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1. FE16-35ZA (16mm, f8, PL フィルター) |
2. 24GM (f1.4, 8sec ISO3200、コマ収差ほぼなし) |
3. FE 35 f1.8 (f3.2) |
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4. Sigma 45 f2.8 DGDN (f4) |
5. FE100-400GM (400mm, f5.6, APS-C クロップ) |
6. LA-EA4+AF50 f3.5 macro (f3.5) |
購入して1年ほど使った印象です。
【デザイン】
α7Sから使っていますが、表面仕上げやシャッターボタン
の位置が変わっていますが、そっけないデザインは変わりません。
【画質】
画質拡大してみても、すっきりしていて、高感度もなかなか
良いと思います。三脚は使わず画質の荒れより手振れや被写体
ブレが嫌なので、ISOオート上限も12800にしています。
Aマウントのα99II(4200万画素)を使っていたためか、
第3世代では自然にα7RIIIへと流れつきました。
他社ユーザーからソニーの肌の色は難ありとの指摘もあり、
確かにそのように見えることもあります。その昔ポートレート
撮影時にCC(色補正)フィルターを使っていた癖で、人を撮る
時はAWB(オートホワイトバランス)の色相軸をマゼンタ(M)
方向に0.5、アンバー(A)方向に0.5ほど微調整し、ピクチャー
スタイルはスタンダードあるいはポートレートモードで撮って
います(微調整した数値は電源オフでも保存されます)。
風景は太陽光ホワイトバランスで補正無し、ピクチャースタイルは
風景モードで撮っています。街の光景は「風景」ではコントラスト
がつきすぎるため、スタンダードモードで撮っています。いずれも
Jpeg撮って出し+露出補正のみの撮影スタイルです。
手振れ補正機能付きの本機ですが、適当に撮影して拡大すると
微ブレで低画質にみえることがあります。本機のシャッター
感覚に慣れるまでは、広角、標準ズーム域の焦点距離でも過信
せずにSモード1/125〜/250秒にして撮ることをお勧めします。
【操作性】
マイクロフォーサーズのG9に比較で操作性は悪く、メニュー
配置も一部謎めいていてたどり着くのに時間がかかります。
使いこなすには、カスタムキー設定が必須といってよいです。
カスタムボタンのC1にAFモード、C2にフォーカスエリア、
C3にホワイトバランス、C4にフル/APS-Cクロップ切り替え、
コントロールホイールの真ん中押しボタンにMFピント拡大、
マルチセレクター中央押下をサイレントモード切替でひとまず
落ち着きました。
「押す間カスタム設定呼び出し」が秀逸で、自分で選んだボタン
を教えている間だけ、事前に設定した機能が呼び出され、カメラが
「変身」します。ボディを握っているときに親指で最も間違えずに
押しやすい位置にあるAF-ONボタンに、「シャッター優先オート、
シャッター速度1/500秒、ドライブモードは連続撮影、露出補正
-0.3段(単なる好み)、ISOオート、測光はマルチ、フォーカス
モードはAF-C、フォーカスエリアはゾーン、AFオンは、する」
を設定しています。
これでAやPモードの1点AF、単写でスナップ撮影中などでも、
子供が走ってきた、猫が歩いてきた、鳥や飛行機が飛んできた、
などのシチュエーションでAF-ONボタンをとっさに押してゾーン
AFのAF-C表示(合焦を表すAF枠が被写体上にちらちらする)
が現れたら、あとはシャッターを押して連写するだけで、大きな
失敗のない動体写真が取れます。まさに一瞬の切り替え技で、
速射性が増すため、この機能を非常に気に入っています。
【バッテリー】
手持ちではペンタックスK-1などのレフ機にはかないませんが、
α7Sやα7II用のNP-FW50から新型のNP-FZ100に変わって、
バッテリー切れのストレスは大幅に減りました。残り6%などの
表示でもまだもう一押し撮影でき、車内や休憩時に交換の間が
もてるようになりました。
【携帯性】
ボディは572gとα7S比で130gほど重くなりましたが、
手振れ補正機構搭載のためで、納得の重量増です。
【機能性】
AFはG9のような劇速AFではありませんが慣れてきました。
高画素機できちんとAFを合わせないとピンぼけ、手振れが
目立ちますので、静物はAF-Sで1点AF、動体はゾーンAF
または瞳AFでAF-Cにしています。
手振れ補正は5.5段分とのことですが、高画素のせいか拡大で
微ブレが目立ちます。G9の6.5段、E-M1mkIIの5.5段、K-1
の5段に比べて補正能力が弱く感じます。感覚的に3-3.5段
ぐらい?でしょうか。
AF-S,AF-Cともにシャッターボタン半押しでできる瞳AFは
とても便利です。秒10コマで一般的には十分な高速連写です。
サイレント撮影でも秒10コマ連写ができます。フリッカーレス
撮影可能で一応?防塵防滴です。
【液晶】
うまく撮れたかのピント拡大用として特に問題を感じていません。
EVFはきれいです。室内等の暗い状況で絞り気味の時のAFに伴う
画面のぎらつき(一瞬の白飛び)が気になることがありますが、
露出補正やホワイトバランス、ピント拡大確認、暗所でのみやすさ
などEVFならではのメリットを感じます。
【ホールド感】
コンパクトで携行性はよいですが小指が余ります。望遠使用時は
純正の延長グリップを付けています。
【総評】
風景、人物撮影に適したαEマウントのフルサイズ機です。
手振れ補正搭載のフルサイズ機として、軽量コンパクトで
携行性が良いです。1800万画素のAPS-Cクロップモード
も実用性十分です。
AFや連射も一定の水準をクリアしており、サイレント
撮影のスキャン速度も実用的な1/30秒程度を確保して
連写にも対応しています。
手振れ補正はやや弱く感じます。いいレンズのはずなのに、
AやPモードで画質が甘く感じる場合、まずSモードで
1/250秒あたりで試してみられるとよいと思います。
また、手振れ補正を生かした?ゴミ取り機能は超音波振動
のマイクロフォーサーズ比で今一つの印象で、粘着性でない
目視レベルのゴミも落ちず、ブロアを持ち歩いています。
素の操作性はよくありませんが、世代ごとにカスタムボタン
の数も増えてカスタムキー登録と「押す間カスタム設定
呼び出し」機能のおかげで、撮影時のストレスは大幅に
減りました。
最近は35/1.8や85/1.8、24GM、シグマ45/2.8などの
コンパクトで描写が良く、AFの速いレンズも増えて
きたため、楽しんで使えています。