カレラ クロノグラフ CAR2A91.BH0742 レビュー・評価

【デザイン】
これが最もこのモデルの強みかと。
オールマットブラック、フルセラミックが醸し出す奥行きのある立体感は唯一無二の感じです。

【ブランド性】
ホイヤーですのでそこまでギラギラしたものは感じませんがそこが寧ろ嫌らしさが無く好感持てます。

【機能性】
カレラのホイヤー01キャリバーですので多シリーズ展開されるだけあって問題無いです。
ただデザイン優先のカラーですので視認性は良くないです。

【操作性】
上記と同様です。

【レア度】
抜群かと思います。
2017発売で余り見掛けないにも関わらずメーカーオンラインでも既に完売。
という事はあとは店頭在庫のみ。
キャリバー01関連が生産終了になり新品並行ものは探しても割高か問合せても回答が曖昧だったりして入手困難でした。
私は保護シールが付いた当月保証書登録の正規品を未使用中古で見つけられたので購入しました。

【装着】
かなりのサイズ感ですがそこはオールマットブラックですので見た目にはそこまでのボリュームは感じないようです。

【耐久性】
買ったばかりなので未評価で。

【フォーマル】
44mmのフォーミュラ1も持ってますがケース幅も厚みも1mm程度ですが大きくなりました。
ワイシャツの袖に引っ掛かる頻度は増えると思います。
私は余り気にしないのですが。

【カジュアル】
フォーマルかカジュアルかと問われれば間違いなくカジュアルです。
別にスーツでも違和感までは感じません。

【総評】
奥行きのある立体感はスケルトン、シースルーバックモデルは皆同じかと思いますがマットブラックとグレーの濃色がより引き立ててます。
まるで車やバイクのエンジンのような感じでメカニカル好きには堪らないでしょう。
敢えてホイヤーらしい赤などのワンポイントが入っていないところも無機質で目を惹きます。

シルバーのステンレススティールの時計（ロレックス、オメガではない中価格帯）を所有しています。3年ローンも終わってます。機械式時計にも慣れて、いよいよ次の時計が欲しいな、と思った際に、近年人気のオールブラックモデルがいいな、と物色すること数年。HUBLOTの各種ブラックモデルやOMEGAのダークサイドオブザムーン、ZENITH デファイ は手が届かず。（価格もですが、HUBLOTは思ったよりケースが大きい、OMEGAは本当に真っ黒で見えにくいのと、ベルトが貴金属ベルトではない）同価格帯（メーカー正規価格ではなく並行輸入価格）としては、Tudorのブラックベイも候補に入りましたが、PVD加工のベルトがマット仕上げではなくツヤありなので、実物見てしまうとイメージに合いませんでした。本製品を選んだ決めてはやはり題名にもありますつや消しのセラミックベルトです。軽くて、肌ざわりがサラッとしています。真っ黒時計は、TAG HAUERでもいくつかありますが、セラミックベルトとなりますと、2019年春の時点ではカレラ キャリバーホイヤー02Tトゥールビヨンと本製品だけですので、コスパを考えますと本製品になるでしょう。TAG HAUER自体が（本製品はセイコー製ムーブメントをベースにしていたり）生産ラインの効率化により、機能に比較してお値段をお安くしていることもあり、並行輸入品の実勢価格は35%引きなのも、購入の決めてとなりました。在庫も2年経ってまだどこの正規店にもあるようですが、いよいよ価格コムに載せている在庫も徐々に少なくなってきて、しかも金利無料のローンが利用できるお店となるとあと2店舗ほどになってしまっていましたので、いよいよ購入に踏み切った次第です。デザインは他のレビュワーがおっしゃっているようにとても良いです。ファッションの幅が広がります。まだ、誰にも直接「イイね」とは言われていませんけど。視認性は、通常の時計としてはあまり問題になりませんが、クロノグラフを使おうと思うと分針がどこを指しているのかがわからず、さすがに見にくいです。クロノグラフ秒針の動きがきれいな連続ではなく、1秒3分割刻みの動きなのが、不慣れのためやや気持ち悪いです。ZENITHのように、テンプが表側から眺められるとなおよいです。

重厚感のある外装	視認性は微妙…	裏スケムーブメントは必見

普段使いの時計に加え、腕時計店で一目惚れしてコレクション用に購入。
気に入ったので、こちらが普段使い用になるかも知れない。

【デザイン】
ご覧の通り、視認性が良いとは決して言えない。その代わりに、スケルトンを存分に楽しむことができる。視認性を犠牲にしてでも手にしたい重厚感がこの時計にはある。

【ブランド性】
タグ・ホイヤーはＬＶＭＨグループ傘下でブランド性も申し分ない。ただ、若干若者向けの印象はぬぐえない。

【機能性】
上述したように、視認性から言って機能性が良いとはとても言えないが、タグ・ホイヤーといえばクロノグラフで数々の特許を取ってきた時計メーカーである。タグ・ホイヤーの機械式クロノグラフを一本持っていて損はないと思う。

【価格】
正直言ってこの重厚感でこの価格は安いとしか言いようがない。コストパフォーマンスに優れているのも、このメーカーの特長だと思われる

【ムーブメント】
自社製ムーブメント「ホイヤー０１」は、セイコー社が部品の多くを供給していることは良く知られているところ。その国産ムーブメントの技術力を借りながらも、ここまで魅せるための努力をしているところは、さすがにタグ・ホイヤーのプライドを感じさせる。

【ケース・耐久性】
マットブラックのセラミックケースは上品な趣きを感じさせる。一度レンガの壁に思い切りぶつけてしまったが、レンガの方が割れてしまった（ゴメンナサイ）。

【裏スケルトン】
注目すべきはケースの裏側。ピンク色のコラムホイールや３９石のルビー、回転するテンプ、ゼンマイなどが手に取るようにわかる。コート・ド・ジュネーブ装飾で仕上げているところも、タグ・ホイヤーのこだわりだろう。とにかく一度見て欲しい。魅せる時計としての完成度は高いと思う。

マットセラミックの質感、そして文字盤の斬新さ。一目で心を奪われました。あまりのインパクトに、装着してはまた飾ってみたりして、ずっと眺めていられます。ディスコンになってからでは遅いので思いきって買いましたが、やはり腕時計好きには最高の一本です。