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比較対象 Z50/12-28mm/18-140mm、Z7/14-24mm/24-200mm |
テスト撮影の現場 Z50 12-28mm(18mm) F4.5 |
中心比較 Z50 12-28mm(12mm)F3.5 Z7 14-24mm(18mm)F3.3 |
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周辺比較 Z50 12-28mm(18mm)F4.5 対 Z7 24−200mm(27mm)F4.2 |
周辺比較 Z50 18-140mm(135mm)F6.3 対 Z7 24-200mm(200mm)F6.3 |
高感度画質比較 Z50 16mmF8 ISO12800NR Z7 24mmF8 ISO12800NR |
*作品作りを目的にフルサイズミラーレス+広角+標準ズームを常用していますが、山登りや家族旅行の際には極力軽量にしたいです。但し突然訪れる千載一遇のチャンスに備え画質面は譲れません。ニコンのAPS-C最新レンズによりフルサイズに匹敵する画質が現実可能となりありがたいです。
*写真1に示す構成で重量は半分以下が実現しました。
*画質は必要な焦点域であるAPS-C12-135mm(フルサイズ換算18-200mm)でZ50とZ7との画質比較で以下の結果でした。
<全紙サイズに対しては開放から画質差はほぼ無し>
<全倍サイズではF8に絞れば画質差はほぼ無し>
*高感度画質ではZ50はZ7と同等の結果でした。Z50で画素数が少し少ない事は高感度には有利となります。
<写真1>比較対象です。
Z50/12-28mm/18-140mm(計1kg弱)と、Z7/14-24mm/24-200mm(計2kg) のシステム構成を示します。
<写真2>テスト撮影の1枚(Z50 12-28mm(18mm)F4.5 )です。
APS-Cレンズ2本の広角端・中間・望遠端を開放及びF8で計12枚撮影し、これに相当する画角とF値のフルサイズ撮影を計12枚撮影。さらに高感度画質比較とためISO1600、3200、12800をAPS-Cとフルサイズで計6枚撮影。
<写真3,4,5>比較画像の一部です。
1.全紙サイズ(横幅560mm)を明視距離60cmで比較
*F8の中心及び周辺計12画像全てでAPS-Cとフルサイズの画質差は無し。
*レンズ開放F値では11画像は開放でも画質差は無し。写真3は12mm開放/中心の比較画像。
写真4は12-28mm(18mm)の周辺画像でこれのみが僅かに劣る結果でした。
同じ画像での厳密な比較結果であり、現実の撮影では開放でも画質差はほぼ無いと言えるレベルと思います。
2. 全倍サイズ(横幅900mm)を明視距離60cmで比較
*F8の中心及び周辺計12画像中10画像でAPS-Cとフルサイズの画質差は無し。12-28mmの周辺の12mm、18mmで僅かに劣る結果であるが、上記1と同じ理由でF8ならほぼ同等と言えます。
*レンズ開放F値では12画像中3画像で画質差無しの結果でした。 写真5は135mm開放での周辺画像で、中心とともに良好な画質を示しています。
注)高画素モニター画面でこの拡大画像を幅190mmで見ると全紙相当、幅300mmで見ると全倍サイズに相当します。60cmより近くや、4KTV等大きなモニターで見ればより差は出ますが、判断基準は全紙、全倍での鑑賞サイズとしました。
注)その他の比較画像は今後行うレンズのレビューで載せていく予定です。
<写真6>高感度画質
*ISO1600、3200、12800とも明確な画質差はありませんでした。作品作りにはAIによるノイズ軽減処理が一般化しており、写真6はISO12800画像をLightroomのAIノイズ軽減で処理したものです。画質差は見られません。
<他社との操作性比較>
各社APS-Cの操作性を以下の構成で検討しました。
?Sony :α6400及び18-135mm及び10-20mm 問題点:広角ズームは手振補正なし。
?Fuji :X-S10及び18-120mm及び10-24mm 問題点:標準ズームの電動は操作に難。重量重い。
?Canon:R10 及び18-150mm 広角Zoom無し 問題点:標準ズームは換算で29-240mm。広角ズーム無し。
?Nikon :Z50 及び18-140mm及び12-28mm 標準/広角とも画質良好の書き込み多い。
1)広角ズーム域
*ニコンは換算18-42mmと、スマホに慣れた我々には最も実用域に近く常用レンズとして使用でき、レンズ交換の手間が少ない。他社の広角域は特殊な狭い範囲と言えます。
*Canonはミラーレスレンズそのものが無く対象外。
*Sonyは手ぶれ補正がなくカメラが限定される。
2)標準ズーム域
*Canonは換算29mm始まりで特に残念、本来24mmが望ましい。マウント部以外細くアンバランスで使いにくい。
レンズ配置が旧レンズと同じで設計が古く良い画質評価は見当たらない。
*Fujiの電動ズームは非常に使いにくいとの書き込みが多い。重量も重い。
3)カメラ本体
*Z50は撮影時に失敗を防ぐ配慮が為されている。C社のカメラで顔が液晶画面に触れ誤動作が発生したがZ50では顔が近づくとタッチフォーカスを自動でOFFにしてくれ、離すとONになり失敗がない。一つ前のレビューの方が逆にこれを大きな欠点としてあげていましたが、C社の新しいR7ではZ50同様自動OFFを実現していました。ニコンは各機能でリスクが分析され全体としてシンプルで無駄がない操作性を実現していると思います。
*ZマウントがAPS-Cには大きすぎると言うご意見もありましたが所有している4本のレンズとも軽量、コンパクトでZ50との操作、バランスは良好です。何よりも前記の各社APS-Cの組み合わせで1kgを切るのはニコンのみです。
入念に比較し使用した結果では異なる意見も出るという事でご理解願います。
追記
ついでに今後ニコンAPS-Cに望む事は、キャノンR10相当のAF性能と、100-400mmF8の軽量望遠ズームです。
さらに、高価で良いので軽量を維持したまま高画質のF2.8広角ズームと換算24-200の標準ズームがあれば、完全にAPS-Cに移行できうれしいです。