M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro レビュー・評価

兎に角軽くて小型で色収差も出なくシャープなレンズです。
２倍までのマクロ撮影ができます。
このレンズを使う前はキヤノンのEF１００ミリマクロISを長年使っていました。
マイクロフォーサーズなので昆虫や花を撮っても被写界深度が深くてそれ程絞り込む必要がありません。
昆虫などの小さな被写体はフルサイズではなく是非マイクロフォーサーズで撮るべきです。撮影がフルサイズと較べると楽です。マクロではフルサイズは使う気になれません。
マニュアルフォーカスは電子式なので使いやすくありません。
価格も高くないので是非一本持っていると便利なレンズです。

リリースから経年してる上に、比較的安価で購入出来る定番マクロレンズなので今更ですが、私的に使用頻度が高まってるので忘れない内にレビューしてみようと思います。
ボディはすべて初代G9Proで撮影し、画像比率は私の好みで3：2にしています。

【操作性】
なんら迷う事なく直感で操作出来ます。
接写から遠景までオールラウンドで撮影する場合は、焦点スイッチを0.19m〜∞に設定しておけば問題なくフォーカスします。

【表現力】
実売4万円台で購入出来るレンズとしては申し分のない描写力です。
軽量かつ細身のレンズなので何かしらの弱点があるかなと想像していたのですが、特筆すべき弱点は感じません。

【携帯性】
レンズ本体185gですから携帯性は言わずもがな…
細身のシルエットと併せて携帯性は満点ですね。

【機能性】
AFはボディもレンズも設計が古いので接写時はウォブる事も多々ありますが、この程度は許容範囲かなと思います。
少し距離のあるポートレートや遠景撮影時はむしろかなり速いのではないでしょうか。
AF-Cモード時のAF動作は未確認です。

【総評】
個人的には85〜90点ぐらいの評価です。
この価格帯で、等倍マクロ撮影から中望遠単焦点レンズとして普通に使えるオールラウンドさと描写力は素晴らしい。
マイクロフォーサーズユーザーなら是非所有すべき一本として推奨します。

細長ーい（別売りフードを装着）	手軽にマクロ撮影が楽しめます	離れた距離からマクロ撮影できるので昆虫撮りに向いてます
解像感が高く望遠スナップにも向いています	軽くてコンパクトなので持ち出すのもラクチンです

【操作性】
基本的には他の単焦点と変わりませんので使いやすいです。
ただし、望遠マクロなので手振れには非常にシビアにならざるを得ません。
あと、フォーカスリミッターがダイヤル式ではなく、スライドレバーの方が使いやすかったかも。

【表現力】
望遠マクロになるので、昆虫などのあまり近づけない被写体の場合に威力を発揮します。
解像力が高いので、マクロとしてだけではなくスナップ用のレンズとしても優秀です。

【携帯性】
軽くてとてもコンパクトです。
鏡筒が細長いので、格好はあまりよくないです。
別売りの専用フードは、スライド収納が可能でとても使いやすいです。

【機能性】
AFの速度、精度に不満はありません。
マクロレンズなので、ISがあると良いですが、古いレンズなのでこれは仕方ないです。
防塵防滴仕様なのがありがたいです。

【総評】
フルサイズ換算120mmで離れた距離からマクロ撮影できるので、カメラやレンズの影が被写体に落ちることもなく使いやすいです。
ただし、その分手振れには非常にシビアです。
解像度が高く描写が優れており、AFも軽快なため、中望遠スナップが好きな方にもおすすめです。

値段の割に操作性と写りがとてもよいレンズです。
鏡筒の作りも良いですし、フードのギミックもかっちりしています。
レンズ自体細身で携帯性も良いと思います。
フォーカスリミッターも柔らかすぎなくて扱いやすいです。

写りは、くっきりはっきりした傾向が強いかな、ボケ味も硬めの印象です。自分のようにポートレートにも使えるかと考えている人は、ばっさり諦めて、ED 75mm F1.8をおすすめします。二兎を追う者なんとやら。

【総評】
5〜6年前に購入したのだが､一枚も写真が残ってなくてビックリした(触った記憶はあるので､テスト撮影はしているが､写真を残さなかったのだろう)｡
当時Macroの意味もわからず(今も理解ってないけど)､ノリで購入したのですが､物撮りはあまり好きじゃないし､75mm F1.8が大好きだしで持ち出す機会が本当になかった｡
勿体ないので､これから使おうとは思ってはいるけど､マイクロフォーサーズのカメラ自体､もう1年以上持ち出してないなあ､､､(現在GR?兄弟に夢中でございます)｡

OM-D E-M5 ?への装着です。
【操作性】
指標はおもしろいギミックですね。
フォーカスリミットスイッチは慣れないうちは、とにかく操作しづらい。
思うにダイアルよりレバーかスライドの方が良かったかもしれません。
あと一言１：１が何故バネで戻ってしまうのか？余計な機能です。
【表現力】
悪くはないが、いたって普通かなと。ただ解像感は素晴しいものがある。
【携帯性】
軽く、細い。とても良い。
【機能性】
MSC機構がとても良い。スッとAFが合い迷わない。軽快にサクッと撮ることが出来、手振れにも強い要因となっていると思う。
【総評】
３０ｍｍを購入し、しばらく使用していましたがこちらも同時に気になっていたので、ようやく在庫復活したのを機に購入しました。とにかく好評の純正フードが手に入りませんでしたが、めでたく通常価格で購入する事ができました。換算１２０ｍｍのレンズとなり少し趣味には合わないかなと思ったのですが、マクロなので関係ないですね。とにかく大きく細かく写すには最適なレンズ。
さすが医療機器を作っている会社、緻密に写せます。
総じて購入して正解でした。３０ｍｍは普段使い、こちらは本気撮りってとこですね。
大いに気に入りました。大切にしようと思います。

手持ちストロボ発光深度合成。アブラムシ付近で合成が解るピンボケ。

E-M１mark?で使用。

【操作性】普通です。マクロレンズの距離制限も使いにくいと言うことはありません。
左の指で操作可能。
1:1のクイックモードは秀逸。

【表現力】必要十分の解像度はあります。
0.1mmスケールは余裕、0.01mmスケールもなんとかギリギリ。
これ以上はセンサーの画素密度に依存するので無理。

【携帯性】小さくて軽い。焦点距離が近いシグマに比べると半分ぐらいに感じる。
そして伸びない。

【機能性】カメラ内深度合成（以下深度合成）が純正レンズ縛り。
しかし、ストロボが使える。
K&FのKF-150リングストロボ使って1/60、充電時間0.1秒設定で1：1付近で深度合成が出来た。

1:1のフォーカスが素早く出来るのには感動する。

【総評】純正フードは便利そうですが、紐付きキャップ付けにくそうなのでステップアップリング代わりになる穴あきメタルフードつけてぶら下げ。
メタルフードには本来の用途もあるし、ディスタンスはあるので、この程度のフードがあれば保護フィルター付けなくて済む。

フードのおかげで、55mmの付属リングアダプター付けてK&FのKF-150キヤノン用リングストロボ装着。
カメラオン時に何かと干渉するらしく発光量調整だけが働かないけど、一度決めれば絞りとISOで調整。（発光調整するときはカメラOFFが必須）

深度合成は電子シャッターなので1/160付近は2/3が暗黒、1/60はしっかり全面写る。
ストロボ発光量は、等倍付近1/128なので充電時間は最低の0.1秒間隔で発光可。
ストロボ自体はマルチ発光可なので余力は十分。
最大枚数15枚の発光確認は複数回できた。
ディスタンスは十分あり、光はちゃんと回る。
そして手持ちで出来る。
これだけでも十分に独自の優位性だと思う。
キヤノンは不可

手持ちで出来ない、外部深度合成での制限までの発光回数確認は、やる気がでないのでしません。

なおTTL対応しない社外品ストロボではカメラはMモードでしか出来ず、ファインダーなどに発光可マークなど出ないボディ仕様。
でも深度合成に使えるので、むしろ親切かも知れない。

GODOXのX2T-OはTTLがイマイチですので、ちょっと気になるGODOX MF12がどこまで使えるか解らない。
モノブロックではMF12同様、X2Tなどトリガー依存で各社TTLが使える。
ですが、深度合成では設定が通用しないし、マニュアルでも発光しません。
0.5秒でも追従しなかったので手持ち不可。

TT600などクリップオンでは深度合成で発光しますので、クリップオンをマスターにすれば発光します。
TT685をマスターにしてスレーブ連続発光出来ました。
TT685では、単純にマスターの発光をOFFにするとトリガーにする事も出来るようです。
出来ればスレーブは2灯以上欲しくなるところで、それが出来てしまうところが面白いです。

実際は写真よりも細目に感じます。	紫陽花にも産毛？があるんですね

いつかは手に入れようと思ってて、やっと入手しました。
変わったギミックのピント指標、別売ですが前後スライド式のフード等、外観だけでも当時のメーカーの力の入れ様が出ているレンズです。

カメラはE-M5?になります。
他にK-mountをメインに、最近はL-mountに手を出してます。

【操作性】
ほぼエンプラの鏡筒でかなり軽量になっています。
ピントリングは扱いやすいですが、フォーカスリミッターは使いにくいです。

【表現力】
マクロを名乗ってるだけはあります。ボケ方も自然な感じで良いかなと。
製品ページにも書かれている開放時の口径食の少なさが特徴ですが、玉ボケはあまり綺麗とは感じません。
個人的に期待していた遠景は良さそうです。

【携帯性】
他マウントでは真似出来ないコンパクトさで、今では少々細すぎる感じはしますね。
別売ですが純正フードは前後スライド式なので逆付けせずに収納出来るのが良いです。

【機能性】
このレンズといえば深度合成です。これは面白いです。

AFに関しては素早く合いますが、迷うと時間が掛ります。
これは他マウントのマクロレンズでも同じなので仕方ないです。

防塵防滴なので、装着・脱着時は固いのは仕方ないですが、これが少々　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　固過ぎるような……エンプラ鏡筒の強度が少し心配です。

【総評】
個人的にはマクロと換算100mm超の望遠レンズとして購入しましたが、期待通りのレンズで満足しています。

折角のギミックのフードが別売りなのが残念なので、満足度は-1しています。

とはいえ本当に良く出来たレンズで、深度合成に対応したボディを持っているならお勧めの1本になるかと思います。

色乗りも素晴らしいものです	マクロ撮影以外でも普通に高画質レンズ	素晴らしい味もありますね
表現力があると思います

小型軽量でレンズ筐体の筒が細いです。
操作性もよく、レバーで設定選択してより高度な撮影を可能としてくれます。
明るく、35?フィルム換算で120?と接写に使い勝手よい基本性能。
描写力に関しては素晴らしい実力で、クリアでシャープ、色表現もよく抜群の写り。
遠景の撮影においても何ら困ることなく、通通に使用しても高画質レンズ。
マクロレンズとして逸品で、通常の中望遠単焦点レンズとしても優秀、しかも軽量！
もういうことなしの１本と思え、多くの方にお勧めできるレンズです。

【操作性】
マクロ撮影ができる
【表現力】
マクロ域で優れている
【携帯性】
軽く小さく細いです
【機能性】
フォーカスリミットはおもしろい使える機能
【総評】
オリンパスPremiereシリーズは前後のフタ以外に何も付いてない製品。便利な純正レンズフードも別に買うしかない。発売日からだいぶん経つのにマイクロフォーサーズでは常に良く売れています。顕微鏡や胃カメラのオリンパスが出したマクロ。
最近はカメラ用ではないLEDのUSBリングライトとかが桁違いに安く売られる様になって、マクロ撮影に良い環境になってきました。

他に類を見ないギミックが，レンズ鏡胴上に設置された撮影距離，倍率を示す表示窓です。赤い水平ラインがAF/MF時に滑らかに移動し，撮影時の距離と倍率を示す。マクロ撮影に強いオリンパスだからこそ考え付いた技術でしょう。

10群13枚（ED1枚，HR2枚，E-HR1枚）と，ズームレンズと見紛うパワー。コントラスト，解像度共に，画面中央部から周辺部に至るまで，安定して高いです。収差は殆ど見て取れない，大変よく出来たレンズです。

オプションのレンズフード LH-49は，ED 40-150mm F2.8 PRO用のレンズフード LH-76でも評判の、着けたままでのスライド収納が可能でロック機構付きのもの。本体購入時に一緒に購入しました。

一部の誤記（誤字）を訂正した再レビューです。
【操作性】　凄く良好。
　・撮影倍率が表示されているのでマクロ撮影が頗る簡単。
【表現力】　マイクロフォーサーズゆえの被写界深度が深いという長所がナイス。
　・開放でも難なく使える。
【携帯性】　軽量、コンパクトゆえに良好。
【機能性】
　１．専用設計のスライド式フードが頗る使いやすい。
　２．フルサイズ換算120mmの望遠マクロなので、小さな草花や虫が撮りやすい。
　３．E-M1 mark?の深度合成機能が簡単に活かせるのが素晴らしい。
　　もっとも自動合成したJPEGでは画質が不満なので、RAWで深度合成撮影し、
　　８~15枚記録されたRAWを現像してからPhotoshop CCで深度合成している。
【総評】　写り、機能、デザイン、長いワーキングディスタンス、いずれも申し分なし！
　7年前E-M5と組み合わせて試し撮りしたが画質に難が有ったが
　安くなったE-M1 Mark?と合わせて購入したところ、画質も不満が無いレベルまでに向上。
＜その他＞
　kakaku.comのクチコミで「レンズ鏡胴が細すぎるので、もっと鏡胴を太くすべき」とのカキコミを見たが、ろくに使いこなしもしないでの的外れなカキコミだと思う。
理由：スライド式レンズフードを使用したときに丁度良い太さになるように設計されており、レンズフードを装着しっぱなしでバランスが取れた形状である。
　これ以上鏡胴を太くすればコンパクトなマイクロフォーサーズカメラボディから這い出してしまうので本末転倒になってしまう。
（ニコンのAF-S 105mm F2.8 マイクロニッコール発売時に「鏡胴が太すぎて不格好で使い辛い」との批評を思い出してしまった。愛用レンズだっかが確かに太すぎると実感していた）

カメラ内深度合成で複眼にピントを合わせても翅をボケさせません。	小さなヤマトシジミの飛翔シーンもアップで。	玉ボケも綺麗です。
7mm程の小さなクモです。	サキグロムシヒキという小さなアブの複眼も簡単に。	虫が続いたのでお口直しに花を。

マクロ撮影において重要なシャープな描写を備えている、とても軽量なレンズです。
細長い独特のデザインですが、これが茂みの中のものを撮りやすかったりします。
何より軽くてコンパクトなので、ポケットに入れておく事が出来るのがとても良いです。

被写界深度の深いm4/3はマクロ撮影は得意分野です。
絞らなくてもよいので速いシャッター速度を確保出来ます。
オリンパス機の強力な手ブレ補正があれば、難易度が高いマクロ撮影も手持ちで簡単に出来ます。

カメラ内深度合成が楽しいです。
作例のような1cm未満の小さなアダンソンハエトリも深度合成を使えばピント面を広げてくっきり撮れます。
接写はピント面が薄くなるので、例えば蝶の複眼にピントを合わせれば翅がボケたりしますが、
深度合成を使えば複眼も翅も両方くっきり写せます。

ボケも綺麗です。
深度合成ならば絞りを開けても被写体はくっきり撮れますので、背景をよりボカし被写体を際立たせる事にも活用出来ます。
ボディ性能をを目一杯使えるので、いい遊び道具になります。

軽くて防塵防滴、三脚要らずなのでいつでも持ち出せて、
気軽にミクロな世界を楽しめるレンズです。

E-M10からE-M5mk3に買い換えたので、深度合成をやってみたくなっての購入です。
楽しいです。
また、中望遠単焦点としても優秀だと思います。
フォーカスリミッターを駆使すれば、フォーカススピードも耐えられるレベルです。
古いレンズなので心配しましたが、今で一級品の戦闘力です。

【操作性】
フォーカスレバーが操作し難いです。
【表現力】
解像感もある上でふわっと柔らかさもある。
【携帯性】
恐ろしい位小さい上に軽い！素晴らしい。少しの隙間さえあればバックに入れれます。
【機能性】
特に無し。
【総評】
とりあえず常にバックに入れておける大きさと軽さがこのレンズの素晴らしい所かと思います。