『生命の光りを感じる写り』 カールツァイス Batis 1.8/85 IKEDAQOONさんのレビュー・評価

日中の解放でもよく写ります

購入してまだ日が浅いですが、α7RIIIとの組み合わせで使用しています。
SONYには当たり障りの無い優等生レンズが多いようですが、このレンズは私の中で珠玉の一本でした。

【操作性】
私はこのレンズではポートレートがほとんどなので、マニュアルでは使用していません。

【表現力】
解放ではぐるぐるボケが出ますが、だからどうしたと言える人が持つべきでしょう。
四隅の写り、ボケは写真全体の線に起因しますので、私はこのレンズの持つ線とコントラストに惚れ込んで買いました。
芯はありますが、近距離ではピン山が薄いため、ジャスピン部分以外は大きくボケます。
前ボケは柔らかいですが後ボケがうるさいタイプではなく、使い方を誤ると二線ボケの傾向あり。

ZEISSのSonnar型のポートレートレンズは数少ないと思いますが、日差しのある屋外にて解放での撮影にこれだけ力のあるレンズは類を見ないと思います。

【携帯性】
フードの外径が大きめですので、あまり携帯性が良いとは言えませんが、シグマに比べれば、なんだか一回り小さく軽いものに感じます。
フード先端を下にしてカメラをテーブルに立たせることができるので、私は重宝しています。

【機能性】
ポートレートレンズとして、十分に頼れるAFスピードですが、逆光の中では少しAFが迷う傾向があるかなと思いました。（私は許容範囲です。）

ただ、カメラ内に優秀な手ぶれ補正があるので、レンズ内に手ぶれ補正が必要なのかと言えば、そこを捨てればもう少し軽量かつクオリティの高い画質が生まれたのではと悔やまれます。
きっと意味があるものと信じて手振れ補正を使ってます。

【総評】
周辺解像力を落とした生粋のポートレートレンズと言えるでしょう。
ですから単なる解像力勝負のレンズをお求めなら、このレンズは少し違います。
マクロレンズのようなシャープな写りは、モデルには嫌われますしね。

このレンズがSonnarとして生み出された意味、特に逆光での素晴らしい描写を感じてもらいたいです。
Sonnarの持つ生命の光りを感じる写り、長所も短所もひっくるめて、それが魅力的と思える方、迷わず購入してください。

（絶賛しておきながら、顔見せできるポートレートが無いため、適当な写真ですみません。）

※写真の現像画質レベルを間違えたため、再レビューしました。

日中の解放でもよく写ります

購入してまだ日が浅いですが、α7RIIIとの組み合わせで使用しています。
SONYには当たり障りの無い優等生レンズが多いようですが、このレンズは私の中で珠玉の一本でした。

【操作性】
私はこのレンズではポートレートがほとんどなので、マニュアルでは使用していません。

【表現力】
解放ではぐるぐるボケが出ますが、だからどうしたと言える人が持つべきでしょう。
四隅の写り、ボケは写真全体の線に起因しますので、私はこのレンズの持つ線とコントラストに惚れ込んで買いました。
芯はありますが、近距離ではピン山が薄いため、ジャスピン部分以外は大きくボケます。
前ボケは柔らかいですが後ボケがうるさいタイプではなく、使い方を誤ると二線ボケの傾向あり。

ZEISSのSonnar型のポートレートレンズは数少ないと思いますが、日差しのある屋外にて解放での撮影にこれだけ力のあるレンズは類を見ないと思います。

【携帯性】
フードの外径が大きめですので、あまり携帯性が良いとは言えませんが、シグマに比べれば、なんだか一回り小さく軽いものに感じます。
フード先端を下にしてカメラをテーブルに立たせることができるので、私は重宝しています。

【機能性】
ポートレートレンズとして、十分に頼れるAFスピードですが、逆光の中では少しAFが迷う傾向があるかなと思いました。（私は許容範囲です。）

ただ、カメラ内に優秀な手ぶれ補正があるので、レンズ内に手ぶれ補正が必要なのかと言えば、そこを捨てればもう少し軽量かつクオリティの高い画質が生まれたのではと悔やまれます。
きっと意味があるものと信じて手振れ補正を使ってます。

【総評】
周辺解像力を落とした生粋のポートレートレンズと言えるでしょう。
ですから単なる解像力勝負のレンズをお求めなら、このレンズは少し違います。
マクロレンズのようなシャープな写りは、モデルには嫌われますしね。

このレンズがSonnarとして生み出された意味、特に逆光での素晴らしい描写を感じてもらいたいです。
Sonnarの持つ生命の光りを感じる写り、長所も短所もひっくるめて、それが魅力的と思える方、迷わず購入してください。

（絶賛しておきながら、顔見せできるポートレートが無いため、適当な写真ですみません。）