『1型からの進化は』 CANON EF24-105mm F4L IS II USM hostさんのレビュー・評価

５月の穂高連峰・涸沢岳山頂から日の入り前の笠ヶ岳です。

旧型から買い換えて、EOS 5D mark3にて使用しています。

<実際に使ってみて＞
私の場合趣味の山岳写真にてご来光や夕日、その他逆光などの状況下で写真を撮ることが多々あります。

そうした場合、旧型は太陽光を入れるとゴーストが派手に発生してしまい、Photoshopなどで消すのも非常に困難でした。（非常に大きく目立つため）

そこで今回の2型を購入して使ってみた結果、驚くほどゴーストが目立ちません
実際に５月の穂高連峰で使ってみましたが、逆光にも関わらず光の質感がシャープで素直な描写でした。ゴーストもうっすらと写る程度。
旧型ではあり得ないことです。
気にされない方にはあまり関係のない話になってしまいますが、逆光での撮影を積極的に行うことができるレンズです。

＜まとめ＞

逆光耐性・・・ 先も述べたとおり逆光性能は文句なし。

画　　質・・・ただ撮っていると、日中での写真では旧型からそれほど進化がわかりません。
この辺は賛否両論あるかと。
　　　　　　　 逆光や薄暗い時間など撮影してみると旧型より しっとりと色がのって、影など潰れがちな部分はしっかり描写されている印象です。(個人的な感覚ですが)

重　　量・・・うーん.....旧型より重くなりました。これは構造上仕方がないですね。
　　　　　　　 シグマから出てる同タイプのレンズに比べれば、軽く防塵防滴もあるので、そういった意味では勝っています。

手ぶれ補正・・非常に良く効いて、ブレにくいです。さすが IS

A F速度・・・暗いところでも迷わないわけではないですが、旧型より合焦速度は早く感じます.ボディ側の低輝度性能限界も影響するでしょう。