『思っていたより軽いレンズ』 TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011) [ニコン用] もずく塩チャーハンさんのレビュー・評価

掛川駅にて	ハクセキレイ	浜岡砂丘
600mmテレ端無限望	600mmテレ端

操作性、重さは個人的にとても満足できるレンズ。2.7ｍから無限までカバーできるので鉄道や野鳥撮影に向いている。
・残念な点を言うと600mmテレ端と流しが苦手なのが難点。600mmまで伸ばすと画質がごわごわしてくるのであまり使用はおすすめできない。個人的にはそこまで気にならない。
・流しはできるにはできるがブレが多くなるのと追跡性能が少し悪いのでシャッターチャンスを逃してしまったりする。そこ以外を除くととてもよい。
・解像度は150-400辺りはシャープに写ってくれるのでうれしい。ただ450あたりからごわごわするのでピクチャーコントロールでシャープを最大にして撮ると多少マシにはなる。
・防塵防水性能は普通といった感じ。ただ何回もつけ外しをしてるとゴムが傷んでくる
鉄道撮影に関して
鉄道撮影では非常に役に立つ。今は安価で手に入るのでおすすめできるが、150mmとかなり望遠が効いてるので18-140mmレンズを持っていれば安心。AF-Cや3Dトラッキングは三脚に固定しないとAFをした時に架線柱などに合せてしまうのでうまく調節しないといけない。
野鳥撮影に関して
野鳥撮影は望遠が命なのでおすすめしにくい。折角の被写体が600mmで撮ると画質が悪いので最新のA022を買うのがおすすめ。あと流し撮りが苦手なので流しで撮る人はおすすめできない。でも600mmでもぎりぎり使えなくはない
風景撮影について
ここに関してはおすすめできる。テレ端は画質が悪いけれどもそこまで遠くの物を写さない限り綺麗に写るので森の中でちょっと遠い所にある被写体を撮る程度なら丁度いい
天体撮影について
月が600mmテレ端だと汚くなるが撮る程度なら丁度いい。ただ文句を言うと雲台があまり強くないやつだとすぐ下に向くので雲台撮影は固いやつを選ぶといい