サードレビューです。主な被写体は鉄道ですが、お出かけ、旅行にも持って行きます。
【デザイン】
一眼レフに近く力強いデザイン。
【画質】
画質は良いですよ。描写に関しても、特にパナライカとの組み合わせで繊細で綺麗な描写をします。ですから高速連写機ではありますが、風景写真(特に夕暮れ時のような繊細な描写が求められるとき)にも非常に相性が良いと思います。
高感度だとマイクロフォーサーズゆえどうしても画質が荒れてきますが、これは宿命と思って受け入れました。画質至上主義ではないので。
【操作性】
いくつもあるFnボタン、使い方は今なお研究中。
メニューは散らかっておらず、比較的よく整理されていると思います。
【バッテリー】
1日中使用するのには心もとない。モバイルバッテリーから充電できるけど、私の使い方ではタイミングが移動中など限られ不安はぬぐえないので、諦めて予備バッテリーを買いました。
【携帯性】
ボディ自体は大柄ですがレンズが小さいので全体としてコンパクトにおさまりますので、鉄道などの車以外の交通機関による撮影旅行で重宝します。私はG9と主にパナライカ12-60と50-200(もしくはオリンパスPRO40-150)をショルダーバッグに入れて持って行くことが多いですが、これと同等のシステムをフルサイズで組むと車以外では持って行く気になりません。
【機能性】
手振れ補正はよく効きます。純正レンズでは協調動作をしているようですが、特に望遠レンズ使用時にフレーミングが安定し、大きな効果を感じられます。オリンパスPRO40-150の場合はボディ内補正単独になりますが、それでもよく効くようでフレーミングの安定性に問題はありません。
AF-Sは速くて正確。コントラストの無い部分では諦めるのも速い(笑)
AF-Cは追尾を多用しています。SH1/SH2の電子シャッターによる高速連写であれば、連写しながらでも迫りくる列車を最後までしっかり捕捉してくれます(メカシャッターで連写すると途中で見失います)。ただ、バッファが明らかに足りない(数秒ほど連写すると満杯)ので使い方に注意です。
ちなみに高速移動する列車を横から電子シャッターで撮影するときは、ローリングシャッター歪みにも注意です。
軽いタッチで反応するようになっているレリーズボタンは、個人的には好印象。まぁ、ここは好みの問題かな。
【液晶】
EVFは質が高いですね。被写体の質感がよくわかります。ただ、すでに指摘されているように歪曲があります。これが無ければ、EVFでの撮影がもっと楽しくなると思うのですが。
液晶がバリアングルですが、個人的にはGOOD。自由度が高いですからね。
EVFのアイセンサーの感度のベースをもう少し上げてもいいのではないかと思います。感度が標準のままだと、カメラを縦位置にしたときEVFを覗いてもセンサーが反応しないんですよね(汗)
感度を強にすると反応してくれるので大きな問題ではないですが、気分的には少しモヤモヤします。
【ホールド感】
ボディが大柄になるのと引き換えに、大変握りやすいグリップを備えています。表面の質感もいいです。
【総評】
これで3回目のレビュー。期間にして8か月近くたちましたが、総評はやはり「パフォーマンスは素晴らしいが詰めの甘い部分が目立つ」となり初期レビューと変わりませんでした。
パナソニックはフルサイズSシリーズの展開をスタートしGシリーズが今後どうなるか分かりませんが、G9 PROの後継機種が出れば良いカメラになると確信しておりますので、ぜひ出してほしいと思います。