『高画素機でなければ十分。ただホコリに弱いか？』 TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071) TAKAZOWさんのレビュー・評価

発売してからずっと所有はしていましたが、あまり使用はしていませんでした。
家族で動物園に行くときなど望遠が必要な時だけ使用する。という用途。

普段は広角のGM等使用しているので、4Kモニタ環境での現像時に解像の低さは一目見て解ります。
友人ご家族から借りた同社70-180G2と比べてみても歴然で中央はともかく、周辺、隅の解像は多分普段写真を見ることが無い人でも違いは分かるレベルでしょう。
気軽にヌケ感のあるすっきりとした写真。を撮りにくいかなと感じます。
なんというか、朝のさわやかな日差しに木漏れ日がさしている神社みたいなものを撮っても、なんか清涼感というかスッキリ感、空気感をよく表現しにくいというイメージでしょうか。
高画素機使用においては明らかに物足りないレンズです。そもそも高画素機使う人でこのレンズを常用ってひとはいないかもですが・・・。

ただ、多くの人はそこまで気にしないわけで。
28-200ｍｍがこの値段。重さ。大きさ。キットレンズの次のレンズにこれほど最適なレンズはないでしょうし、使ってみて自分は広角が好みだとか、この距離のもっとキレイに写るレンズが欲しい等自分の好みや方向を知るのにも良いと思います。

実体験からなのですが、ホコリに弱いのではないか？と感じます。
３か月ほど前に16-35GMを手放すにあたってレンズを一新しようと、本レンズ含めた他3レンズを売却したのですが本レンズのみ本体内に強めのホコリ有。ということで減額されました。
普段は防湿庫で保管。このレンズを使用するときは他レンズを使わないので屋外での替えはしたことないのですがこのレンズのみホコリが入っていました。
タムロンレンズは昔NIOKN使っていたころに同じような高倍率ズームを持っていて売却した時も同じ経験が有るので、偶然かもしれませんがホコリなどには神経を使った方が良いかもしれません。

それと編集などをする人にはあまり関係ないかもですが、このレンズ黄色い色合いをだします。
これは好みなんですが、ZEISSの55ｍｍはなんか青。このレンズはなんか黄。