FUJIFILM X-E3 レンズキット [ブラック] レビュー・評価

【デザイン】
パナソニックと同じくレンジファインダーカメラのデザインをモチーフにしたものです。
なかなかカッコ良い、万人受けする無難なデザインでしょうか。

【画質】
XE2より画素数アップしていますが、同等の高感度画質を得ています。
安物が多いキットレンズですが、この機種のキットレンズはXF18-55mmF2.8-4 R LM OISというミドルクラスの現在の新品価格で6万円以上と価値のある、写りの良いレンズです。

この良質なレンズを付属させていることが、カメラ自体の性能もさることながら髪の毛などの細部描写の優秀さにもつながっていると思われます。

【操作性】
シャッター速度や露出補正ダイヤルで設定出来たりするなど、アナログな操作系はノスタルジックなものでもありますが、右手だけで操作できて即応性も十分にあります。

Ｘ−Ｅ２との目立つ差異としては、背面の十字キーが、ジョイスティックタイプとなり上部に移動したこと、ファインダーを覗きながらのジョイスティック操作を可能としている点は、実使用すると十字キーとはまったく別物の良好な操作感を得られ、たとえばフォーカスポイントを思い通りに移動できます。

【バッテリー】
持ちは良くないです。
予備は必須となります。

【携帯性】
この内容なら、コンパクトで優秀です。

【機能性】
ミラーレスとして必要な機能は揃います。
ビューファインダーがフルサイズ換算で0.６２倍と一般的なフルサイズ一眼レフの０.7倍程度と比較すると小さいですが、APS一眼レフのEOS７Dあたりと同程度の倍率なので悪くはありません。

【液晶】
１０４万ドットの普通に綺麗な液晶です。

【ホールド感】
大きなレンズを付けるカメラではないので、悪くありません。１kgを超えるようなレンズではレンズを持って撮影するようなバランスです。

【総評】
X-E2まではmaide in japanだったのですがX-E3から中国製になったのは仕方ないところです。

高感度での画質の良さ、キットレンズでも十分な描写の良いレンズをセットしていることなど、被写体があまり動きのない風景撮影であったり、スナップショットを撮ったりするにはとても良いカメラで、個人的にはこれで十分だと感じ、二台使用しています。

富士のミラーレスはＦ３０など一部の機種以外は、理論先行で変わったセンサーを作っては、実が全く伴っていないカメラの連発で辟易していたので、また富士の理論だけのギミックですよね?とX-Trans CMOSという特殊なセンサーも理論先行だろうとずっとスルーしていましたが、X-Trans CMOS IIIという三世代目のこの機種はそれが理論と結果がきちんと噛み合っているように感じました。

もはや中古機となってしまいましたが、最新のX-E4でなくX-E3でも十分なので、これからミラーレス一眼を手にするとしたら、中古で良ければなかなかおススメの機種ですね。

【デザイン】
　　シンプルなので好き。　軽いし価格的に質感を論じるクラスでもない。

【画質】
　　さすが富士色です文句はないです。

【操作性】
　　フラッシュが後付けなのが面倒くさい。それ以外は諸々承知で購入したので問題なし。

【バッテリー】
　　Xシリーズではおなじみのバッテリー。悪いと感じるほどではない。

【携帯性】
　　軽くて背が低くて薄い。軽量コンパクトがこの機種の最大の魅力。

【機能性】
　　エントリークラスとしては十分な機能だと思います。

【液晶】
　　チルト液晶くらいは付いていて欲しかった。

【ホールド感】
　　グリップレスのようなデザインなのでホールド感は良くないが、小さ目なレンズしか使わないので影響は少ない。

【総評】
　　軽量コンパクトがこの機種の最大の魅力。
　　他機種も増えてきたので手放しました。

【デザイン】レンジファインダースタイル

【画質】十分

【操作性】タッチパネルは使ってません

【バッテリー】何百枚も撮ることはないので十分

【携帯性】軽いです

【機能性】満足

【液晶】固定液晶が チルト液晶だったら、低いところから取れるかなとは思いますが、ミニマリズムがコンセプトなら固定もありかと

【ホールド感】Meike MK X-E3G メタルハンドグリップ カメラスタンド　つけてます

【総評】totalとして満足してます

【デザイン】スッキリしたデザインで好ましい。EVFの出っ張りもなく 収納性は優れている。

【画質】これが 評価難しい。基本的にはとても高いポテンシャルを持ったカメラだと思うのだが、AFが不安定なのが一番の欠点。勿論AFがぴったり！というケースもあって、その時は「もうフルサイズ機は要らない」と思うほどの高画質。ところが 全くのピンぼけでシャッターが切れてしまったり（合焦優先にしているのに）、遠くの風景を撮るとどことなくゆるくて解像感のまったくない画像が得られたり。
要するに「描写が安定していない」。ソニー・オリンパス・パナソニックのミラーレスカメラで、こんなに不安定なことは経験していない。
レンズの手ブレ補正機能が悪さをしているのかも？...と考えて、手ブレ補正OFFで撮影してみたが、それでも安定性は改善しなかった。
フィルムシミュレーションはなかなか面白い。アクロスはトーンがよく出ると思うが、スタンダードとされているプロビアは すこし派手すぎてわざとらしい発色が鼻につく。ベルビアはもっとだが、これはそもそも派手発色を狙ったモードだからそれでいいと思う。「忠実な発色」をフジ機は捨てているね。フィルムシミュレーションの「リアラ」が存在しないからか？（爆)

【操作性】手ブレ補正機能がついてないこのカメラで、シャッターボタンの押し下げ感触はとても大切なのだが、その点がガサツで安物感がある。これはX100Sでも同様だった。コンデジのFinePix F11は絶妙と言えるほどのスムースな感触だったのに、その後カメラの感触に配慮のない設計者が担当するようになったんだろう。
4方向キーを廃止してスティックにしたおかげで カメラの背面がスッキリしている。ソニーα700もスティック操作だったので 違和感はない。AFポイントを移動した後、スティックを押し下げると中央に戻るのは使い勝手が良い。
Qボタンの位置が悪い。知らずに押していることがある。AF-Lボタンの位置なら問題ないんだが。
SDカードスロットが奥にありすぎて カードの取り出しがしにくい。

【バッテリー】特段良くも悪くもなし。ミラーレス機ならこんなものだろうと思う。

【携帯性】良好。

【機能性】ミニマリズムという割にはとても多機能。マイメニューをカスタマイズできるので使いやすい。しかし「動画モード」がどこにも見当たらない。他社では動画ボタンがあるが、X-E3にはない。ドライブ切り替えモード（連写やブラケティング）の最後の項目にこっそり存在している。取扱説明書を隅々まで読むか、ボタン類を全部押してすべての項目をチェックする人でないと、このカメラで動画を撮ることは一生かなわないだろう(笑)
手ブレ補正も無いのに レンズの焦点距離を手動設定できる（電子接点ない非純正レンズの場合）。ちゃんとExifにその焦点距離が記録されるのはあとで画像を整理する上で助かる。
メカシャッターは1/4000秒までと普及機性能だが 電子シャッターは1/16000秒まであるのでF1.4クラスのレンズを日中屋外でもNDフィルター無しで使用できるのは良い。先幕電子シャッターがあればなお良かったが....

【液晶】屋外でも視認性に特段の問題はない。EVFもきれい...なのだがMFレンズをマウントアダプターを介して使用する際に、拡大表示でピントの山をつかもうとすると、ソニー機に比べて今ひとつわかりにくい。EVFの見え方はきれいで高品位なのだが、拡大表示の情報がソニー機ほど高精細では無いのだろうと思う。この点はいささか不満。
1軸跳ね上げ式でいいから可動液晶にしてほしかった。まあそういう希望の人はT10/T20/T30を使ってね、ということなんだろうね。

【ホールド感】申し訳程度の「でっぱり」が右手側についているがなんの役にも立たない。X-T100のように着脱式にしてくれればよかったのに。ミニマリズムを標榜するカメラに余計なでっぱりは要らない。外付けグリップが用意されているがバカバカしいほど値段が高い。20ドルくらいのサードパーティ製があるので それを買うのが吉。

【総評】AFの信頼性が一番の課題。だから純正AFレンズを買い足そうという気になれない。
逆に言えばMFレンズ使用のボディとすれば それなりに楽しめる。

デザインがとても気に入っていたので、発売当初からずっと気になっていたカメラです。2万円キャッシュバックキャンペーンで思わず買ってしまいました。
所有欲をとにかく擽られるカメラで、操作性が悪いところとか、AFがダメなところとか、バッテリーの持ちが悪いところなど、とにかく気にいらないところも沢山あるのですが、不思議と許せてしまうんです。ここぞという気合の入ったときなどはαシリーズを使いますが、気負いせず、ただただ写真を撮りたいなぁ〜って思うときは１００％このカメラです。軽くて写りが良くてかっこいい！3拍子揃ったカメラって意外とありそうでないんですよね〜。２万円キャッシュバックの今が一番買い時！おすすめです。

2万円キャッシュバックキャンペーンで調子にのって購入しました。
実質レンズキットが６万円台で購入したことでとてもラッキーでした。
参考記事
https://cyapu.com/2020/03/09/fujifilm-xe3/

【デザイン】
このサイズ感とても良いです。
フラッシュを後付にしたようですが、あまりフラッシュ撮影しないので私には問題ありませんでした。

【画質】
ほぼBlog記事へ写真なので画質は十分満足しています。

【操作性】
はじめて富士のカメラを使うので、軍艦部の操作に戸惑いましたが
なれれば簡単になってきました。

【バッテリー】
あまり動画を撮らないのですが、試しに撮ってみるとカメラ本体がかなり熱くなりますね！
写真メインで一日撮っても３００枚程度なので、バッテリーは十分です。

【携帯性】
RICOHのGXRをイメージしていたので少しだけ大きいです。
キットレンズだとかばんに入れいるには邪魔でしょうか
単焦点の27mmパンケーキレンズで楽しむ予定です。

【液晶】
満足レベルです。

【ホールド感】
確かにグリップ感が悪いですね
小さいので仕方ないです。

【総評】
総合的には価格面で満足しています。
これから、レンズを購入して色々と試したいと思います。
ちょっとしたアクセサリーは購入してみました。
https://cyapu.com/2020/03/17/x-e3/

こんな感じで楽しむことができるのも嬉しいです。

総合評価◎です。

18-55mm F2.8-4を使用。23.3mm F3.2 1/2000s ISO200 PROVIA	同じレンス。27.7mm F3.2 1/1000s ISO250(誤操作で50上がった) CLASSIC CHROME	同じレンズ。八坂の塔の解像が最悪…。失敗です。三脚を携えてリベンジします！

作例１
京都 伏見 松本酒造 18-55mm F2.8-4
23.3mm F3.2 1/2000s ISO200（最低感度）PROVIA

作例２
京都 伏見 城南宮 18-55mm F2.8-4
27.7mm F3.2 1/1000s ISO250(誤操作で50上がった…) CLASSIC CHROME

作例３（悪い例）
京都 八坂 法観寺 18-55mm F2.8-55
18mm F2.8 1/60s ISO6400 PROVIA

Z50購入時にX-T30と散々迷ったわりには、あっさりとX-E３に手を出してしまいました。
Z50を早くも売ったわけではなく、追加で購入です。
2017年発売ですが後継機が出ないような噂もあり、何より値段が破格でしたので買わずにはいられませんでした。

【デザイン】
大きさとフィルムカメラチックなデザインに所有欲をそそられました。
キットレンズ（18-55mm F2.8-4）は少し大きく総合的なデザインを求めるなら35mm F2あたりの小ぶりな短焦点レンズが似合うのかなと思います。

【画質】
FUJJIFILM独特の色味が素敵ですね。
Nikonでも色は忠実すぎて映えないと言われがちですが、それでもNikonのほうがハッキリクッキリに見えてしまうほどにゆるく淡く心が和む色を出してくれます。
FUJIFILMを使う人は撮って出しが多いと言われる理由もよくわかりました。
作例として載せている空の色の出方が特に好きです。
一方、作例の3枚目のように夜間の高感度撮影にはあまり強くない印象を感じてしまいましたが、撮影データを見ると、明るさを稼ぐために絞り開放で撮ってたのでそれが原因ですね…。
三脚がなかったので仕方がなかったのです。

【操作性】
YouTubeでのイメトレ、ヨドバシでの実機演習を繰り返して購入に至りましたが、それでも使いにくい。笑
絞りはレンズで、シャッタースピードは軍艦部でと、それぞれ物理ダイヤルで調整するのは購入前に慣れました。
ISO感度はX-E3の場合は液晶を上から下にスワイプして設定を呼び出すのですが、それが面倒なので、前のコマンドダイヤルで直接調整できるように設定しました。
が、前後のコマンドダイヤルが軽すぎて誤操作を連発します。
これが星マイナス１。
また、Qボタンから入るメニューでは絵づくりの設定がBASEとカスタムが7種類ストックできるのですが、「BASE」がいつの間にか「BASE C1」になっており、気になったので元に戻そうにも戻し方が分からずじまいです。
気にしなければ良いのですが、分かりにくいというか使いこなせてないので今のところさらに星マイナス１にしています。
画面を右から左にスワイプしてフィルムシミュレーションを呼び出すのは快適に使えています。

【バッテリー】
Z50よりも持ちが悪いのではなかろうか…。
まだじゅうぶんに使っていないので無評価でも良いかもしれませんが、持ちが悪いのには変わりなさそうです。

【携帯性】
悪くないと思います。レンズが重たいかもしれませんが、ネックストラップで首から下げていてもなんら問題はありません。
Z50と比べてしまうとかわいそうです。

【機能性】
フィルムシミュレーションがやはり素晴らしいです。
スタンダードのPROVIAでもじゅうぶん美しいですが、個人的に好きなのはCLASSIC CHROME、PRO Neg.Hi、ACROSSです。
作例は1枚目の菜の花がPROVIA、２枚目の手水舎がCLASSIC CHROMEです。

【液晶】
じゅうぶん綺麗だと思いますが、これもどうしても比較対象がZ50になってしまうのがかわいそうですね。
事実としてのマイナスポイントは、AF駆動時に若干画面が乱れるところです。

【ホールド感】
グリップが薄いので良くはないですよ。笑
しかし、店頭でじっくり意識して触っているときはそう思っても、実際はそこまで大きな問題ではありません。
親指のかかる背面部の出っ張りが良い仕事をしていますね。
重いレンズは使わないので全然気になりません。

【総評】
買ってみたものの、Z50とこの２台をうまく使い分けられるか心配ですが、味付けが全然違いますのでそのときの状況や環境に合わせて持ち出す機種を決める、そういった新しい楽しみが増えた！ということにしておきます。

露出補正ダイアルの操作が非常に簡単に操作できる点、満足です。常時バッテリーは予備として3個持参しております。本体重量が増すかと思いますが、もう少し電池容量を大きくして頂いた方がよろしいと思います。

X-M1からの買い替えです。メインは子ども撮影で使用しています。
最初はX-T20を購入予定でしたが、だんだんとX-E3に惹かれていきました。

【デザイン】
レンジファインダー風がカッコイイです。

ブラックにしましたが質感に不満はありません。高級感もありませんが高級機でもないので…

また一眼レフの様に”構えて撮るぞ”って感じではなく、威圧感を与えないのが良いです。
オールドレンズを付けても似合うと思います。


【画質】
素人感覚ですが、必要十分の綺麗さです。前機種からもそうですが、写りには大満足です。上位機種と同じというのが嬉しいです。

拡大画像でみると子どもの産毛もくっきり写っています。高感度低ノイズで、ISO3200〜6400くらいまでならL版写真ではほぼ気にならないレベルです。

フジはレンズも素晴らしく、ただ綺麗なだけでなく、その場の雰囲気も包み込むように写してくれます。

【操作性】
T20にあるドライブダイアルが無いので、連写やビデオを多用される方には少し不便かもしれません。

他のダイアルやボタンの位置・使い心地には不満はありません。フォーカスを動かす際にはジョイスティックが十字キーより使いやすいです。

ただタッチFn操作がかなりイマイチです。うまくいかないことが多いので、あまり使わずQボタンで代用しています。


【バッテリー】

普通です。予備は持っていた方がいいですね。
USB充電は車で移動中に充電できるので嬉しい機能です。

【携帯性】
最高です。

ファインダーがないX-M1とのサイズの違いは感じられません。また大きさ自体はX-T20ともあまり違いはないのかもしれません。

でも凹凸や不用意なダイアルがないシンプルさ、周囲にも威圧感を与えないサイズ感がいいです。

気軽に持ち出せて、場所を選ばず撮影できることは大きなアドバンテージだと思います。

ちょっとしたことにも持っていきたくなるので撮影機会も自然と増えます。

【機能性】
X-M1に比べるとAFの向上が感動レベルです。が、他社に比べれば普通だと思います。
ただストレスに感じるほどではないので満足しています。自転車に乗った子どもや徒競走くらいならちゃんと追従してくれます。

フィルムシュミレーションも追加され、RAWデータをカメラ内現像しながら楽しんでいます。
PROVIAも素晴らしいですが、ProNega-HiやACROSも味があって魅力的です。

【液晶】
普通です。背面液晶とEVFの切替のタイムラグがやや気になります。

最初はチルトが無いことに躊躇していましたが慣れれば不自由ありません。

EVFも見やすいです。


【ホールド感】
小さいですが、思っていたほど悪くないです。
サムレストだけ付けて持ち歩いています。

【総評】
一般的には多機能・高スペック・高コスパが好まれがちで、多くの人はチルト液晶や内蔵フラッシュも付いて価格も安いT20を選ぶかと思います。

そこに、あえて過剰な部分をそぎ落としたX-E3。

コンデジの様な気軽さで持ち歩けて、どしっと構えずサクッと撮影できるスタイル。小さなボディでも侮ってはいけない高画質。

そんなミニマライズに魅力を感じる様になると、X-E3以外に選択肢はありませんでした。いまでは最高のスナップシューターです。

【デザイン】
　割とフラットなデザインで好感がもてます。できればもう少し小さくして欲しかった

【画質】
　フイルムシミュレーション、高感度撮影、共に満足してます。ほぼ撮って出しで満足できるのがお手軽で良いです。

【操作性】
　このカメラの最大の問題点。ダイヤル類が意図しないタイミングで回ってしまい、失敗する事数回…、視度調整、フロントダイヤル、AF-S切り替え、オート撮影スイッチなど。もう少し固く出来なかったのでしょうか、残念でなりません。細かいところですがタッチフォーカスエリア選択が、タッチした瞬間に変わるのではなく指を離したときに変わります。地味に使いにくいです。

【バッテリー】
　少し持ちが悪いですね。予備バッテリー買いました。
　
【携帯性】
　良い方だと思います、ファインダーの出っ張りがないのは良い点。

【機能性】
　必要充分です。できれば防塵防滴だったら良かったですね。

【液晶】
　背面液晶は明るい場所では役に立ちません。10年前のコンデジにも負けてます。
　ファインダーは画素数なり…でしょうか、なめらかな見やすさではないです。
　背面液晶が時折コマ送りになるのは仕様なんですかね？　シャッター半押しすれば直りますが。

【ホールド感】
　グリップは申し訳程度なので良いとは言えませんが、グリップがついて大型化するよりましです。

【総評】
　バッグから取り出し電源を入れた際に設定が勝手に変わってないか再確認する必要がある以外はおおよそ満足しています。値段なりなんでしょうね。

ISO 2500 東京駅(手持ち)	東京駅　Velvia	みなとみらい　PROVIA
大さん橋　ACROS	山手・洋館探訪　キットレンズのボケ味	一本目は・・・まずこの標準レンズから

　購入、半年後の再レビューになります。

　X-E3・・・このカメラは外観の美しさを堪能しています。
いまどき背面モニターは固定式で、内蔵ストロボも省かれて(同梱にはなって
いる)、十字ボタンすらない、ストイック過ぎるカメラかもしれません。
可動式モニターだったら、もっと万人受けすると思いますし、雑誌等で
この部分が大きなマイナス点と酷評されている時もあります。
確かに私も、可動式モニターだったら・・・と、ネコや足もとの花を撮影する時、
思うことがあります。しかし、慣れてしまえばなんとかそれでも使いこなせて
いる・・・そう感じています。

　また、最近X-H1が登場して、ボディ内手ブレ補正が搭載されました。
いずれは、このX-Eシリーズにもボディ内手振れ補正が搭載されるか
わかりませんが、単焦点キットの23mmF2よりも、こちらの標準レンズキットの
ほうが一般的な使用では、3倍ズームが効くこと。レンズ側で手ブレ補正が
つくこと。など使い勝手は良いと思います。
是非ともX-Eシリーズ、X-Tシリーズにも
他社のようにボディ内手ブレ補正が早く搭載されることを、切に望みます。
・・・ということで、現在は単焦点は35mmF1.4の1本だけに留めて、
OIS付きのズームレンズを3本持つに至りました。

【デザイン】
　個人的には今買えるカメラでは最高に美しいと思っています。
質感も悪くないです。

【画質】
　これはもう、FUJI-Xの 品質です。
デフォルテでの彩度はキヤノンより高めですが、細かく微調整可能です。
彩度が高い順に、ベルビア、アスティア、プロビアの順に感じます。
色味も良く、人物、風景とも問題ありません。
特に高感度はEOS M3より、1段上の感度でもそれ以上の画質が得られました。
EOS M3はA3ノビのプリントで、ISO1250が限界でしたが
X-E3は場合によってはISO3200も使えるかも・・・と感じています。

【操作性】
　キヤノンから移行した私にとって、実は一番心配したのがコレでした。
最初はどの項目がどこにあるのかわからなかったですが、
すぐに慣れて安心しました。
「シャッター速度」の変更は天面のダイヤルで、「絞り」はレンズのリングで
「ISO感度」は背面モニターを直接フリックすれば、設定画面が出てくるので
これさえ覚えればあとは、絵の味付けなのでお好みによってどうぞ〜っていう
感じです。
絞り優先モードで、レンズ側の絞りダイヤルを回すのが新鮮でした。
その回し心地がとても気持ちが良いもので、意味もなく回すときすらあります。

【バッテリー】
　EOS M3よりもちます。それでもミラーレスなので一眼レフのようにはいきません。
朝から晩まで1日撮り続ける人は、もう1本必要でしょう。
掲載している写真は首都圏方面への旅行で、私は予備バッテリーを持たないで、
スマホのモバイルバッテリーを使い、USBでバッテリー単体を充電できるものを
amazonで購入して、充電は夕方一度だけ、横浜から東京まで電車で移動する
間で行いました。純正バッテリーを買うより、とても安価でこれはいいです。


【携帯性・ホールド感】
　メーカーが言うほど、小さくはありません。
EOS M3より確実にひとまわりは大きいです。しかし、この大きさゆえ
M3よりもホールドが良く、ホールド感は言われるほど悪くはありません。
X-E3に、XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISをつけるとギリギリかなって感じは
しますが、XF10-24mmF4 R OIS程度のレンズなら問題ありません。


【機能性】
　これは、すごい!!!　既存のX-ユーザーは本当に幸せなのがわかりました。
簡単にオートで撮れる反面、設定する気になれば、それこそ今考えられる
静止画の機能で、何でも出来てしまうと思うほど、深い設定があります。
また、カメラそのものを自分なりにカスタマイズする機能も豊富で、
たとえばAF枠。M3ではAFが背景に引っ張られるほどAF枠が大きかったの
ですが、X-E3ではAF枠の大きさが6種類あり自分好みの大きさに
変更できる点がいいですね。
　他にEOS系では、クイック設定画面が重宝する機能でしたが、X-E3にも
似たようなQボタンがあります。事前に撮影に必要な16項目をカスタム登録
しておき、撮影シーンにわけて7パターンほど個別に設定可能。
シャッター速度下限の設定が特に便利で、手ブレしないシャッター速度に
ギリギリまで落としておけば、ISOオートでも極端に上がることがなく
画質を保ってくれるのがうれしい機能です。
　JPEG撮って出しがキレイと言われるフジですが、カメラ内RAW現像では
＋3EV〜−2EVの幅で現像が出来るのも素晴らしいと感じました。

フジと言えばフィルムシミュレーション。
実はこのフィルムシミュレーションは、キヤノンで言うピクチャースタイルに
相当します。ですのでこの機能を活かしたまま、WB変更したり、
ダイナミックレンジを調整したり、フイルムのような粒状感を出す、グレイン
エフェクトを加えたり・・・
自由自在に絵作りを楽しむことができます。
4K録画も時間制限つきながら出来ます。
ただしタッチモニターは設定変更項目については
反応しない項目があるので、そこはOKボタン操作になるものもありますが、
私的には、大きな減点にはなりません。
付属のこのレンズ、手振れ補正がかなり効くので、
出来れば積極的に感度を下げて撮りたいレンズです。1/4秒では確立は
低いですが、誰でも1/8秒では確実にブレないで静止画は撮れるでしょう。
広角から実用的に2〜3段しっかり効きます。

　機能については、X-E3のとてもシンプルな製品製本カタログでは
他社ユーザーから乗り換えは、わかりにくいと思いますので、フジの他の
製品のカタログも合わせてもらってくる方がおすすめです。

【液晶】
　キレイです。
特にキレイなのは、EVF・・・
光学ファインダーのつもりで撮ってしまうほど、出来栄えが良いです。
M3のギラギラした感じとは、まったく異なります。


　
　最後まで読んでくださいまして、ありがとうござました。