『補正なしならフィッシュアイ？』 SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 アラ５０カメラ小僧さんのレビュー・評価

C3による収差補正前	ダイナミックな遠近感は16mmならでは	Lサイズなら、絵馬の文字が読めるくらいシャープ
ボケは綺麗

以前の評価に誤りがあったため、修正してお詫びいたします。5Rに付属していたものなので、当然ボディ側のレンズ収差補正が効いているものと思い込んで、広角端のかなり歪曲の強い写真をアップしましたが、実はC3によるもので、補正されていないものでした。ボディ側の補正が効けば、かなり修正されるのではと思います。たた、この写真と、同窓会での「心霊写真」がトラウマとなり、結局ほとんど出番なく手放してしまいました。

【操作性】電動ズームは初めてですが、やっぱり使いづらいものがあります。

【表現力】ボディ側の収差補正前の広角周辺部は、まさにフィッシュアイの表現です。下手に集合写真など引き受けてしまうと、周辺の人の顔は「心霊写真」になります。引きのとれない場所のために18ミリでなく16ミリなのに、16ミリ端は使えません。これは「標準ズーム」とはいえません。解像感は、全域で1855より上という印象で、ボケ味もいいので、惜しいですけど・・・。広角担当は16mmパンケーキに戻りました。

【携帯性】これだけは満点。

【機能性】感想なし。

【総評】シグマさんやタムロンさんを見習って、ボディ補正に頼らないレンズを作ってほしいですね。