『長く使った愛着のあるカメラ』 CANON EOS 5Ds ボディ tubasa888さんのレビュー・評価

高感度耐性がない、すなわち、ノイズが目立つとか言われていますが、確かにそういう一面もありますが、耐えがたいレベルではありません。
それ以上に、高画素による、画質は最高レベルで、トリミング耐性が高いので、素晴らしいカメラです。


今回売却しました。

以前アップしたものですが、長く使った、４年以上使った愛着のあるカメラなので、最後に思ったことを記録しておきたいと思います。


EOS 5Dsは、長く使っているので、慣れと、愛着もあるので贔屓見もでてきますが、正直、なんで、こんなに評価が低いというか、いろいろ悪く指摘を受けたのかわからないカメラと思います。

主な指摘事項は下記のとおりでしょうか。

? 高画素につき手振れしやすい。
(慣れます。)

?高感度耐性が弱い。
(常用は、800までと思いますが、他のカメラでも、できれば1600くらいにしたいと考えているのと、主に三脚を使うので、あまり不都合を感じなかった。)

?極めつけは、プロではないので、こんな画素数は不要の声。
(写りは明らかに違うと思うし、トリミング耐性が強いので、高画素は有利と思います。また、その後、各社とも高画素機を出してきているので、その指摘も少しかわいそうな気がします。)

?強いて共感したのは、高すぎること。
高すぎるゆえに、指摘を多く受けたカメラなのだろうかと思います。

すでに４年使用しているので、最新のカメラには、かなわないのは、当然ですが、新たに買い直すための金額を考え合わせれば、写りは、個人的には、他のカメラとそん色ないと思っています。


とはいえ、一番つらいのは、測距点が中心、周辺部のみで、ミラーレスのような、全体を選べないのは非常につらく感じます。

また、液晶をタッチ操作できないのも、操作していると比較してしまうので、不便だと感じてしまいます。

逆に、一番の強みは、高画素を生かした、画質とトリミング耐性の強さ。

また、バルブタイマーという機能は、キャノンの上級機にしかない機能ですが、長時間露光をしたい時には、時間をセットすると、その時間露光しつづけてくれるという機能は、とても便利で魅力です。

マルチノイズ低減ショット、ソニーやフジなどで初心者向けについていた機能ですが、ソニーの上級機に逆についていないのはなぜとも思いますが、この機についているのは、高感度耐性に弱いと言わると考えたからかもしれません。

なにより、5Dsは、動きものにも、ある程度は対応でき、連写性能、秒間５枚でも、使い方にもよるのでしょうが、途中でとまってしまったという経験がありません。

いまのミラーレスは、高画素機の場合、高性能のメディアを使用しても、秒間10連写を継続できないという欠点があるので、撮影途中に何回かこういう現象を経験すると、そのうちメディアで改善がされると思いますが、なんともイラつきます。

さらに、欠点としては、カスタマイズボタンが、他機種に比べて少ない。

サイレントシャッターがない。瞳AFができない。などミラーレスカメラに多くみられる魅力的な機能がない。

星を、ファインダー、液晶で被写体を確認しずらいので、星の撮影には不向きです。

この点に関しては、ソニーのα７R?が一番すぐれていると思いますし、EOS Rでも対処できまが、ソニーのα７R?のファィンダーの見え方は特筆ものだと思います。


以上のような欠点もありますが、EOS5Dsは、癖と、使い方を把握できれば、Zなどともそん色ない画質で撮れ、良く写ってくれます。

愛着のあるカメラでした。

高感度耐性がない、すなわち、ノイズが目立つとか言われていますが、確かにそういう一面もありますが、耐えがたいレベルではありません。
それ以上に、高画素による、画質は最高レベルで、トリミング耐性が高いので、素晴らしいカメラです。