『APS-Cのボディでのお試しです』 シグマ 70mm F2.8 DG MACRO [ソニーE用] ミランミュニックさんのレビュー・評価

暗い背景に浮かび上がる梅	逆光を受けて輝く八重の花びらたち	小さな花の一輪に焦点を合わせ浮かび上がりました
ミモザの花も寄り添って賑やかしく

複数の会社のカメラフォーマットを撮る被写体と気分〔いい加減です〕によって使っています。用途を明確に分けているわけではありませんが、最近はソニーのα系がお気に入り。

そこで、マクロレンズを物色しました。焦点距離はこれまでの実感として、50mm前後よい、100mm前後が使い易いと感じており、純正マクロでは、FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28Gとなり、かなりの価格になります。

そこで検討したのが、シグマ系です。105mmと70mmがあるのですが、フルサイズのサブ機としてα6000を組み合わせ使うことが多いので、35mm換算で105mmとなる70mmのこの機種を価格と性能の評判から選びました。

α6000の写りには今でも満足していますが、このレンズでの組み合わせも満足しています。

AFが遅いなどの評価がありますが、接写ではAFはほとんど使用せず、ピント合わせのシビアなところはMFでやっていますので、私の用途としてはAFの速度や迷ってしまうなどの弱点は全く気になりません。

また、便利なところは、被写体への距離切り替えが、三段階〔?FULL、?0.5m-∞、?0.258-0.5m〕に分かれており、MF際にもピント合わせが便利です。

また、ソニーのα系は、MFの際にバーで焦点距離の目安をファインダー内表示で確認できるので助かります。

そして、拡大表示とピーキング機能などを組み合わせると、さらに焦点位置を確認しつつ撮影できるので、マクロ撮影には本当に便利です。マクロ撮影で花などを取る際に、どこに焦点を合わせる、しべの先、花びらの先などと選択することで印象が大きくことなるので、助かります。

難点はサイズの大きいことですね。また、アートシリーズなので作りもしっかりとしているのは良いのですが、重量〔570g〕があります。