レンズや光学的な事にはあまり詳しくないので、素人なりにこのレンズの印象をお伝え出来ればと思っています。
【操作性】
特殊な機構はなく、一般的なレンズの作りなので簡単
【表現力】
ズーム全域で比較的シャープに写る。
しかし、ワイド側のゆがみ 四隅のケラレが問題。
【携帯性】
旅行などの時に1本でほとんどの場面をカバーできるので携帯性は良いと思います。
【機能性】
フォーカスロックボタンをボディ側でカスタマイズ出来るので便利。
【総評】
1本で日常のほとんどの場面を切り取れるので使いやすいレンズ。
オートフォーカスも早くて正確。画質も比較的シャープ。
しかし、ワイド側のゆがみが大きく、四隅にケラレが出る。
私自身、ゆがみはあまり気にしないが、ケラレは大きな問題。歪曲補正を使うことになり、ワイド側の画角が削られるのが悲しいです。
ボディ本体やSONY純正RAW現像ソフト(Imaging Edge)では歪曲補正をOFFに出来ないのでケラレに気が付かないが、Lightroomなどで補正を切るとワイド側でケラレが出ています。
※早々に ”使う楽しさ” ”所有する喜び” が減っていき売却してしまったので、絞り値による変化等の詳しい検証は出来ていません。
他社の同焦点距離(24-105域)のレンズに比べて価格が高く、最新設計。評判の良いレンズなのでα7RIIIの常用レンズとして期待を込めて購入したが、ワイド側を妥協してデジタル補正に頼ったレンズなら、もっと安くても良いのでは?と思った。(2018年8月購入時 約145,000円)
CanonからSONYへのシステム移行の先駆けとして購入したレンズでしたが、逆にシステムの移行はもうすこし様子を見ようと思うきっかけになってしまいました。
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【2019/3/24 加筆】
クチコミの方で皆様お騒がせしてしまい申し訳ありません。
レビューの画像は7RIII 24mm F4で撮影し、 Lightroomでレンズ補正をOFFにしたものです。
又、Kenko Zeta Quint プロテクター 77mmを装着した状態です。←説明不足で申し訳ありません。
※※※ケラレが出るのはワイド側だけです。※※※
補足をさせて頂きたいのですが、「デジタル補正に抵抗の無い方」「写真を撮る道具だから、物としての価値は重要視しない」という方には高性能で使いやすいオススメできる1本だと思います。
しかし、「補正に抵抗が有る方」や、安くは無い価格なので、「価格なりの品質や価値」を気にする方はどうなのかな・・・と思い、調べてみると、ケラレについてのレビューが見受けられない。
メーカーのWEBページにもレンズ互換情報に「レンズ補正は強制的にオート」としか表記が見当たらない事などから、購入を考えている方に購入前に知っておいて欲しいという観点でレビューをさせて頂きました。
満足度★2の評価についてですが、価格帯がもっと安ければ評価は変わってきたと思います。(私の価値観ではこの価格で、「補正しないとケラレが出る」は許容できませんでした)
現在は所有していないですが、やはり使いやすかったので、ケラレには目をつぶって、買い戻すか悩んだりする時もあります。そういった魅力があるレンズでもあります。
求める品質や価値観は人それぞれだと思いますので、ご自身に合ったレンズ選びの参考にして頂ければ幸いです。