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α6400 + E 70-350mmはコンパクト使い易い。 |
6400 + E 70-350mm 連写1枚目 |
6400 + E 70-350mm 連写2枚目 |
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6400 + E 70-350mm 連写3枚目 |
6400 + E 70-350mm 連写4枚目 |
参考までにkiss Mでの作例 |
小中規模サーキットでバイク撮ってます。
メーカーやマウントに関係なくその時に気に入ったカメラを買ってます。特定のメーカーへの思い入れもアンチ心も一切ありません。
【デザイン】
全体的なデザインはともかく、ファインダーの位置が左端にあって好みでない。利き目(?)というのが正しいか分からないが、左端にあることで右目で覗くとバランスが悪い。普通に中央で良かったと思う。
【画質】
・普通に高画質。ただAPS-Cカメラとして特段素晴らしいとは思えない。個人的には富士フィルムの方が雰囲気のある画を出すと思う。
・6400はkiss Mに比べて色飽和が少ないと感じる。
・高感度ではもkiss Mよりノイズが少ない。
【操作性】
ソニーカメラは数台使ってきたが、操作性は悪い部類と感じる。
再生画面では、連写で撮った写真が連写毎にまとめられるのが本当やめて欲しい。普通に1枚毎で再生できないのかな?
【バッテリー】
・ミラーレスとしては普通かな。特に長持ちするとは思わない。まだまだ一眼レフの方がはるかに電池持ちは良い。
・専用充電器が付属しないのは非常にセコい。
・星2つしようかと思ったけど、モバイルバッテリーで充電しながら使えるのが好印象なので星3つ。
【携帯性】
レンズ交換式カメラは装着するレンズで携帯性が大きく変わるので評価は無意味。
【機能性】・・・ここが超私見
AF-Cでの動体撮影に限ってコメントします。
6400 + E55-210mmでは前後方向に動く動体撮影は厳しいです。こちらに向かってくる被写体に一瞬でピントを合わせる能力はE 55-210mmでも満足できますが、その後の追従性が良くないです。最初の1枚目、2枚目はピントが合いますが、連写を続けているとピンボケになります。
私が6400 + 55-210mmで実際に試した動体撮影は以下のようなケースです。「小学生の徒競走、小さい子供が操縦するレーシングカート、サーキットでのバイク」です。3つのシーンでは、いずれも満足できるAF追従性は発揮できず、ピンボケ写真だらけでした。「AFが強い」と高い評判の6400ですが、55-210mmでは本来の性能が発揮できていないと思います。
AF追従性に限ってのことですが、私の所有機材で比較するとフジフィルムのX-T2やキヤノンのkiss M、kiss X7の方が上です。
せっかく買った6400を活かすため、令和1年11月5日にE 70-350mmを購入しバイク撮影を行ったところ、まずまず満足できるAF追従性となりました。添付写真の2枚目から5枚目がAF-Cでの連続した撮影です。ただこの組み合わせにして動体追従性はようやくkiss Mと同等レベルと思います。なお半押しした瞬間にAF合焦する素早さは6400の方が圧倒的に優れてます。
【液晶】
パッと見の鮮やかさはないが、自然な見えかた。
【ホールド感】
一般的な一眼レフ機より劣る印象。6400に限らず、ミラーレスカメラはホールド性がイマイチな機種が多い。
【総評】
あくまで私の所有する個体だけの問題かもしれませんが、キットの望遠ズームレンズ(E 55-210mm)では動きもの撮影は厳しいです。
このダブルズームレンズキットを買って子供の運動会やモータースポーツを撮るのはAF追従性の面でピンボケ写真量産する可能性があります。
前後方向の動きものを撮りたいならE 70-350mmのようなAFが速いレンズが要ると思います。
6400 + E70-350mm = 20万円近いですね。
単純に前後方向の動体を追い掛けるという観点だけで言えば、キヤノンの低価格一眼レフカメラ(例えばkiss Mやkiss X7 + EF-S55-250mm STMなど)で十分にAF追従性は高いです。数万円程度で買えますからコスパはキヤノンの方が良いと思います。
ただ一眼レフカメラで動体を追い掛けるにはある程度練習が必要。6400の方がトラッキングで走り回る子供を追い掛けるのは楽だと思いますから、一概にどちらが良いとは言えませんけどね。