『EF24-105F4L（?型）より解像度は劣る』 CANON EF24-70mm F4L IS USM こなきこさんのレビュー・評価

厳冬期の甲斐駒ヶ岳から望む仙丈ヶ岳	厳冬期の甲斐駒ヶ岳山頂	甲斐駒ヶ岳の摩利支天
逆光耐性のテスト	厳冬期日光白根山のモルゲンロート	厳冬期日光白根山

【操作性】
マクロへの切り替えは容易で操作しやすい。
ズーム、ピントリングも質感良く操作しやすい。

【表現力】
ここが一番悩みどころ。
約7年前、6Dのキットで入手したEF24-105mmF4Lの方がワンランク上の解像をしていた。

中央〜周辺部まで全体的に絞っても解像度は僅かに向上するだけで眠い感じの写り。
ただし、周辺部など酷い像の流れなどは無いため、良く言えば安定している写りですから、等倍にして見なければ気にならないレベルと思います。
逆光性能に関してはEF24-105mmF4Lより優れていて、コントラストもある程度維持します。

色乗りに関しては、EF16-35mmF4Lのような爽やで現代的なキヤノンの描写感ではなく、一昔前のLレンズ（良い意味で）といった感じ。
【携帯性】
Lレンズとしては短くコンパクトで携帯性は良いが、フィルター径が77mmなのでそれなりに太い。

【機能性】
ズームロックが装備されていて非常に便利。
EF24-105mmF4Lは持ち歩いていると、中の鏡筒がビヨーンと伸びてしまったので、、

付属のフードもロック機構が付いていて古臭さを感じないし、着脱も便利で質感も良い。
余談ですが、フジフイルムのレンズフードはどれも酷い品質でした。

ハーフマクロ機能についてはあまり使用しないためよくわかりません。

【総評】
諸事情により約３年間富士フイルムのXマウントに浮気していましたが、フジの独特な描写や色に違和感を感じることが多く、結局使い慣れたキヤノンに戻ってきました。

EOS Rを購入し、それと同時にRF24-105mmF4Lを購入しようとしましたが、品薄で入手困難の為、仕方なくキットバラシ未使用品の当レンズをヤフオクにて落札した経緯です。
（EF-EOS Rマウントアダプター使用）