Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z レビュー・評価

紅葉

約半年ほど使用しました。
ポートレートに最適でした。
キレキレの描写力で人物が浮いてくるように見えました。
ただここまでリアルに写る写真だと思い出として残すのが辛くなり売る事にしました。
（時間を切り取るという感じでした）

凄く綺麗なんですけど撮影する所が限られていて使用頻度が減っていきました。
単焦点SEL35F18も使用していますが、テーブルフォトや街の風景撮りにも使える為そちらに移行していきました。
画角さえ気にならなければとても良いレンズだと思います。
尖った写真も出来るし面白いレンズだと思います。

・気に入らない部分
ソニーのツアイスレンズはどれも色ノリが悪いのですが、このレンズはその中でも顕著に色ノリが悪いです。
特に逆光に弱く盛大にフレアが出ますし、ゴーストも出やすいです。

また、このレンズは中心付近はシャープなのですが、周辺はあまり良くなく均一な描写は得られない。

結果、日の丸構図でハイキー気味で撮るか、逆に暗めで撮らないとムードのある写真は撮りにくい。

・好きな部分
何しろ軽い事。
中央部のシャープだけなら、シグマ、ニコンに匹敵するレベル。


用途だと思いますが、自分には中途半端な感じがするレンズです。
描写重視ならＦＥ５０−ｆ１．４。明るさだけを求めるならより軽く安いＦＥ５０−ｆ１．８の方が満足度は高い気がします。

結果自分は、ＦＥ５０−ｆ１．８に置き換えました。

半年くらい使用して売却しました。

EマウントのシグマArtF1.4シリーズが
発売したことが原因となります。

元々MC-11とArtを使っておりました。

ただ、軽さに目がいき
本レンズを購入したことが
そもそもの間違いと後悔してます。

本レンズの優れている点は
Artシリーズより軽い
ただそれだけです。

それ以外はArtの方が優れている。

個人の好みかもしれませんが
ArtF1.4シリーズ押しです。

【操作性】
普段キヤノンを使っているので多少戸惑うことはあるがこれは自分のせいであるから問題なし。

【表現力】
逆光で結構なフレアが出る。ゴーストは許せるがフレアは編集で対処しようがないので本当に困る。
ただしボケは小口径ながらとろけるような味のあるボケ方をしてくれる

【携帯性】
一番印象が悪いのはこれ。携帯性が悪いわけではないが同じFEマウントの24-70と同じくらい長い。
フードをつけようものなら軽い中望遠レンズ並。50mm程度の単焦点レンズなんだからもう少し短くして欲しい。
【機能性】
明るいレンズお決まりの前ピン。いい加減にどのメーカーも最初から調整してて欲しい。

【総評】
単焦点は値段関係なくいいレンズが多いが、
せっかくソニー機を買ったし初めてのゾナーを試すつもりで購入したが
まだ発展途上であるミラーレス用ということもあるのだろうが期待通りの品ではなかった。
しかし、やはり50mmの明るい単焦点が写真を撮っていて一番楽しいと感じるのもまた事実。
そのお陰で多少の粗は目を瞑ることができる。

届きました！まだ屋外へ持ち出せず試写した程度ですがとてもシャープでボケ味も柔らかいですね。
EF50F1.2の方がボケ味は好みですが、こちらはナチュラルな印象で自然に仕上がります。

50mmでα7Rに対してはやや大きめでズームレンズのようなボリュームがありますが、
やや軽いので取り回しは悪くありません。でもせっかくの小型フルサイズなので、
F2.0くらいでもいいのでパンケーキのようなタイプもあると即買いしてしまいそうです。

また追ってレポートしたいと思います。