilkyPix標準。
AFポイントは中心。

【操作性】特に何も考えることなく使えます

【表現力】キットレンズとしては十分なものです。ただ、単焦点レンズに移行し使わなくなってきました。

【携帯性】フルサイズで20mm始まりということを考えれば、十分よくやっているといえますが、単純に物の大きさとして考えれば個人的にはやや大きい

【機能性】特にこだわったり、気になるようなところもなし

【総評】LUMIX　S5で使っていました。性能には満足していましたが、あまりズームを使って撮影するタイプでもないので、単焦点に移行しました。ズームを使いこなす方には良いレンズです。

		AF-C連写でもしっかり追随

このレンズはキットレンズではなくて、セットレンズと呼ぶのが正しいかと思います。Panasonicのカメラは伝統的にマイクロ・フォーサーズ時代より、セットで付くレンズはプロレンズではないものの、しっかりした造りと写りで、レンズ単体でも欲しいと思えるものでした。

このレンズは他社でも現行のラインナップにない広角端が20mmからの標準ズームレンズです。これまで、国内外の旅行で24mmスタートでは、思い出を切り取るのに狭いと感じていて、別途超広角レンズを用意し2台持ちで行く必要がありました。

また、自撮りをする時も、24mmや28mmでは顔だけがアップとなり、背景を遮断して、一体どこに来た写真なのか分からなくなりますが、20mmだと顔が程よく小さくなるため、自撮りにも最高です。

造りは防塵・防滴対応でしっかりしていて、チープ感はなく所有する満足感も高く、モチベーションアップになり撮影機会も増えます。

さらに、このレンズは被写体にぎりぎりまで寄ることができ、背景のボケを楽しむこともできます。また、動体追従は電車のホームヘの入線でもしっかりピントが合い、AFの遅いレンズではありません。

自分の中で一番重視する解像度ですが、実質３万円で購入できるコスパを考えると、これがまた素晴らしいです。もちろん、ズームレンズにはこの上に存在する24-105mm F4やProレンズの16-35mm F4、24-70mm F2.8があり、撮り比べるとさすがに値段分の差は感じるものの、軽量・コンパクトかつ写りの良さで、実際の出番は圧倒的に本レンズが多いです。

解像については、いつもレンズを購入時、最初にテストを行いますが、中心については、どのズームレンジも開放からお見事です。レンズと安いレンズの一番の違いは周辺の解像度ですが、この価格帯のレンズで全ズーム域、周辺もカッチリ写るレンズは珍しいです。

ズーム域ごとでは、
20mm・・・さすがに開放ではフラットな遠景で周辺が流れますが、F5.6に絞ると突然ピークに達し、周辺もシャープでカッチリします。被写界深度を稼ぐためにF8まで絞ると逆に中心の解像度が落ちてきますので、F5.6〜F7.1の間が画面均ー最高解像となります。
24-35mm・・・開放から周辺までお見事です。 20mm同様、F8に絞ると逆に中心の解像度が落ちてきますので、F5.6〜F7.1の間で画面均ー最高解像となります。
50-60mm・・・開放から周辺までお見事です。F8〜F11の間で画面均ー最高解像となります。

旅行用や自撮りを考えている方は、軽量・コンパクトで20mmの超広角あり、写りも良し、セット購入なら実質3万円のこのレンズをぜひ検討してみてください。

60mm　F5.6	60mm　F8	60mm　F11
20mm　京都嵐山　竹林の小径	20mm　京都嵐山　渡月橋	28mm　近接撮影

20mmから始まる標準ズーム。

望遠より広角側に振るという、これまでにない発想のレンズです。
動画が得意なPanasonicですから、Vlogへの使用を考慮したものだと思いますが、スチル派にも魅力のあるズーム幅です。

これがあれば広角レンズを持ち出さなくて済みます。
寄れるのも魅力的です。

もう少し明るければ・・・と思いますが、
それは小型化とのトレードオフですね。

20-60mm
50mmF1.8（発売予定）
70-300mm（発売予定）
この3本があれば何でも対応出来ると思います。
あとはマクロかな。

広角端で最短距離あたり	手摺に寄りかかってますが手持ち2.5秒です

テスト撮影を兼ねた参考動画です、全て手持ちです。
https://youtu.be/9RS4s7VGLzQ

S1で静止画：動画＝50：50で使用しています。
解像性能、ボケ、テレ端、手ブレ補正等は24-105に軍配が上がると思いますが、それを差し引いてもこの軽さコンパクトさは大きなアドバンテージだと思います。
広角端も20ミリと広く最短で寄れば広角マクロ的に使え面白い表現ができます。

写りは良く言えば優等生、悪く言えばあまり個性が無いですがそこは撮り手の工夫次第といったところでしょうか。かくいう私も20ミリをまだうまく使いこなせませんが。。。

手ブレ補正が内蔵されていませんが、S1で使用する限りはそこまで問題ないと思います。

レンズ手振れ補正はありませんので、ボディ手振れ補正に頼ります。	光芒はF22まで絞ってもこんな感じです。	ワイ端20mmなので広く写せます。
テレ端は思ったより寄れません。	もう紅葉になってる・・・

【操作性】可もなく不可もない操作性。

【表現力】若干ボケが騒がしかったり、光芒が好みではありませんが
　　　　　この価格帯にしては問題ない写りだと思います。

【携帯性】S1に装着していますが、24-105より330ｇ軽くなっており
　　　　　数値以上に軽快に感じます。

【機能性】AFが240fpsと24-105の480fpsより劣っていますが、普通に使う分には
　　　　　全く問題ない速さです。
　　　　　また、24-105と比べテレ端側が思ったより寄れないので戸惑いました。

【総評】　このレンズの強みである広角20mm始まりが注目されがちですが、個人的には
　　　　　軽くなった事によりS1での運用が楽になった点を推したいと思います。
　　　　　レンズ部分の軽量化は、カメラ本体の軽量化以上に効果があります。