FUJIFILM X-E3 単焦点レンズキット [ブラック] レビュー・評価

【デザイン】
ライカあたりのレンジファインダーカメラに似たデザインは、新鮮味はありませんが、無難でカッコ良いてす。

【画質】
APSサイズのセンサーを持つカメラとしては、カメラそのものの基本性能が高くＩＳＯ６４００あたりで、人の顔を撮ってもかなり綺麗に描写してきますし、例えば最近登場した価格的に近いキヤノンのpoweshotGX1mk3と比べるのは酷なことですが、当然として画質には大きな差がありますね。
あとは、ローパスフィルターが無いのが効いているのか、画像がシャープでその場の空気感のようなものを感じる描写。

また、セットされる３５mm相当の単焦点レンズは単焦点なので当たり前ですが、かなり解像力が高いレンズです。

【操作性】
旧モデルのＸＥ２と比較すると、背面に十字キーのような最近多く採用されるキーが装備されて、操作性が改善しています。

ＡＦ性能もそれなりで、意外に動体にも追従します。

【バッテリー】

【携帯性】
フルサイズ機に近い、この画質が得られる機種としては大変にコンパクトで良好です。

【機能性】
ミラーレス機として、ミドルレンジ機種に必要な機能性を備えます。

【液晶】
１０４万ドットと必要十分です。

【ホールド感】
この小さな単焦点レンズとの組み合わせでは何も問題ありませんが、オーソドックスなAF一眼レフタイプの外観をもつ、モデルのグリップのしっかり感と比べるとイマイチです。

【総評】
一般的には18〜55のレンズキットがレンズ性能も高くオススメですが、すでにＸＥ2など他の機種をお持ちで標準ズームを所有しているならば、この単焦点レンズキットもアリだと感じます。

個人的には富士は理論先行で実の無い、能書きだけの高感度性能や高解像力を謳うコンデジに辟易して富士のデジカメは長期間スルーしていたので、高感度に強く解像力が高いXシリーズなのだと店頭の販売員に言われたとき、また誇大広告か?と思いながら、実機をチェックしたら、本当に高精細だし、高感度に強いというのは本当で驚きました。

このXシリーズは、富士の理論が実を結んだようで、画質も良く、いい感じに仕上がっていますね。

ミラーレスはソニーをおすすめしていましたが、これくらいの予算が取れるなら、この価格帯にはソニーはおススメ機種は無いので、イチオシはこのＸＥ３かもしれませんね。

ということで、ＸＥ３はボディ2台持ちとなり、個人的にはこのキットも買ってしまいました。

フジは、撮って出しプリントの色味が親戚に評判よく、
FinePix F系を複数台使ってきた。
Xシリーズは、必要な時に都度レンタルしてきた。
今シーズン、新型コロナウィルスで外出自粛のGW中に、
FinePix F1000EXRのズームレバーにひびが入り、
フジ色確保のためにモデル末期の当機種単焦点キット（シルバー）を
量販店で購入。

レビューは、
以前レンタルした時の評価、並びに購入後の評価を交えて行っている。

【デザイン】
凝縮感があり、悪くない。
右手の親指の腹でスイッチ類を押さないように整理できているのも良い。
ただし、レイアウトの余裕はあまりなく、
ボディ色シルバーが正直安っぽい。
モデル末期で黒の流通なしゆえ、これは仕方がないのだが。

【画質】
丁寧に撮るなら★5の画質。気軽に撮るなら★3の画質。
理由は簡単で、手振れしやすいから。
小さなボディに対してメカシャッターの振動が大きいせいか、
以前レンタルしたX-T20などに比べて街撮りで手振れが発生しやすい。
フィルムシミュレーションは非常によく、
他人へのプリント渡しならプロビア、自分はクラシッククロームやACROSが好み。

【操作性】
癖はあるけれどある程度のカスタマイズはできるし、
困ったときのQボタンで何とかなる。
他の人に撮ってもらう時は、AUTOにレバー1つで切り替えられるのは高ポイント。

【バッテリー】
この世代のXはどれも皆、バッテリの持ちが良いとは言えない。
1日使うなら2本は予備バッテリーを持ち歩きたい。

【携帯性】
小型の単焦点をつけている限り、携帯性は悪くない。
また、この組み合わせだと被写体に緊張感を与えにくい。
通常のズームをつけると、携帯性はそれなりに低下する。

【機能性】
機能はXシリーズなのでてんこ盛りな印象。

【液晶】
気軽に撮るには充分な品質だが、現在の最新機に比べるとEVFは見にくい。

【ホールド感】
右手中心で構えると手振れしやすい。
左手中心で構えるとボディがやや小さい。
X-T30のホールド感の下ということで、★2つ半。

【総評】
MINIMALISM 必要な機能性能を極限まで研ぎ澄まし、本質だけを形にした
とメーカーページにはある。
極限まで研ぎ澄ましたゆえ、少しの油断がブレに繋がる。そんなカメラ。
これを軽減したいならX-T20/T30を使うだけでもかなり改善する。
手振れ補正レンズを使ってもよいが、
X-E3の唯一のメリットである携帯性は損なわれる。

当面は交換レンズやマウントアダプタを購入せずに単焦点キットで、
冠婚葬祭とフジ色担当、フィルムカメラとの同時持ち出し用としたい。

そしてXFレンズ群のレンタル用母艦としても時々運用したい。

レンズはタクマー50mm	同じくタクマー50? f1.4

【デザイン】
レンジファインダーっぽいデザインは好きです
X-E2と比べるとE2の方が何となく高級感ありました
【画質】
良いと思います
必要十分
【操作性】
良くなりました！
もう少しメニュー構成など洗練して欲しいけど
X-E2を買い換えた一番の理由が操作性でした
【バッテリー】
ミラーレスとして普通かと思います
【携帯性】
良いと思います
コレより小さいと、操作性に問題が出そう
【機能性】
手ぶれ補正が欲しいな、と思います
それ以外には
E2から小さくなったので、ストロボが内蔵されなくなりました
それがマイナスポイントでしょうが、ストロボの出番は多くないので…
【液晶】
普通でしょうか
【ホールド感】
E2と比べサイズが小さくなった割に、悪くない
【総評】
メインカメラはデジタル一眼レフなんですが、気分的に辛い時があるので、軽くて使いよいサブカメラとしてミラーレスも使っています

持っていたのに出番が少なかったX-E2ですが、使い勝手が悪かったんです
主にフォーカスポイントの移動が面倒で、シャッターチャンスを逃す事も屡々でした
X-E3は改良されました
ただ、メニュー構成などはもう少し…と思います
メニュー構成はファームアップでも改善できそうな事なので、お願いしたい

サブカメラとして小型なミラーレスが欲しかったので、安くなっていた未開封の中古品を購入しました。
初めての富士フイルム製カメラです。
レンズはキットの23mmF2単焦点とオールドレンズです。

【デザイン】
ボディは遠目で見るとなかなか良いのですが、近くで見るとそれなりの安っぽさはあります。
レンズは値段の割に高級感がありいい感じです。

【画質】
フルサイズ機ばかり使用していたので心配していましたが、とても良いです。
日中の撮って出しでは全く差がないと言っても良いと思います。
高感度や大幅な加工を行うとやはり粗は出ますが、それもイメージしていたよりはずっと良いです。
キットレンズは開放でやや甘いものの、単焦点らしく安いながらも良い写りをしてくれます。

【操作性】
押し心地の悪いスイッチ類、反応の悪いタッチパネル、間違えて押し込みやすいダイヤルとお世辞にも褒められたものではありません。安い・小さいということでハイエンド機のような操作性は求めていませんが、かなり大幅な改善の余地があると思います。
軍艦部のダイヤルやレンズ側の絞りリングに関してはライカ等のマニュアルカメラの経験があるため、苦にはなりませんでしたが、ミラーレスにマッチしているかと言われると？？？？

【バッテリー】
このカメラで大量に撮影することはないのでバッテリー1つで事足ります。

【携帯性】
画質と携帯性のバランスは非常に優れていると感じます。
デザインの面では劣る安っぽいガワも、携帯性の面では軽量化に貢献していると思います。

【機能性】
一通りの必要なものは揃っていると思います。
問題は操作性が悪いことでその機能を活かしづらいことでしょうか。

【液晶】
背面液晶は固定式なのが残念ですが、画質は必要水準を満たした品質だと感じます。
EVFは見辛くあまり好みではありませんでした。外光が強い場面での非常用と割り切り、基本は背面液晶で撮影しています。

【ホールド感】
小型の単焦点をつけている分には十分です。
重量のあるレンズを使いたい人は外付けの拡張グリップやX-T系列を購入した方が良さそうです。

【総評】
サブカメラとしては満足のいくものですし、画質だけならメインカメラとしても運用できると思います。
操作性の出来がお粗末に感じられたので、メインカメラとして購入を考えている方はもっと新しい世代のものを購入した方が幸せになれると思います。

		なかなかの働きぶりをします。

【デザイン】
上がのっぺりで、
ちょっと不細工かなって思っていましたが、
見ているとだんだんよくなってきました。

【画質】
今まで、（今でも）GR,α7?をもっていて、
FUJIはまったく興味がなかったのですが、
ふと写真をみて綺麗だなと思ってこの度、中古ですが手を出してしまいました。

いつもは、LIGHTROOMでの修正で手間がかかっていたのですが、
このE3でとった写真はあまり修正なくても、撮って出しでも
好みの雰囲気の写真になるのがとても気に入りました。（ラクチンです）


【操作性】
特にで問題はないです。

【バッテリー】
ちょっと小さいのが不安ですが、
今のところは不満ありません。


【携帯性】
とてもいいです。
一眼より全然らくちんです。
鞄も小さくすんでいます。

【機能性】
いいところ
１：ファインダーが綺麗　（α７?をあとで覗くと愕然としてしまいました）
２：ファインダーで覗いて写真を撮りたいという気持ちになります。（この辺はGRと違う）

気になるところ
１：手振れがないのが一番痛いです（このクラスはないかもですが上位もH1のみ）
２：おまけにレンズにも手振れがはいっているのが少ない（画質重視といっていますがこの時代に？と疑問です）


【液晶】
必要十分です。

【ホールド感】
特に問題ありません。

【総評】
今はα7?、GRをもっていますが、
過去、PENTAX,OMDMK２も使ったりしてきて、
今更、APS-Cにも戻る？と不安がありましたが、
この色合いとかをみていると、
まったく問題がないかと思いつつある今があります。
又、フルサイズはレンズがあまりに高すぎです。

今、E3の働きぶりによっては、
一気にX-H1に乗り換えようかと
検討をしている最中です。

x-t20を落としてしまい、購入しました。

この機能、まだミニマリズムには至らないくらい十分すぎます。今のカメラは贅沢な機能満載で、貧相な僕にはもったいない。でも、せっかくだから、使いこなしたい。

t20からe3にして、?子どもも写真を撮れる軽量サイズ?軽量レンズを使いたくなる?撮った写真を指でスライドできる?片手で握れるから片手が空く(コツがいる)などの変化がありました

【デザイン】
コンパクトかつクラシカルなデザインは好きです

【画質】
上質な写りだと思います。
フィルムシュミレーションは魅力的です。

【操作性】
それ程不便は感じません

【バッテリー】
レフ機とは比較しませんが、ミラーレス機のなかでも悪いほうかと思います。

【携帯性】
この機種は携帯性が主目的のカメラなので良いです。
ミニマムデザインで軽い、軽快なカメラに仕上がっていると思います。

【機能性】
普通です。

【液晶】
動かない普通の液晶です。

【ホールド感】
思ったよりもしっくりします。

【総評】
ロードバイクで一緒に携帯するために購入しました。
軽さ、大きさ、写りのよさ、気軽さから手軽な旅カメラです。

画角は換算35mmなのですが、なんかしっくりこないのが正直なところ。
APS-Cのカメラで23mmは使用したことがなく、フルサイズの35mmとはなんとなく感覚的に違いを感じながら撮影しています。

見た目もカッコよく、写りも良い、十二分に楽しめるカメラです。

PROVIA	PROVIA	CLASSIC CHROME
CLASSIC CHROME	ACROS	ACROS

　
MINIMALISMとはよく言ったもので、無駄がない。
必要なものしかない。
これが気持ちいい。

発色はさすがにキレイです。

何というか上品な色？

僕は
?プロビア
?クラシッククローム
?アクロス
の三つをフィルムシミュレーション・ブラケットに登録済み。

一回シャッターを押したら同時に三つのJPEG画像が記録されます。

同じような機能はオリンパス機にもあるけど、他のメーカーはどうしてやらないんでしょうねえ？

RAW現像ソフトは富士フィルムのサイトから無料でダウンロードできます。

要するに中身はSILKYPIXだけど、きちんとフィルムシミュレーションにも対応しています。

まあしかし、JPEGで充分な発色をしますから、よほど画像をいじるのが趣味の人以外はそのままJPEGで満足できると思いますね。

AFも普通にスナップするには過不足なく動きます。

露出もホワイトバランスも安定しているし、カメラの操作性や質感もなかなかのレベル。

レリーズを押し込んだ時の節度感というか感触がちょっと他メーカーと違うので、最初は戸惑ったけどしばらく使っていたら慣れました。

スナップ好きにはとっても魅力的なカメラです。

欲を言うとボディ側の手振れ補正が欲しかったかな。


作例はJPEG撮って出し。
レンズはキットの23mmF2です。
　

	F-fotoサムレスト	USB充電対応

以前、東京カメラ部からX-Pro2をお借りし、フィルムシュミレーションの出来栄えに感動しました。それ以降富士フイルム機を使う機会に恵まれませんでしたが、今回X-E3に興味が沸いたため自費で購入してみました。

FUJIFILM X-E3 レビュー 外観編
http://asobinet.com/review-x-e3-outside-image-quality/

FUJIFILM X-E3 レビュー画質編
http://asobinet.com/review-x-e3-image-qulity/

【デザイン】

トップとボトムカバーに金属プレートを使った質感の高いカメラです。
トッププレートは趣味性の高い意匠が施されており「持つ喜び」を感じることが出来ます。

このカメラを手に取ると「さあ撮るぞ！」とモチベーションが上がってきますね。
これは大事なことだと思います。

【画質】

RAWデータは今時のAPS-C画質で特に感動はありません。

特筆すべきはやはりJPEG出力でしょう。
ノイズ処理がとても上手く、ISO6400でも気にならないほどきめ細かく、そしてディテールを維持した処理となっています。

グレインエフェクト機能といい、粒状感の扱いは他社よりも一歩秀でているなと感じます。


【操作性】

既存の十字ボタンを省略していますが、基本的にフォーカスレバーが代役を果たしています。従来通りの操作性を大きく損なうものではありません。

タッチパネルをフリックして登録機能を呼び出す方法は面白いですが、レスポンスがお世辞にも褒められたものではありません。タッチAFも同様であり、キヤノンやパナソニックと比べて遥かに遅く感じます。ソニーのα6500とどっこいかそれ以下かもしれません。

三脚座が光軸からズレているポイントはマイナス。
と言ってもこのカメラを三脚に据え付けて撮影する人は少ないかもしれません。

さらにバッテリー室にSDカードスロットがあるため、三脚に据え付けるとカードを交換することが出来なくなります。これはちょっと面倒に感じますね。

【バッテリー】

ミラーレス一眼としてはまずまず持つと感じます。
USB充電に対応したため、車での移動が多い私は移動中に充電できるため特に不満はありません。

USB充電対応ですが、給電はできないため充電中は電源をオフにする必要があります。

【携帯性】

APS-Cミラーレスとしてはコンパクトなカメラです。
高級感を維持しながらダウンサイズしている点でソニーやキヤノンよりも優れています。

【機能性】

オートフォーカスはまずまず優秀ですが従来通りフレーム中央の正四角形エリアしか像面位相差AFが配置されていません。左右はコントラストAFのみで暗所やコントラストの低い被写体にピントを合わせづらいと感じます。

顔・瞳検出は家族を正面から捉えると正確に認識しますが、横顔は難しくパナソニックやソニーよりも悪くオリンパスと同程度に感じます。

たまに壁で顔検出するホラーなカメラです。
ハード面の操作性を簡略化したぶん、顔認識などの精度を上げなければ使いにくさが少し目立つなと感じます。


【液晶】

ファインダーと背面モニターの描写に差が無く、実際にパソコンへ出力した際にもイメージ通りの発色で好感が持てます。

【ホールド感】

サイズが小さい分、そのままでは少し心もとないハンドリング性です。サムレストを別途購入しましたが、カフストラップは必須かなと感じます。

【総評】

軽快な操作性や機能性には少し不満が残るものの、気楽に持ち歩くカメラとしてはとても良くまとまっています。

ファームウェアアップデートでタッチパネルのレスポンス向上があればさらに使いやすくなると思います。

あとはX-E3に合うXF18mmやXF27mmなど小型単焦点が軽快なオートフォーカスにリニューアルしてくれればバッチリなのですが…。