EOS R ボディ
- 新開発のレンズマウント「RFマウント」を採用した、約3030万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー搭載ミラーレス一眼。
- 「RFレンズ」との組み合わせにより、高画質で表現力豊かな撮影が可能。マウントアダプター(別売り)を装着すれば、従来のEFレンズやEF-Sレンズが使用できる。
- 視野率約100%の高精細な電子ビューファインダー(EVF)を内蔵し、背面モニターはバリアングル式の3.15型液晶を備えている。
夜間AFテスト
夜間動画AFテスト
スケボー選手の練習風景(1) |
スケボー選手の練習風景(2) |
スケボー選手の練習風景(3) |
猫(1) |
猫(2) |
猫(3) |
?.今回はAFに関する本機単独評価です。
1. サンプル
1)ボディ:EOSR
レンズ関連
2)レンズ:シグマ、105mm F1.4(各被写体共通)
3)マウントアダプタ
キヤノン:純正、コントロールリング無し
2.RAW現像(静止画)
1)ソフトウエア:シルキーピックスPro9
2)レタッチ:一部の作例ではトリミング、レベル、露出、色に対してRAW現像時
に若干修正、シャープネス、コントラストは操作せず。
3)現像出力の色空間:sRGB
3.静止画作例
1)動体撮影
被写体:夜間屋内でのスケートボード選手の練習風景
練習場:Skip Factory
撮影、掲載許可済み。
2)静止物撮影
被写体:猫各種
撮影場所:猫カフェ
撮影許可有、動物に肖像権は存在しません。
*猫は静止物ですが、すぐに動き始め、良い表情だと思うとすぐにそっぽを向いたりします。本機のAFがのろまならば、その撮影には耐えない筈です。
*静止画作例はほぼすべて意図的に開放絞りで撮影しています。被写体全体にピントが行きわたらない点はご了承下さい。
4.動画
1)夜間のAFテスト
植物と路面を交互に合焦させています。
2)夜間の動画AFテスト(AF−Cの評価の代替として)
0m(足元)と2m、5m、7m、9mの距離においたオモチャに対して動画撮影
しながら合焦させています。足元は実際には対カメラ距離は1m程となり、
各距離も三角関数で考えれば誤差がありますが、ご了承下さい。
*動画によるテストは何れも、何方にでも追実験可能です。1)に関しては動画の末尾にやり方が静止画で説明しています。
?.所感
本機のAF性能に関して、文字列だけで色々レビュー等で言われています。今回は私なりのその具体的な評価です。
当初は私が取り組んでいるスポーツ撮影の合間にごく短時間、本機も使ってみて「動体撮影には向かない」と私は評価しました。
ファインダーの見え方や連写性能も含め、本機はEOS1D系やソニーα9には動体撮影性能では、まだ追いついていないと実感し、その様に書きました。ここは覆りません。
本機はEOS6D系の代替というのが実態の様で、動体撮影は最初からあまり考慮されていない様です。
しかし、「AFが全然ダメ!」とは全く思えませんでした。
夜間屋外でのAFも動画の様に、動作しています。そして夜間屋内の動体撮影は写真の通りです。これら動画、写真作例が私にとっての現状での本機のAFの評価です。
「AFは全然ダメ!」とか感情的にコトバで罵倒するだけでは不正確で、文字列だけで表現するにしても、具体的な実感のある指摘が必要だと思います。まして「ぶん投げたくなる」など子供じみた言葉は大人のする事ではありません。
各銘柄とも実際に撮影にお使いにならない方、場合によっては本機に触ったことすら無い方による擁護、批判の意見が多いと感じています。
レビューの度にテーマを少しずつ変えていますので私の過去レビューも是非ご参照下さい。
2回目
http://review.kakaku.com/review/K0001086545/ReviewCD=1169951/#1169951-2
初回
http://review.kakaku.com/review/K0001086545/ReviewCD=1169951/#1169951-1
以下類似ミラーレス機レビューもご参考まで
α7?
http://review.kakaku.com/review/K0000717585/ReviewCD=891445/#891445
α9
http://review.kakaku.com/review/K0000960774/ReviewCD=1037378/#1037378
α6300(APS−C機)
http://review.kakaku.com/review/K0000857118/ReviewCD=1166489/#1166489
- レベル
- アマチュア
- 主な被写体
- スポーツ
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