『まとまりがいい(α6000比)』 パナソニック LUMIX DMC-GX8-K ボディ [ブラック] こたにんさんのレビュー・評価

【デザイン】最初はマイクロフォーサーズのわりに、大きいしデザインもなんだか洗練されてないなと、α6000シリーズに感じたスタイリッシュな印象もなかったのですが、使っていくうちに意外に愛着がでてきました。

【画質】a6000と比較して、少し質感表現で劣るかも…とくに艶だとか、繊細さで少し比べると塗り絵の様な感じもします。でもあくまで比較して撮り比べたらの話で、実用範囲内です。あと周辺減光はこっちの方がないです。

【操作性】マイクロフォーサーズのボディとして、大きい事もあって、ボタン配置に余裕があり、操作しやすいです。あとパナソニックは初めて一眼使う人に操作を覚えやすいと思うし、使いやすいです。
撮影テンポもよくできます。
【バッテリー】これはあまりよくないですね。大きめのバッテリーを積んでいる割にはフル充電で300枚撮れる？な感じです。

【携帯性】レンジファインダータイプボディとして、大柄ですが、軽く感じます。a6000は中身がギュッとしてて、詰まってる印象で小さいなりにズシリと感じました。1670Z+a6000とパナライカ12-60+GX8のハンドリング性で比べると、後者の方が確実にいいです。

【機能性】フォーカスセレクトが面白い。後でピントを変えられるので、ここにフォーカスしてればといった時に便利です。4Kフォトの動画からの切り出しも実用レベルです。

【液晶】普通です。良くも悪くもありませんが、バリアングルは自撮りされる方にはいいかも。ひっくり返して液晶面を内側にもできるのも地味に嬉しい。
【ホールド感】これは使ってみてほしいのですが、大きめな事も相まって、意外にいいのです。標準ズームレンズのハイラインになるとボディバランスが前傾するのですが重心位置がa6000に比べて中心寄りにくるので撮影が楽です。

【総評】4k動画も撮れて、今なら安くなってきてますので、レンズ交換の楽しさや、メインとしてもサブとしても色々遊べるモデルです。
パナライカもGレンズもラインナップもポイント押さえてて、レンズも充実してます。人気はないかもしれませんが、バランスは思いの外いいです。
2台体制にして、値下がりしたら、G9欲しくなりそうです。
パナソニック、いいです。