『名作かな 〜USB3.0時代の「WLI-PCM-L11」〜』 バッファロー WI-U3-866DS デュアルスロットファンさんのレビュー・評価

【デザイン】
欲を言えば一つくらいBUFFALOらしく赤のワンポイントが欲しかったし、青色発光ダイオードではなく黄色にしてほしかったけれど、まあ、無難なデザインであります。

【機能性】
他社のように親機モードを持っているわけではありませんが、他社のような汎用の使いにくいクライアントソフトではなく、20年近い歴史を持つ「クライアントマネージャ」でありますすから。

【使いやすさ】
インストールにおいては「エアナビゲータCD」を説明書に従ってインストールするだけ。
日用においては「クライアントマネージャ」で設定ができます。
これはいつまでも変わらない使いやすさ。本当に必要なのは改良ではなく、不変ということであります。

【安定性】
さすがはメルコといえるだけの高い安定性。
回線をフル使用したデータ転送を5時間続けて行いましたが速度を完璧に維持し、不安定な一面すらも感じることはありませんでした。
ところが、ほかの評価には低評価もチラチラ見られます。ここで考えられるのは次のもの。
・ゲーミングマザーボードなどでUSBに対し規格外の高性能化、低遅延化加工がおこなわれている。（ASRockなど）
・安価なのUSBカードで安定化回路が省略されている。（オウルテックなど）
・USBハブを使用している。（電力不足）
・USB2.0ポートに接続している。（電力不足）
・Windows10の大アップデートでIRQに問題が生じている。（経験済み）

【受信感度】
公衆無線LANも快適に使用できました。
私の用途としては十分満足のいくものであります。

【総評】
Windows10ノートパソコンに本機を取り付け、カフェやカラオケ、自宅や駅などでネットサーフィンを楽しんでいます。
今のところ全く不満がなく、本機はWLI-PCM-L11に代わる名機だと確信しております。