フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 レビュー・評価

【操作性】フォクトレンダーのレンズの操作性 はどのレンズも素晴らしい。
vmマウントも使用しています。

【表現力】絞り開放の滲みボケが堪らない。
ファインダー内部では拡大ピントで合っていますが、確認するとピンあまです。
それがこのレンズの味でしょう。
それでもf2.8くらいに絞るとバキバキなピントに変身。

【携帯性】α6700、α7C?(10月13日発売)で使っています。
レンズが軽いのでカメラとの相性もピッタリです。

【総評】このレンズは初心者向けとは思えない、ある程度レンズの収差、フレア、ゴースト等を理解していないと速売却コースになるかも？
レンズコーティングはMC(マルチコート)ですが、VM用の40mmf1.4
MCの方が各種収差が押さえられているような気がします。
電気接点が付いているので撮影データが残るのも助かります。
オールドレンズをこれから始めたい人にはオススメですが中古でも5万近くするのでそこはお財布と相談ですね。

フォクトレンダーには様々な性質のMFレンズがありますが、Nokton Classicシリーズはまさに、現代の技術でオールドレンズを再現した、ということに尽きます。特徴は
◯絞りで変化する描写（解像）
◯低い逆光性能、盛大なゴースト、フレア
◯絞りで変化するボケ
でしょう。私はとても好きなレンズです。

【解像】
絞り開放のf1.4では遠景、近接に関わらず非常に柔らかい描写です。この開放での描写は個人的には非常に好感がもてます。
1/3絞り込みむだけで(f1.6）かなり解像感は上がルため、現代風のレンズ描写が好きな方でも f1.6からは十分に使えるレンズです。

【巨大な虹色ゴースト】
こちらも開放で盛大に出現します。とても美しいゴーストです。f1.6でかなり消え、f1.8ではほぼ消えてしまうため、このフレアを目的に撮影する場合は絞り開放が必須です。

【その他のゴースト】
こちらは絞り込んでも無くなりません。このレンズに逆光耐性を求める方はあまりいないと思いますが、この辺りは状況によっては注意が必要です。

【二線ボケ】
絞り開放ではかなり目立つ二線ボケです。個人的には嫌いではなく、二線ボケの割には騒がしい感じにはなりません。1段絞ったf2ではかなり改善され柔らかいボケになります。もう1段絞ったf2.8でさらに改善されます。
「味」という意味では開放のボケの質はおすすめです。

【色】
派手な色は乗りません。落ち着いた、柔らかい絵作りです。

という具合に、特に開放付近では現代のレンズ描写とはかなり異なり、絞り込んでも逆光耐性の低さなどが残るレンズです。
それでも本当のオールドレンズのような強烈なクセではなく、使いやすい範囲で「オールドレンズを再現した」レンズです。

AF、MFレンズ併せても、私が一番好きなレンズです。

【操作性】操作性は問題ないですね。

【表現力】わざと収差を残したレンズと言われていますが、やはり現代のレンズです。オールドレンズとはシャープさも全然いいし、しっかり映りますね。収差もありますが、オールドレンズほどではありません

【携帯性】これはとてもいいです。コンパクトでいつでもつけたくなるレンズです。

【機能性】まあこのレンズに高機能は望んでないので

【総評】ズミルックスなんかと比較されますが、全然別物です。ああいうオールドな写りを求めるなら最初からオールドレンズを買うべきです。私はオールドレンズばかりでキャノンの古いライカマウントのレンズを沢山もっていますが、それと比べるとやはりこのレンズはおとなしいし、現代的だと思います。逆にしっかり映るし、ボケもすごいのでそこが気にいってます。

大銀杏

購入してから半年以上は経ったのですが、殆ど使っていませんでした。
本日は天気が良く、秋も深まり銀杏がきれいになってきたので、和歌山県の三尾川の光泉寺の
大銀杏（樹齢４５０年）を写しにいってきました。
カメラはα6400です。
使用感はコシナのフォクトレンダーらしい質感の高さが感じられて所有欲がくすぐられるレンズでしょう。
（他にマクロ　アポランターを所有、もう一つの機材はニコンから乗り換えの7RM2）
自分の好みの色合い、映りが出て気に入りました。
買って良かったと思います。
大事に使っていきます。
次は6400でなく主機の7RM2で使ってみます、と言うのは6400には手振れが着いていないためです。
もうすこしカチッとした絵がとれるかもしれません。

35mmがとても苦手な画角である。
だがどうにもこの苦手を克服したくなった。

最近の私の主たる撮影対象は見知らぬ人である。
これに対し1歩踏み込みナマの感じを写したいと思った。

苦手だからと35mmには手を付けていなかったが、今一歩写真を高めたくこれを購入すると決めた。

少し軽いかと思われるが心地よいクリック感のある絞りリング。
円滑なピント合わせに貢献してくれるフォーカスリング。
α7IIIにマウントしてその小型軽量さをまざまざと見た。

ファインダーを覗いた。
ああ、これだ、これが苦手なんだ、と改めて思ってしまった。
凡庸すぎてしまいなんの誇張もない素を写し、撮り手の腕が見透かされてしまうようで苦手だ。

寄りと引きがことごとく写真に写る。
私が一歩寄ることに躊躇したなら、それが写真に表れる。
だからこそ、これはいい指標になるとも思えた。
自分がいま被写体に向き合えているか、それを如実に写してくれるレンズだ。

また、このレンズは一昔前のレンズのように絞りと撮影距離で性格が変わる。
この点もまた難しい。
いかに今まで良いレンズに撮らされていたかを痛感した。

このレンズは自身がどれだけ真剣に取り組めているかを見せてくれる鏡のようだ。

	トリムあり。	トリムあり。

α7?に装着。
【操作性】
簡単です。
【表現力】
開放トロリ、絞ってキリリ。
【携帯性】
フルサイズでこの小ささと軽さは良い。
【機能性】
ＭＦですので余計なものは無し。
【総評】
この度中古美品を59800円で購入。
ＭＦ専用は何本か持っていますが、コシナさんのは頭一つ抜きんでていますね。
良いレンズだと思います。
気になる方は是非どうぞ。

　オートフォーカスが今では当たり前のこの現代に、あえてマニュアルフォーカス、しかもゴーストやフレアーは出るし周辺減光もまあまあ激しい。このようなことを書くとまったくダメなレンズみたいだが、現代の性能主義的なレンズ設計とは異なり、意図的にクラシックな描写の美しさを具現化した設計となっている。
　絞り開放では素直でなだらかなボケ味が立体感を生み出し、絞ればやわらかで繊細な描写が楽しめる。解像度が高くシャープな描写をするところが、生粋のオールドレンズではなく現代のレンズであるといえる。距離や光に応じて表情を変える描写は撮っていてすごく楽しい。私の腕がまだまだ未熟で思った通りの表現ができないという難しさはあるが、自分なりのアプローチが出来たときの満足感はなんともいえないもの。最高の１本になる予感。

Nokt-が「夜」を意味するので夜スナップとボケ描写の参考にコスモスの写真を貼っておきます。（３枚すべてｊｐｇ撮って出し）

1枚、間違った写真をアップしてしまったので訂正の再レビューです。

フレアーが派手	雰囲気的にクラシカル

マップカメラで購入、中古と新品の値段の差があまりなかったので新品を購入。α7?に装着。

（操作性）
絞りのクリック感はいいと思います。フォーカスのトルク感は丁度よい。

（表現力）
F1.4での解放では解像度が低下する感じはあります。F4.0以上は解像度が増していきます。夜間、街灯からのフレアーが派手。絞っても開けても派手、これも味かな。

（携帯性）
重量262gと軽い方だと思います。

（総評）
電子接点があるのは頼もしいです。クラッシックで金属感やマニュアル操作が好きなマニアの人じゃないと長続きしないレンズで早く撮影したい人には向かないレンズ、当たり前ですけどね。

フードなし外観	フード装着外観	F1.4　試し撮り
F8　試し撮り

最近はα6500でオールドレンズを使用することが多かったのですが、レンズ情報や絞り値などが残らないのが不満だったのと、マウントアダプタを介さずボディサイズを活かしてコンパクトに運用できるレンズを探していたので導入しました。

また、35mm換算で中望遠になるレンズでポートレートを中心に撮影してきましたが、換算50mm程のレンズで色々な画作りに挑戦したくなったのも、このレンズを選んだ理由です。

【操作性】
特に問題なく操作することができます。
初めは絞りの位置に若干戸惑ったものの、すぐに慣れました。

【表現力】
APS-Cだと周辺減光は見えないですが、逆に味がスポイルされていると言えるかもしれません。
他の方もレビューされていますが、解放ではふんわりとした柔らかい感じで、絞るとそこそこ解像します。
パッと見で綺麗というよりは、じんわりと良い画だなという写りに感じます。
玉ボケはバブルの傾向があって、撮り方によってはうるさいかもしれませんが、ボケの中は綺麗です。点光源を入れた夜間のポートレートを撮りたくなります。

【携帯性】
大口径なのにコンパクトで、お散歩しながら持ち歩くのにも苦になりません。
特にα6500だと装着しても威圧感がなく、とてもいい感じに見えます。
鏡筒が総金属製なので、見た目よりもずっしり感はあります。でも、またそれもよし。

【機能性】
レンズ名や絞りなどがexif情報として記録されるのが良いです。
MFの自動アシストは、構図が決まっていればとても使いやすいです。

【総評】
なによりコンパクトで持ち出しやすく、オールドレンズのような写りが得られて、色々な写真を撮ってみたくなるレンズです。

F1.4	F1.4	F2.8
F2.2	F7.1

比較対象を何と置くかと
好みで評価が分かれるレンズ

【操作性】
Loxia35と比較すると
MF時の滑らかさは劣っている
絞り環の位置や操作性も
Loxia35の手前にある方が好み

【表現力】
解放はふんわり、絞ればそこそこ解像する
色見はFE35F2.8やLoxia35よりもあっさりとしており
classicな表現力であり好みが分かれる

【携帯性】
FE35F2.8よりは重いが300gを切る軽いレンズのため
携帯性で不満を覚える方は少ないだろう


【総評】
個人的にはLoxia35やFE３５F2.8より好みではなく
長く使うレンズではないと判断している
好きな人は手に入るうちに買っておいても損はない
嗜好性の高いレンズだと思う

【操作性】普通のMFレンズです。
　　　　　　慣れるまで絞りリングの操作（位置）に戸惑います。

【表現力】レンズの特性を理解して使えば、個性のある面白いレンズです。

【携帯性】軽量・コンパクトに尽きます、ここが一番のお気に入りポイントです。

【機能性】電子接点付がとても便利です。

【総評】昔使っていたカメラを思い出させてくれました。
　　　　最初に買ったのは、中古のminoltaXDでした。
　　　　50mmレンズ１本で被写体に近づいたり、しゃがんだりと四苦八苦しながら
　　　　撮影し、現像失敗で大がっかりみたいな思い出です。
　　　　
　　　　今どきの高性能レンズではありませんが、趣を味あうのであれば
　　　　文句ないレンズだと思います。

【操作性】
ＭＦですが、EVFを使っての厳密なピント合わせが可能であり、αなら、写真を撮る楽しみを感じさせてくれました。
絞りの調整はレンズの一番前なので、手前が良かったです。

【表現力】
あえてのオールドテイストということで、周辺減光やその他もすべて味として考えればいい味出してると思います。
夜景を撮ってるとゴーストが入るので、なぜ？って思って調べてますと、レンズプロテクターを付けると発生することが分かりました。
レンズプロテクターを２種類試しましたが、それぞれゴーストの出方が違います。
ひょっとしたら出ないようなプロテクターもあるのかもしれません。


【携帯性】
ここが最大の魅力です！262gでこのコンパクトさ！お散歩レンズとして、気軽に持ち出す相棒として、まさしくこれぞミラーレスという感じですね！１本は持っておきたいものでした。すごい気に入ってます。


【機能性】
SONYマウントですので、AFがないことを除くと、本体とはちゃんと連携されおります。


【総評】
買って良かったです。本当に小さなフルサイズ一眼という感じです。
YouTubeで、このレンズを使った主に夜の風景などを紹介しておりますので、このレンズにご興味ある方は下手ですが参考にして下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=GXzKkqZyzuw

		光線状況によってボケもオールドに！
開放では派手なフレアが出る！ハレ切り、F2まで絞るなど工夫を！		こちらはオールドっぽさの無い綺麗なボケ！

【操作性】
極めて滑らかなピントリングのヘリコイド。
リングを回すと自動的に表示が拡大されて精緻なピント合わせが可能！

【表現力】
F1.4ではオールドレンズの味を楽しめ、絞れば極めて解像力の高い画になる！

【携帯性】
開放F1.4の明るさを持ちながらこの小型軽量！MFレンズならではの特権！

【総評】
小型軽量でF1.4の明るさを誇る、Eマウントでは唯一無二のレンズです。
おさんぽスナップにぴったりで、オールドレンズの入門用レンズとしてもオススメ！

開封動画アップしてます。
動画の中では20枚以上の作例もあります！
https://www.youtube.com/watch?v=bnq9ou3fVbc

取り急ぎ外観のみ！
期待通りの35mm 　ずっしり来る金属の重み、滑らかなヘリコイド、コンパクトさ。
a7シリーズによく似合い使い勝手がよさそうです！
これからこの35mmを使い倒します！！