フジノンレンズ XF16-80mmF4 R OIS WR レビュー・評価

画角が広くて寄れるので食べ物を撮るのに便利	開放・最短付近	遠景
強力なOISのおかげで歩きながらでもブレません

【操作性】
絞りリングは固めで、ファインダーを覗きながらの操作がちょっと大変です。不用意に回ることはないので、このくらいでちょうどいいのかもしれません。
逆にズームリングは軽めで、少しズームした状態で持ち歩いているといつの間にか80mmまで伸びていることがあります。16mmに縮めておけば伸びてきません。

【表現力】
単焦点と比べるとキレがないように感じてしまいますが、1630万画素のX-E1との組み合わせでは十分な解像力を持っています。開放では近景・遠景ともに少しフレアが取り巻くような優しい描写ですが、1段絞ればズーム全域でコントラストが増してシャキッとします。色ずれが画面周辺で若干ありますが、鑑賞距離では目立ちません。ボケ味に関しては、かなりの悪条件でなければ前後ともくせが少なくいい感じです。
近接能力も高く、最大撮影倍率0.25倍なのでカフェでも植物園でも活躍してくれます。

【携帯性】
スペックを考えれば十分軽量コンパクトです。
ただ、バッグへの収まりが悪いので、フィルター径をもう少し小さくして欲しいとは思います。広角側が16mmなので仕方ないのでしょうかね。

【機能性】
OISの効きはかなり良いです。SS1/125秒くらいなら歩きながら撮ってもブレません。6段分の補正力を謳うだけあります。IBISと違って回転ブレには気をつける必要がありますが…
AFは第1世代機との組み合わせでも静かで速いです。スポーツや鳥などの動体撮影をするのでなければ満足できる速度です。

【総評】
GFXの導入にともない出番の少なくなったX-E1を、このレンズのおかげでお散歩用カメラとして復権させることができました。開放の描写には妥協が必要かもしれませんが、5倍のズーム比を考えれば文句ない完成度です。一眼レフ時代のキットズームと比べると設計の新しさを実感します。
私は最新の18-120とかなり迷いましたが、近接能力の高さと軽さ・収納時のコンパクトさを優先してこちらを選びました。
買ったら最後、カメラにつけっぱなしになるいいレンズだと思います。

【操作性】
他のフジのズームレンズと同じく良い作りです。
私の個体に関しては絞りリングも適度なクリック感があり操作感は良かったです。

【表現力】
やはりAPS-CセンサーでF4のレンズはボケが足りなく物足りなく感じました。いつもボケが騒がしく感じます。
また私の個体かどうかはわかりませんが他のレンズと比べると解像感が低く個人的にはボヤッとした感じがしました。

【携帯性】
どこへでも持っていける万能・小型レンズと思い購入しましたが実は結構大きくあまり携帯性は良いとは思いません。
こちらを持って出るならば、欲張って23mm F2, 35mm F1.4と50mm F2を持って撮影に行く方が個人的には楽しく感じます。明るさも単焦点の方が数段明るいのでレンズを変えられる場所の場合は単焦点3本の方が満足すると思います。

【総評】
自分には必要性がなく思い、棚の肥やしになっていたので売却しました。
オンリーワンのレンズで1本しか所有しないと考えている方へはお勧めできますが、それ以外の方にはあまりおすすめできません。

【操作性】フジのレンズに慣れているので扱いやすい。

【表現力】X-T2で使用している時は特に思わなかったが、X-T5だと解像感が乏しいと感じてしまいます。

【携帯性】16-80mmなので、こんなものではないでしょうか。

【機能性】手振れ補正つきで倍率も35mm換算120mmまでいけるのであると便利。

【総評】適応レンズではないせいか、やはりX-T5の高画素を引き出しきれないと感じてしまいます。別の単焦点レンズでT5を試したときには解像感がかなり良いと感じたので、このレンズは当面、X-T2かX-T30あたりで使いたいと思います。

【操作性】
　　操作性は絞りリングも付いているし全く問題なし。

【表現力】
　　他に所持している標準レンズ XF18-55ｍｍ、XF18-135ｍｍ、
　　XC15-45mm と比較すると、優等生的な写りのレンズですね。
　　
【携帯性】
　　XF18-55ｍｍとXF18-135ｍｍの中間のサイズ感と重量ですので
　　特に携帯性が悪いとは思いません。

【機能性】
　　広角16mmから中望遠80ｍｍまでF4通しで使えるのは便利。
　　ただF4なのでボケ味はあまり楽しめません。

【総評】
　　所持している XC15-45mm、XF18-55ｍｍ、XF18-135ｍｍと
　　このXF16-80mmの4本共にそれぞれが一長一短あり、携帯性と
　　広角域ではXC15-45mmに軍配があがり、F値の明るさでは
　　XF18-55ｍｍ、望遠域と最大撮影倍率ではXF18-135ｍｍに
　　軍配があがり、このXF16-80ｍｍはその中間的な感じ。
　　要するに可もなく不可もなしって感じかな。

　低評価のレビューもありますが、このレンズは高評価されても良いレンズです。　実は私も最初はボンヤリ画像にしかならず、買って失敗したと思いました。ただ高評価のレビューもあったので、感じ方は人それぞれなのかなと思っていました。
　一カ月程して、たまたまカメラの調子が悪くなり、このレンズと一緒にイメージングプラザに行くことになりました。そしてカメラのついでに色々と診てもらうと、「性能が出ていない」ことが分かり、そのまま修理へとなりました。
　修理には、コロナ禍のせいもあって３週間ほど掛かりましたが、別物のように良く写るようになりました。　修理報告書には、「Frame 3RD 交換」とだけ記してあり、仔細は分かりません。
　ちなみに修理前でもＡＦ動作などの問題は、一切なく動作していたので、低評価レビューの方は私と同じ状態だったのではと思います。
　
【表現力】
　　ピントの芯はくっきり。　ボケはF4なので分かって使えば問題なし。
【携帯性】
　　440ｇをどう感じるか。　私は重いと思う。
【機能性】
　　6段手振れ補正と、近接35cmは便利。　望遠側でもそれなりに寄れる点は高評価。
　　標準ズームはどれも同じだが、望遠側ではフードが効かないので、逆光ではハレ切などが必要。
【総評】
　　標準ズームは選択肢が多いし、キットレンズでも性能が良い。
　　ただ6段手振れ補正と、近接35cm、F4通しを望む人にはお勧めできる。
　　私の場合、料理の撮影では、ほとんどがこのレンズ。
　　

諏訪湖	諏訪湖と富士山	諏訪湖畔ウォーキングロード

私にとってベストなフジノンXF標準ズームレンズです。（カメラはX-T3）
主な用途はスナップ、風景、物撮り。
XF18-55mm、XF16-55mmF2.8、XF18-135mm、XC16-50mmと複数の標準ズームレンズを使ってきたけど、このXF16-80mmF4レンズが最も使いやすくて作りもしっかりしています。
【操作性】
至って簡単な操作性です。
・フルサイズ換算24mm〜120mmのズーム範囲が、とても使いやすい。
・絞り表示が刻印されている絞りリングのおかげで操作性が頗る良好。
・残念な事：手振れ防止ON/OFFスイッチが付いていない。
　（対策：Fnキーに割り当てている）
【表現力】
・なかなか良好、不足は無い写りです。
【携帯性】
・フルサイズ用レンズと比べれば、軽量コンパクトでしょう。
【機能性】
・AF：速い。
・手振れ防止付きがgood。
・防塵防滴がgood。
【総評】
　使用していたXF16-55mmF2.8は写りが絶賛されているレンズですが、私は然程優れているとは感じないし、初期レンズXF18-55mmも格別優秀とは思いませんでした。
このXF16-80mmF4はFUJIFILM設計陣が交換レンズ設計の知見を蓄積したと思われ、細かな部分での作りが向上しており、心地よい操作性を実現してくれた標準ズームレンズだと思います。
XF70-300mmとの組み合わせで、広いズーム範囲をカバーしてくれるのもgoodです。

ほとんど風景撮りの私的には、このレンズが1本あれば多くのシーンで事足りてしまいそうです。
換算24-120mmというのは本当に使いやすい。とはいえ欲を言えばもう少し望遠側が欲しいですが...
そしてF4通しも使いやすい。
99％絞り優先オートで撮るので、ズームによって絞りが変動しないのは良い。
これが仮に2.8-4の変動だったとしても何ら不都合はない気はしますが、気分の問題かな。(^^ゞ

大きさ、重さ、操作感すべて気に入っています。ズームリングの重さ、AFリングの軽さもGOOD。
強いていえばのレベルですが、単焦点レンズと比較すればやはり解像感は落ちます。当たり前ですが。
でも十二分に高画質です。
光芒がイマイチ美しくないのは絞り羽によるのか、撮り方が下手なのか？ちょっと分かりません。

80mm/F4では玉ボケはやはり上手くいきません。F2.8ならもう少し演出できたような気がしますが、このあたりは単焦点レンズの出番でしょう。
標準ズームとしては十二分以上に使い勝手の良い優等生レンズだと思います。

普段は基本子供撮影です、T3で顔瞳認識でバシバシ撮影しています。
１６ｍｍ始まりは使いやすいです、以前はキャノンの18-135を使っていたがいいレンズだけど18ｍｍスタートだと人数が多かったりするとギリギリになってしまう時がある。
逆に80ｍｍ止まりが物足らない時もあるかもしれないが今はコロナで出かけていないので気にならない
最近でた望遠レンズ70ｍｍ-300ｍｍと相性がいいと思う、運動会までにはほしいレンズ。

【操作性】
問題なく操作できます、難を言えば他の富士のレンズ同様ピントリングと絞りリングが少々軽いこと。
【表現力】
ここが問題で手放しました。解像があまり良くなくくっきりシャープに写りません。近距離での葉っぱなどを写すとよく分かります。
【携帯性】
この焦点距離でこのサイズはなかなか良いです。
【機能性】
クチコミにも上がっていますが、このレンズを付けていると画像再生表示に時間がかかります。謎です。
【総評】
望遠側80mmはとても便利なのですが、写りが納得いかなかったので 16-55 2.8に買い換えました。

とりあえずの風景写真	望遠端　シャープな描写です

随分と長い期間、購入のタイミングをうかがっていましたが、
この度、購入して使い始めました。

XF18-135?OIS、XF18-55?OISもあるので、
TPOに応じて使い分けする予定です。

使用した印象は、写りも良好で、
サイズも造りも良く、いい買い物になりました。

XF18-135?との比較では、
少し軽いことと、サイズも小型なので使い易いです。
造りもこちらの方が新しい分、良いです。
絞りリングも重くて、誤作動は防止できます。

広角端の周辺部の像流れも、思ったほどではないので、
問題なさそうです。
F4だと目立つかも知れませんが。。

私の目的である旅レンズとしては、ベストパートナーになりそうです。

　本レンズの一番の魅力は、６段分の強力な手ぶれ補正機能を搭載しており、特にブレてしまいがちな近接撮影や望遠域での撮影も、手持ちでカジュアルに行うことができるという点です。

　描写はシャープでコントラストも良好だと思います。9割がた開放F4での撮影カットとなりましたが、解像感にも特に不満はありませんでした。

　望遠域で前ボケを生かした撮影をするもよし、ググっと被写体に寄って背景ボケを楽しむもよし、ボケ量も程よくナチュラルで、どんなシーンでも扱いやすいと感じました。

　ただフルサイズ機を使っている方には、ボケ量には不満を抱く方もいると思います。APS-Cサイズの開放F4通しなので、過度の期待は禁物です。

　防塵・防滴構造を採用しており、多少の天候の変化でも安心して撮影が楽しめます。ズーム域も広く、不安定な天気にも安心な万能レンズ。旅先への携行にもオススメできます。

＊被写体から掲載許可を得ています。

T20のキットレンズ18-55/2.8-4よりも広角望遠両側を広げたく購入。
目的が旅行用ズームなので十分満足だ（が、コロナ禍で大活躍できず）。
周辺部の解像度が甘いとする評価もあるようだが、FHDの画面で旅行の想い出に浸る私の目は節穴なのか気にしたこともない。

欠点はフジのレンズ群全般に言えることだが、絞り環に関するポリシーのなさだ。
このレンズの場合は絞り値が刻印されているが、自動Aと手動22の間のクリック感が弱く稀に動いてしまう。
私は通常カメラ任せのプログラムAEで撮り、こだわりのある場面や夜景のみ他のモードなので、これは困る。

最後に仕方のないことだが、T20では（恐らくT30でも）内臓フラッシュでケラレが発生する。
小型軽量の現状にフラッシュを追加したくない。
せめてEF-X8が使えないかな。

追記
ニコン16-80との価格が逆転したので、その記載を削除した。
サンプル画像を2点加えた。

装着の図	とりあえずのフィギュア数枚

システムを入れ替えましたので再レビューです。X-S10に装着です。
【操作性】
節度感のあるリングの回転具合、単純明快な操作性。いうことなし。
【表現力】
F4通しのボケ具合、全域撮影最短35cmが実に使い易い。
特にフィギュア、花など被写体にする事が多いため非常に良好。
【携帯性】
大きめだし、重さは少しあるが、S10の場合もともと大きなグリップが付いているので、無問題。
【機能性】
S10の場合IBIS搭載の為、手振れ補正の恩恵は薄れるが、
F4通し、全域撮影最短35cmは非常に使い勝手が良い。
【総評】
フジのカメラは全て処分していましたが、X-S10で本体のサイズが極小ながらIBIS搭載という事で、
再度フジへ。このレンズもすでに手元になかったので再度購入しました。以前はX-T3か何かのキットで手に入れたと思う。意外に単品だと高価なんだなあと今更思いました。
まあそれは別として、暫らくぶりに使用してみた感覚としては、とにかく使い易い。
なんでも思い通りに撮れる。遠景からのマクロ撮りなんてこれ一本で済む。
便利ズーム、キットレンズなんて下に見ていたらいけないレンズです。

【操作性】
操作性は特に難しいことはありません。
非常にシンプルです。

【表現力】
ここはどこまでこのレンズに求めるかで評価が違ってくると思うのですが、僕の場合は元々XF18-55mmを持っていて、こちらのレンズと比較検討して購入に至ったのですが、表現力に関してはあまり違いを感じなく、実際に使っていても不満はないです。

【携帯性】
携帯性に関してXF18-55mmと比較するとやはり重いと感じてしまいますが、この広い焦点距離を１本のレンズでまかなってくれているので文句は言えません。

【機能性】
6.0段分の手振れ補正の効果は想像以上でした。ボディ内手振れ補正のないX-T3との相性はバッチリだと思います。

【総評】
このレンズは小さなお子さんのいる家庭に強くオススメします。我が家もそうだったのですが、公園などに行った時、「もうちょっとアップで撮りたい！」「でも、レンズ交換しているとシャッターチャンスを逃してしまう。」「他にも荷物があるから出来たらレンズは１本にしたい。」そんなわがままを叶えてくれます。
旅行などにもピッタリだと思います。

【操作性】
ズームリングのトルクも丁度よく使いやすい。
5点

【表現力】
ズーム域が広いので、工夫すれば多様な写真撮れる。
このレンズは便利であればいいので、これで十分。
望遠端使えばそこそこボケますし、ボケが汚いとか特に気になりません。
まだ買って間がないので広角をあまり使ってませんでしたが、他の方のレビュー見て試したところ、確かに逆光に弱い。
適切なものを使ってないからかもしれませんが、保護フィルター付けるとかなりそれが増幅される。
3点。

【携帯性】
重いし、フィルター径72mmは大きいかな。
若干倍率は違うものの、Sonyの16-70 F4は55mm
2点

【機能性】
手ブレ補正は普通だと思う。
自分の個体はピントリングがやや重い。
AFは静かで、内蔵マイク使用時も動画に機械音が入る事はない。
3点

【総評】
画角は旅行に便利。
でも逆光に弱くて、せっかくの風景を、思い通りに撮影できるか不安になってきた。
これと23mmの明るいレンズがあれば不足はほぼない。