α57からの乗り換え
今のところ使えば使うほど不便さ無くなっている
少し使い込んで,癖が掴めてきたように思う
素人がより一歩レベルアップできそうな,そんなカメラ
【デザイン】
文句なし
ボタン配置も57と比べて押しやすい
【画質】
高感度はiso3200まで常用できそう
普段は1600を上限にしてAutoで使用中
高感度の点ではα57と同等だが,画素数が24Mにアップしているため,ぱっと見の比較で解像感のある綺麗な写真が撮れている
【操作性】
当初シャッターが軽く慣れるまでやりにくかった
慣れればどうやらシャッター押下時のブレが少ないことに気づいた
よく考えて作られてるなと思った
【バッテリー】
唯一の不満点
半押し手ぶれ補正をONにしているとかなりの勢いで消費するようだ
実感としてはα57の1.5倍くらい消費が早い
バッテリーサイズを倍,もしくは2本入れれるようにしてほしいくらい
ただし半押し手ぶれを多用し,ライブビューでチェックしまくっても400枚前後は撮影できているのでカタログスペックを偽っているわけではないだろう
【携帯性】
クラスを考えればこんなものだろう
これがあと100gくらい軽くなっても手ぶれに影響がでると思えないのでスリム化して欲しい
【機能性】
AFの進化が素晴らしい
ポイントの増加もさることながら,駆動力も上がっているようで全てのレンズで早くなったことが実感できる
AFで連写を使うようなレンズでは無いはずの55300でも条件が良ければ蝶や鳥などの動体を追うことが可能
57との連写比較でもAF-C,フォーカス優先の状況でシャッターが切れる速度が全く違う
ただし,状況によってはワイドやゾーンでは意図しない場所にピントが合うことも
晴天時の飛行機撮りなど,背景に迷うようなものが無ければとても使いやすい
新幹線や旅客機程度のブレのない動きと早さであれば,ロックオンAFがとても便利
完璧に追従し切ると言っても過言では無い
子供や蝶など不規則な動きをする場合は,拡張フレキシブルやフレキシブルを使用した方が歩留まりが良いだろう
【液晶】
綺麗で見やすい
PCより粗が見えることがあるのでその場で削除しないほうがいいかもしれない
EVFは自然でとても綺麗
57と比較すると全く違う
連写時のラグも殆ど無いのでOVFとほぼ変わらないと思う
しかしEVF上への画像はそのままに写真を撮り続けたいのでこの点は改善して欲しい
それさえできれば流し撮りが激的にやりやすくなると思うのだが
そうなればTLMの文句を言う人間なんていなくなるだろう
【ホールド感】
安定感があり持ちやすい
【総評】
APSC機の中では群を抜いていると思う
公式で新しい機能として紹介されている全ての機能がとても優秀
また,さり気なく追加された半押し手ぶれ補正が素晴らしい
作例の鳥は歩いている状態を,超解像ズームのx2で撮影しており,換算900mmでAFしたものだが驚くほど揺れず被写体をフレームに捉え続けることができる
手持ち,AF-Cで連写してしまえばどんな下手でも当たりの写真が必ず撮れる
リスの写真は,拡張フレキシブルロックオンAFで,枝の上を1mほど追いかけ段差の部分でジャンプをして着地した瞬間だ
その前後も連写していて,これだけ枝葉の多い状態でもピントが外れながらも追従を続けてジャンプで一度大きく外したのだが着地で戻ってシャッターが切れている
まぐれといえばまぐれな写真なのかもしれないが,57では決して撮れなかった写真だ
一連の流れを動画にしてみたが,突然現れたリスをファインダーを使わず液晶で撮影した結果としては充分満足している
もっとも足元を走り回っていたリスは全く葉が立たず,今後腕が上がるよう練習したい
使用中のレンズは1650,55300,135Z,30macro,旧30/1.4
77はレンズを選ぶと言われどうなるかと心配していたが,使用中の環境ではそんなことはない
もちろん大判で印刷するような使い方であれば気になるのだろう
特に55300のAFが化けたおかげで70300Gを購入する欲が消し飛んでしまった
この便利ズームをSSM2でリニューアルして欲しい
絵も優れているので仮に販売価格がGレンズより上でも買うと思う
何にせよこのAFを活かせるレンズをもう少し増やすべきだろう
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