Canon 6Dからの乗り換えです。6D markIIが期待はずれで、5D mark IVかα9の何れかで検討しました。最終的に、5D markIVのボディの重さが気になり、α9のダイナミックレンジと手振れ補正に惹かれて購入を決断しました。そこで気づいたのは、Canonはカメラをフィルムの延長線上として作り込んでいるのに対し、Sonyはデジタルイメージング製品として作り込んでいるんだなと感じました。今回のレビューは1ヶ月の使用なので、今後、使いこなしていくうちにに評価が良くなっていくと思います。
【デザイン】特に好き嫌いはない。
【画質】現在のところ、自分の好みがCanonの絵作りにマッチしていたことを痛感しています。α9の解像感の高さは確かにいいかもしれませんが、人物撮影でデフォルトのjpgで出てきた肌や全体的印象がSonyよりもCanonの方が好きです。kissから6Dに乗り換えたときほどの感動は、6Dからα9では感じらていません。
【操作性】露出のダイヤルや、ドライブモードのダイヤルがついて、操作しやすいです。その反面、ボタンが多すぎてまだ使いこなせてません。気になったのは、ドライブモードのダイヤルの切り替えから、実際に反映されるまでが遅いこと。例えば、連射Hから1枚撮りに切り替えても、連射中に撮った写真が書き込み中であるため、シャッターを押せば連射モードが継続してしまいます。このあたり、改善してほしいです。ただブラケット撮影はよく使うので、ダイヤルで切り替えできるのは、個人的には助かります。
【バッテリー】ここは6Dよりもやや劣るが、1日中、何百枚と取るほどの使い方をしていないので、実用上まだ不便に感じたことはない。
【携帯性】レンズ次第です。広角系はズームも単焦点もミラーレスの特性を活かして◎、24-70mmのズームはレンズがcanoよりも重いので悪い。
軽めの単焦点レンズとつけっぱなしにしたいが、sonyのレンズの充実度がcanonよりも劣るのが、欠点。コンバータをつけるとボディの軽さはなくなる。軽くて室の高いレンズをつけっぱなしにしたいです。
【機能性】ボディ内手振れ補正はとてもいいです。連射はスポーツ撮りではいいですが、それ以外の撮影だと枚数が爆発的に多くなり、ちょっとしたシーンでも数十枚近い写真から1枚と選ばないといけないので、困ります。基本は連射を切っています。フォーカスエリアはとてもひろく、賢くて、助かっています。
【液晶】表面の反射光が気になります。ここは5D markIVの方が対策をきちんとしていて、反射率が低いように思えます。EVFについては、微妙です。EVF上では、手ブレしたように思っても、実際にはきちんととれていることがありました。手ブレ補正が効いて良いことなんですが、ファインダー内でブレているのは光学ファインダーではないので、結構違和感があります。ただしマニュアルフォーカスでピント調節するさいに、自動で拡大してくれるのはとても感動しました。
【ホールド感】片手で持ったときに、薬指と小指がかからず手持ち無沙汰でした。
【総評】
不満点は以下。
・RawデータがCanonよりも重い。
・天体撮影で星が消えるStar Eater現象が存在する。
・シャッター音がとてもチープ。シャッターを切る悦びが減る。
・ドライブモードのダイヤル切り替えが反映されるのがとても遅い。
・デフォルトのJPGがCanonほど良いと思えない。
・レンズのラインナップを早く充実してほしい。
・液晶の反射が気になる。
良かった点
・解像感が良い。
・フォーカスが、6Dと比べ圧倒的にエリアが広く正確。
・手ぶれ補正が素晴らしい。
・ファインダー内の情報が充実している。
・マニュアルフォーカスの自動拡大。
・ドライブモードや露出、フォーカスのダイヤルが充実している。
・Wi-FiでiPhoneにjpg転送するさいに、圧縮されず元データで遅れる。canonは縮小される。
まだ価格差ほどの、満足感を感じていません。
そういう意味で10万円台前半で手に入る6Dは恐ろしいコスパだとおもいました。