『良く出来たレンズです』 オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro しらいしじゅんさんのレビュー・評価

実際は写真よりも細目に感じます。	紫陽花にも産毛？があるんですね

いつかは手に入れようと思ってて、やっと入手しました。
変わったギミックのピント指標、別売ですが前後スライド式のフード等、外観だけでも当時のメーカーの力の入れ様が出ているレンズです。

カメラはE-M5?になります。
他にK-mountをメインに、最近はL-mountに手を出してます。

【操作性】
ほぼエンプラの鏡筒でかなり軽量になっています。
ピントリングは扱いやすいですが、フォーカスリミッターは使いにくいです。

【表現力】
マクロを名乗ってるだけはあります。ボケ方も自然な感じで良いかなと。
製品ページにも書かれている開放時の口径食の少なさが特徴ですが、玉ボケはあまり綺麗とは感じません。
個人的に期待していた遠景は良さそうです。

【携帯性】
他マウントでは真似出来ないコンパクトさで、今では少々細すぎる感じはしますね。
別売ですが純正フードは前後スライド式なので逆付けせずに収納出来るのが良いです。

【機能性】
このレンズといえば深度合成です。これは面白いです。

AFに関しては素早く合いますが、迷うと時間が掛ります。
これは他マウントのマクロレンズでも同じなので仕方ないです。

防塵防滴なので、装着・脱着時は固いのは仕方ないですが、これが少々　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　固過ぎるような……エンプラ鏡筒の強度が少し心配です。

【総評】
個人的にはマクロと換算100mm超の望遠レンズとして購入しましたが、期待通りのレンズで満足しています。

折角のギミックのフードが別売りなのが残念なので、満足度は-1しています。

とはいえ本当に良く出来たレンズで、深度合成に対応したボディを持っているならお勧めの1本になるかと思います。