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順光、大幅トリミング |
ソフトで少し持ち上げました |
ISO1000 |
◎…鳥ばかり撮っているナントカの横好きです。メーン機材は別にあるのですが、軽くて機動性に優れたサブシステムも確立したくて、マイクロフォーサーズも残し、時々持ち出しています。
◎…軽量の超望遠では、パナライカ100-400mm、先日登場したオリンパス100-400mmも当然候補になりますが、オリンパス40-150mm+当2倍テレコンの写りさえ良ければ、100-400mmよりもさらに軽くできるので、以前から候補にしていました。40-150mmは新品で15〜16万円しますが、中古の超美品が10万円そこそこで出た際に即購入。当テレコンを新品買いして組み合わせてみました。(尚、ボディはパナソニックG9です)
◎…「マスターレンズの性能を損なわない」といった類の評判については、正直、これまで半信半疑ではありました。オリンパスのPROレンズのキレは素晴らしいので、多少落ちるぐらいならいいかなと。しかし、順光など条件の良い環境では、実に見事な写りで、「レンズ単独に迫る」くらいは十分評価していい印象でした。解像感がほとんど落ちません。昔のテレコンを知る私の様な人間には、結構なサプライズです。本当にキレがあります。
◎…暗い条件では、さすがにコントラストと解像が少し落ちると思います(あくまで印象論です。ISOを上げるせいもあると思いますが、それを考慮してもレンズ単独より僅かに落ちるという印象です)。色乗りも少し落ちるでしょうか?しかし、それでも、中級クラスのレンズよりは間違いなくいい絵を出してくれます(私が使用経験があるのは他社の100-300mmですが、こちらのテレコン付きがはっきり上です。当たり前だったらスミマセン…)。
◎…尚、40-150mmの場合、手振れ補正はボディ側のみになりますので、暗い場合には、この影響は歩どまりなどに多少出ます。(これはテレコンの性能評価とは別の話ですが、念のため)
◎…AF速度については、正確な比較はしていませんが、少なくとも目立って遅くなることはなく、不満はありません。高速動体は撮っていませんが、AFCも概ね良好でした。
◎…上記のような結果から「総合評価は4.50〜4.75点」と直感的に感じました。が、このテレコン、新品購入価格で3万7000円台。楽天の買い物イベント利用で計14倍(14%分)のポイントも付きました。全体にテレコン価格が高額になる中、このコスパも評価しないわけにはいきません。結果、満点評価です。
◎…もちろん、この組み合わせは換算600mmですから、野鳥撮影にはトリミングが大前提です。気軽に出かける近場の公園巡りに、付き合ってもらうつもりです。