『高感度に強く、レスポンスが良い操作性はD一桁の血統』 ニコン D5 XQD-Type ボディ OZRO-045さんのレビュー・評価

撮影時刻22:16　iso12800　f2.8　ss2.5秒

今更ですがZ9との比較用に写真添付するためのレビューです
　
　
とは言いつつ私はレフ機の主戦力として今もD5を使っています。
その前はD3sを使っていましたがD4&D4sも撮ってみたものの出てくる絵にD3sとの差がそれ程ないため見送り。
D5が発売され使ったところ高感度での画質がかなり良くなり購入を決めました。
　
　
D5だからこそ撮れた写真は沢山あります。
趣味で撮ってる夜間の野鳥撮影ではiso12800を使用しますがその感度でも写真として成立する事が素晴らしい。
ストロボ無し・ライト無し・月明かりのみで撮影する闇夜ではiso12800　f2.8　ss2秒~5秒とかの世界なのでこれ以上感度を下げることも出来ず、かと言って上げるとノイズが激しく解像度も落ち絵のバランスが崩れる・・・。
　
　
写真として成立するギリギリがiso12800であり、D5はD3sより解像度が上がって納得出来る写真が沢山撮れました。
今回添付のアオバズクはZ9との比較用に似た状況で昨年撮影した写真をLightroomのノイズ軽減AI処理し再現像しました。
　
　
肉眼でファインダーを見てもアオバズクと認識出来ないぐらいの闇夜、しかしなんとか導入し撮影しながらピントを微調整していくと液晶に浮き上がってくるアオバズク。この時代になったからこそ撮れた写真であり、機材の進化に感謝です。
　
　

またD5にはスリープからの素早い復帰と爆速AFがあります、これのお陰で突如現れたオオタカを何回上手く撮れた事でしょう。この爆速AFはZ9でも真似できないD5&D6の強みです。
発売が2016年3月なのでもう7年も前な機種ですが今でもうちでは現役であり大切な相棒です。